この商品は発売時にAUTOが22枚!?と驚いて買ったものです。一応開封した後よく調べずそのままにしていたのを、ブログを始めたことだし見直してみようと思って記事にした次第。商品としては2007 JUST ROOKIES 1BOX+バイバック12枚という構成で、(/1)が平均3枚も出るというトンデモ仕様。まあ開けてみての評価は人それぞれだと思いますが、KERSHAWやVOTTOなどのビッグネームのAUTOが手に入るかも?という期待感があるのはなかなか良いです。



まずは2007 JUST ROOKIESの開封からいきます。



MARK MELANCON  JUST ST★RS(/100)




2006年に9巡目全体284位でヤンキースから指名された投手。2009年以降はメジャーで毎年投げているので自分も知っている選手ですね。いろいろなチームを渡り歩きながら頼れるリリーフ投手として活躍中です。





JOSH SMOKER




2007年全体31位でナショナルズから指名された左腕。2010年までは先発を務めていましたが、それ以降はリリーフに転向。現在の成績を見る限り、1巡目指名選手としては残念ながら期待に応えられていないという現状で、今後も厳しそう。





TRAVIS D'ARNAUD




2007年全体37位でフィリーズから指名された捕手。肩と守備力に高評価の一方で打率には課題という選手でした。メジャーデビューはやや遅れて2013年ですが、2014 TOPPS CHROMEの広告に彼のカードが紹介されるなど以前高い期待を背負っています。打撃はまだまだ成長途上。





JACKSON WILLIAMS




2007年全体43位でジャイアンツから指名された捕手。毎年40%前後、シーズンによっては50%もの盗塁阻止率を誇る強肩の持ち主。昨年、ロッキーズ傘下に移籍し、今年28歳にしてメジャーデビューしました。おめでとう!





JUSTIN JACKSON




2007年全体45位でブルージェイズから指名された遊撃手。打撃力に高い評価を得ていたもののなかなか開花せず。2013年以降打撃成績が無いので引退したかなと思ったら、代わりに投手成績の方が新しく載っていました。まだまだ発展途上のようですが、セカンドチャンスが得られるほど期待されているようなので頑張って欲しい。





TOMMY HUNTER




2007年全体54位でレンジャーズから指名された投手。チェックリストの中ではかなり有名な方ですね。2008年には早くもメジャーデビューし、2010年には13勝をマーク。現在はオリオールズで抑えを務めています。





TRYSTAN MAGNUSON




2007年全体56位でブルージェイズから指名された長身右腕。2013年のWBCではカナダ代表にも選ばれていますが、メジャーでの登板は2011年のアスレチックスに所属していた時の9試合のみ。2014年はフリーエージェントになっており、まだ引退はしていない模様。





JESS TODD




2007年2巡目全体82位でカーディナルスから指名された投手。身長約180センチとあちらの基準では小柄な方。2009~2010年にメジャーで投げて0勝1敗。チームを変えながら今年もマイナーで投げています。






JOHN TOLISANO




2007年2巡目全体85位でブルージェイズに指名された二塁手。このBOXはブルージェイズ率が高いです(ノ゚ο゚)ノ。そういえばこのころのブルージェイズは当時のドラフトシステムを上手く使っていた印象がありますね。2007年は全体100位までに指名権を7つも持っていました。TOLISANOは現在、最高でAAまでという状況でなかなか厳しいですが、三塁手・外野手もこなして頑張っています。





ELIC EILAND

2007年2巡目全体88位でブルージェイズから指名された外野手。もともと守備力と走力を高く評価されていましたが、思うように活躍できず2010年限りで独立リーグへ。その独立リーグでは活躍するものの1年で辞めており、22歳にして一般人に戻ったのか~と思いきや、2012年からはカレッジ・フットボールのヒューストン・クーガースに所属。フットボールの情報はちょっと見方がよく分からないものの、活躍なさっている模様。はあ~(感心)。







COLE GILLESPIE




2006年のドラフト3巡目、全体92位でブルワーズに指名された外野手。なんか聞いたような名前だな~と思ったら今年マリナーズに所属していた選手でした。まったく想像力が働いておらず不覚。





JON STILL



2006年の4巡目全体133位でレッドソックスに指名された捕手。翌年にはA-A+級で25HR、OPS.961と大活躍しますが、そのわずか2年後の2009年を最後に引退した模様。情報を探しましたが分かりませんでした。




以上、開封終了。この当時のギラギラしたシールAUTOは、おそらく偽造できないようにという配慮で作られているんでしょうが、ちょっとチープな感じを受けますね。昨今の直書きAUTOを見慣れているとちょっと異質な感じもあります。ですが各選手のキャリアを調べて見ると千差万別、山あり谷あり、さまざまな人生模様が見られて楽しかったです。