膝の痛み

多くの方が膝が痛いとつい関節そのものが問題だと思いがちです。

膝のお皿を覆うように付いている大腿四頭筋という筋肉が固まり膝関節の動きを制限して痛みがでる場合が多いです。

特にお皿のすぐ内側が痛い場合はこの筋肉の可能性があります。

もう一つ、膝の更に内側に痛みがあるときは、鷲足筋といって3つの筋肉が集まっている部分の場合があります。

最初にこれらの筋肉が固まって膝関節が動きにくくなります。

それから徐々に関節の動く範囲が狭まって、さらに重心も悪くなり外側重心になる場合がほとんどです。だんだんO脚になるリスクも出てきます。

体重が外側ばかりにいく時、足の指は地面をしっかりキャッチできず外側+後ろに重心がいき、膝の内側に地面に足を着いたときの衝撃がまともにきます。

 

こういう状態だと、腰痛もセットで現れてきて、長期化すると今度は本当の関節の変形に繋がります。

多少の変形の場合でしたら、変形はあっても筋肉の治療で痛みは減らす事ができます。

腰や首もそうですが、骨や関節の変形は最初は筋肉のシコリから始まります。

レントゲンやMRIだけの結果であきらめないで良くしていきましょう!