著者はどんな人?
題名の通り、元FBI捜査官であり、行動分析官も務めた著者(ジャック・シェーファーさん)の本です。
ジャックさんは、実際に他国の外交官を、母国のスパイとしてスカウトしたり、銀行強盗の容疑者の取り調べで、自白を促すなど、半端じゃなくすごい方です!
ジャックさんは、「心を支配する」とは「好きになってもらい、信頼されること」に尽きると言っています。
なぜこの本を選んだのか
私は、相談されることがとても苦手です。相談されても、良いアドバイスができず、力になれなくて、悔しい思いをすることが多いです。
なぜ、良いアドバイスができないのか。
それは、相手の気持ちを読み取ることが苦手で、相手を知ろうとしないからだと思いました。
そのためには、相手を知ろうとすることが大事だと思い、この本を読もうと思いました!
読み進めていく中で方法が分かり、人とのコミュニケーションで、役立つ方法を知ることができました。そして、明日から実践しようと、前向きな気持ちになれましたので、私の解釈ですが、いくつか紹介していきますね。
懐に忍び込む
それは、相手をしっかり観察して、相手の発言に耳を傾けて、どんな気持ちや気分なのかを、読み取ることです。
相手が楽しんでいるのか、疲れているのかを読み取り、そして、楽しそうだねとか、お疲れのようですね、などといった一言で話し掛けることで、気にかけてくれているなとか、感情を分かってくれているのかなと思い、共感してくれる人だと認識しますよね。
自分の気持ちを、組み取って話しかけてくれたと思うと、凄い嬉しいですよね!
言われた立場だとそう思います!
共感を示す
例えば、話す際には目線を合わせ話すこと。また、聞く際には、眉間を上げて「うんうん」と頷くこと。
これが、伝えたい気持ちや、聞いている気持ちを表現することだと思います。
現在、コロナ禍でマスクが必須な世の中、相手が見える場所は目元のみであり、聞こえるのは声なので、目元と声で表現することが、とても大事なんだと感じました。
人の目を見て話すのが、私が苦手な所です。
そのためには、通りすがりの方や、お店のスタッフさんなどで、練習すれば良いのです!目を見て挨拶する、眉を上げてお辞儀をするなど。相手が同じ対応だと、気持ちが届いたとのことなので、心の中でガッツポーズですね!
私は、仕事場でマスクにフェイスシールドを装着しています。皆さんの中にも、装着して仕事をされている方もいらっしゃると思います。
そうなると、なおさら自分の気持ちが伝わりにくいので、目元や声での表現を身に付けると、どんなところでも役に立つと思います!
傾聴する
信頼関係を築くことの一つでもありますよね。私は人の話を聞いている際に、なんて返答したらいいんだろう、次はどんな話しをしようかなど、常に考えていました。
なので、話を聞き逃したり、耳に入らず記憶にも残らず、後日同じことを聞いたりして、前話したよ?などと言われることがあります。
そのため、人の話を聞く時は何も考えず、話に集中することが大事だなと、改めて思いました。理解できてなかったら、〜ってことでいいんだよね?と自分が思ってる解釈が合っているかの確認をすれば良いのです。そこで、前述に記載している、共感も示すことで、相手に聞いているサインを表現でき、聞き上手の完成です!実践あるのみかなと思います!
イヤフォンをはずし、会話を聞く
人の気持ちを読み取ったりするには、想像し予測することが大事だと学びました。
外出した際に、どんなお店でも良いので、イヤフォンをはずし、周囲の人の話を聞く。そして、その人達の関係性や、どんな性格かを想像し、予測する練習をすることで身につくそう!
どんな人か想像し予測できたとしたら、それはしっかり話を聞けている証拠ですよね!
好感度をupし、警戒心を無くす方法
近接+頻度+持続時間+強度=好感度
この法則、すごいなと思いました!
この4つが好感度に直結しており、警戒心をなくし、良い印象を与える要素なんです!
そして、上記に記載した「懐に忍び込む」「共感を示す」「傾聴する」などの内容も織り交ぜると、より好印象で、話しやすいのかなと思います!
人は生活していく中で、行きつけのアパレルショップや飲食店、自宅近くのスーパーなど、それぞれ好きなお店や毎日通うお店があると思います。
私も当然あって、スタッフさんや、お客さんで面白そうな人だなとか、可愛らしい人だなとか仲良くなりたいな~と思うことがあります。
今までなら、出会った瞬間とか、仲良くなりたいなと思った時に、話しかけにいったり、交流を図っていました。
ですが、出会った場所や、その人の立ち位置から話しかけるか否かが大事だ!と思いました。
例えば、行きつけのアパレルショップや、bar・cafeのスタッフさんで、仲良くなりたいなーと思う人がいたらどうしますか?
そこで法則の出番です!
「近接」相手との距離感。
「頻度」接触を重ねる回数。
「持続期間」過ごす時間。
「強度」会話をする。
この4つを活用します!
相手とある程度の距離を保つ。→近接
何度か同じ空間を共有する。→頻度、持続期間
そして、話しかける。→強度
カウンターから目の届く範囲の席に座り、お店に何度か通う。そこで、上記に書いたことを実践する!
お客さんとの会話で、どんな人かを事前に頭の中でイメージして、話題を考えておく。そして、向こうが目線を合わせて挨拶をしてくださったり、いつもありがとうございます、などの言葉を交わしてくれたり、認知してくれたのが分かれば、話しかける。
相手が認知していないのに、いきなり話しかけて、プライベートの話を聞いたり自分の話をする人よりも、いつも見かける人の方が安心感を持てるし、警戒心もなくなる気がしますよね!
こんな出会いの方がすごいスマートな気がします!出会った後に、今まで説明したことなどを、実践してゆっくり時間をかければ、もっと親密になれる気がします!
お店なら通えばいい!いつでも会えるんだから、焦る必要はないと思いました!気になるお客さんがいたら、仲良いスタッフさんに、どのくらいの頻度や時間帯に来ているか、聞いてもいいのかなとも思いました!
これは女性や男性、どちらに対してもできることだと思います!
この本を読んで感じた事
話を聞くことや、気持ちを読み取って話しをすることが、どれだけ大事かを改めて感じました。生きている中で、自然とできている人が、ほとんどかもしれません。ですが、ぼーっと生きてきた私にとって、響くものがありましたので、ご紹介させていただきました!
気になったら、是非読んでみてくださいね!
元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法- 漫画・無料試し読みなら、電子書籍ストア ブックライブ


