2006~2009年ごろのヒット系で一ジャンルを築いていたのが、選手の背ネーム(作り物)にオートが書かれたカード。

以前に2008 RAZOR LETTERMANで一度そういう商品を紹介しましたが、UPPER DECK社も”BY THE LETTER”という名前でヒット系として封入していました。ちょっと昔を懐かしむ意味を込めて、手持ちのカードを紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

JASON BAY   (/110)

2006 UD SP AUTHENTICより。このカード用に作った背ネームとはいえ、なかなかのクオリティです。

当時のパイレーツは2012年まで続く、20年連続の負け越し真っ最中でしたが、その中でジェイソン・ベイは2004年に新人王に。

以降毎年30本前後の本塁打と.900近いOPSを残し、2009年には4年6,600万ドルでメッツに移籍。しかし後に本人が”この球場は自分向きでは無い”と語ったように、成績が急降下していきました。現役最後の2013年にはマリナーズでプレーしています。

 

 

 

 

HANLEY RAMIREZ   (/125)

2006 UD SP AUTHENTICより。

この年にデビューし新人王を獲得したハンリー・ラミレス、当初は毎年MVP級の活躍をする若手でした。2011年くらいから成績を落とし、レッドソックスに在籍していた時には”逆MVP”と評されることも。高いサラリーと低いパフォーマンスが印象的。長期契約が終了した今年は10万ドルでインディアンスと契約しましたが、のちに契約解除となりました。

 

 

 

 

KEVIN KOUZMANOFF   (/50)

2007 UD SP AUTHENTICより。

ケビン・クーズマノフは丁度この年からレギュラーの座を獲得し、最初はパワフルな打撃が評価されていましたが、後には守備力もアップ。

ただし打率だけは上がらず、早くも2012年からはほとんどマイナー暮らしとなり、2014年を最後に引退しました。

 

 

 

 

HUNTER PENCE   (/75)

2007 UD SP AUTHENTICより。

ハンター・ペンスは脊椎が変形を起こしているとのことで、打撃や投球をギクシャクした動作で行うのが目を引きます。しかし通算OPS.793、現役第20位の1,718安打と実績を残しているのは素晴らしいの一言。

このカードは”K”ですが、いったいどこから来た文字なんでしょう・・・チュー

 

 

 

 

MAT GAMEL (/285)

最後は2009 TOPPS FINESTに封入されていたヒット系。詳しくはありませんがUPPER DECKを真似たものでしょうか。

このカードはまだマシですが、FINESTに封入されていたカードはUPPER DECKに比べて文字スペースが狭い傾向があり、窮屈なオートが目立って不評だったということをどこかで読んだ気が。

昨年までマリナーズでプレーしていたベン・ギャメルのお兄さんですが、早く引退したので兄弟で同時にプレーしたことはありません。

 

 

 

 

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令和の世となりましたが、当ブログはそういったものと無縁なので、これからも淡々と続けていきたいなあと思います。

このところ開封した商品が無いため、前後編で記事にします。改めて見て、やはり格好良いと思います。野球で復活して欲しいなあ。