マリナーズは21年ぶりにプレイオフ進出し、ワイルドカードゲームも突破。
残念ながらディヴィジョンシリーズで敗退となりましたが、1年通してワクワクさせてもらいました。
今回はTOPPS SERIES1と2のベースカード660枚を集めたコンプリートセット。
初めて買う商品ですが、最近あまりトレカを買っていないので、カードをまとめて手に入れようと思い購入。
マリナーズの選手たちも大勢手に入るので、この機会にチームの総括を兼ねて、この商品に含まれている選手たちのカードを紹介したいと思います。
総勢21名もいるので、前後編に分けます。
JULIO RODRIGUEZ
フリオ・ロドリゲス。今年は彼の存在を抜きにして語れないでしょう。
デビュー年での25本塁打・25盗塁達成は史上初。
イチローがチームの殿堂に迎え入れられる式典でも登場して、ハグしていました。彼が将来、立場を変えて同じ場所に立ってくれることを願います。
またドラフトシステムの変更により、彼が新人王を獲得するとチームは追加のドラフト指名権を得られます。
KYLE LEWIS
2020年の新人王、カイル・ルイス。
しかし故障による離脱が多く、それがつい2年前とは思えないほど影が薄くなってしまいました。センターの定位置もフリオで決まりですし。
しかし現在27歳、年齢的にはピークになりつつある時期。フルシーズン出場してどこまで活躍してくれるか見たいです。
MITCH HANIGER
深刻な故障から復帰した2021年に、主砲として39本塁打・100打点と活躍したミッチ・ハニガー。
当然今年も期待していましたが、捻挫などの故障が相次ぎ57試合の出場に終わりました。
オフにFAとなる31歳。前述の2人をはじめ、外野手の候補は渋滞ぎみですが、さてどうなるか?
JARRED KELENIC
昨年デビューする時点ではフリオに匹敵する評価を受けていたジャレッド・ケルニック。
2年間で.168/.251/.338と数字だけ見ればサッパリなんですが、ふとしたことで覚醒してくれそうな期待感をまだ持っています。
熱いハートを持っているし、応援したくなるタイプ。
DYLAN MOORE
選手交代時に起用されることが多いディラン・ムーア。
打率は.224ながらOPSは.753、OPS+も122と悪くなく、今年はバッテリーを除く全ポジションをこなす使い勝手の良さが光りました。
出場機会が限られるなか、足でも2年連続20盗塁以上を記録しています。
TAYLOR TRAMMELL
今年、メジャーとマイナーの間を激しく行き来したテイラー・トランメル。
フリオ・ロドリゲスの台頭もあり、外野手としての出場機会も減りました。まだ25歳ですが、来季も似た起用になりそうな予感。
TY FRANCE
チームで一・二を争う頼れる打者、タイ・フランス。
打率1割台とか2割2分とかのバッターがずらりと並ぶ打線の中にあって、唯一8月上旬まで3割台を維持していました。
その珍しい名前のため、MLB.tvの中でオール・国家・チームに選出されたことも(他にはジョナサン・インディアやマーク・ポルトガルなど)。
J.P. CRAWFORD
2020年のゴールドグラブ賞遊撃手、J.P.クロフォード。やはり守備の場面が映えます。
打撃は甘く見て平均的というところでしょうか。2022年のシーズン開始後に5年5,100万ドルで契約延長。この契約が終わるころには32歳ということになりますが、なんとかそれまで身体能力を維持して欲しいところ。
ABRAHAM TORO
ときどき派手に活躍する印象のエイブラハム・トロ。
2022年はキャリア最多の109試合出場ですが、打撃成績は.185/.239/.324。好きな選手ですが、これでは厳しいですね。
関係ない話ですが、後ろに写っている人物が大谷君に見えて仕方ありません。
CAL RALEIGH
27本塁打を放ち、捕手としてのチーム新記録を樹立したカル・ラリー。
2022年シーズンは何度そのバットに救われたか、と思います。21年ぶりのプレイオフ進出を決めた試合の決勝弾も彼。
打率は.221ですが、一発があるというのは見ていて心強い。
人柄の良さがにじみ出ている笑顔も素敵。
後半は投手陣および新加入の選手たちです。