こんなスペックの私です。
当時気にかけていた(?)はやとくんから、平日の夜にお誘い。
ちょっと浮かれていました。
待ち合わせは中間を取り、東京駅でした。
スーツ姿のはやとくん…ちょっとカッコよく見えたなぁ…。
お店は予約してくれている訳でもなく(笑)、とりあえず一番早く案内されそうな居酒屋へ行きました。
二人揃ってお酒はあまり飲めないのに、なぜかこの時は最初の1杯だけという感じで注文した記憶があります
「急に決めて入ったけど…ちょっと高くない?」
「わかる…なんか相場違うよね…?」
そんなことを話して笑ったような
ただ、3回目となれば会話が弾むと思ったのに、この日ははやとくんがあまり口を開かなくて。
疲れてるのかなぁ…
なんか気を使うなぁ…
そんな風に考えながら、とりあえず思いつくまま会話しました。
お酒の席ということもあり、会うのも3回目。
恋愛の話もしたような気がします。
3時間近く一緒に居たでしょうか。
翌日もあるし、そろそろ帰りましょうかと席を立ちお会計。
帰り際に
「出張先でお土産買ったから、良かったら食べて辛いの好きって言ってたよね
」
と、ご当地土産をいただきました。
それまで婚活をして来て、そんな風にお土産とか貰ったことが無い私。
ましてや、自分好みのものをセレクトしてきてくれるなんて言うのもなかった。
「ねえ、はやとくん。」
「私のことどう思ってるの?」
大して酔って無かったけど、お酒の力を借りる形ではやとくんに言い放ちました
「はやとくんはどう想ってくれてるの…?」
するとはやとくんは困ったな~という顔をしながら照れ出しました。
「も~…俺からちゃんと言うつもりだったのに…」
「えっ」
「なかなか言い出せなくて…」
「うん」
「だから、そういうことです」
はっきりしろよ
「好きってこと?」
「そうです…(小声)」
「なんなのそれ~」
「だって…言うつもりだったけどなんかいつ切りだしていいのかって…
」
そんな会話を改札くぐってからもずっとしていました(笑)
そんな感じで、その日の夜からはやとくんとお付き合いする事になりました。
私から切り出さなかったら、はやとくんはいつ言葉にしてくれたんだろう…
今思い返すとゾッとしますね
まぁ、とっくに別れてますが(辛辣ゥ!!)
はやとくんは愛情表現の豊かな人でした。
何度か仕事終わりにご飯を食べに出かけたことがありましたが
「まだ帰りたくない」
「まだ帰したくない」
そういって、終電ギリギリまでコーヒーショップで粘って過ごしてみたり。
その店内で人が見てないのを確認するとキスしてきたり
完全なバカップルだったと思います(笑)
ていうかほんと私もバカだったなぁ…。
逆を言えば、そこまで自分を欲してくれる愛情ある人に出会ってなかったのかもしれません。
その位、はやとくんとの出会いやキャラクターに救われていました。
続く