■8月15日(月)
※きょう訪問した場所:石巻市渡波地区 ※内容:黄金浜近辺の側溝掃除


◆一日目と同じところに行くということで故郷に帰る気持ちでした。
一日目にそこで家族愛を感じたんだと思います。午前中は体が重くて、役たたずな私に嫌気がさしましたが、お昼に会館で頂いた梨とお味噌汁とお魚が本当に体と心が満足しました。
おばあちゃんのお家に来たみたい(^^)被災当時に、黄金浜の会館にボランティアで集まったかたたちが、今はそれぞれの現場でトップのリーダーに育っているという話を聞きました。
教会でもリーダー育成をよく言われますが、ここに形が出来てるなと思い感動しました。
メイクセラピストさんの姿は輝かしかったです。被災地の為に自分の特技を生かすって素敵だし輝いて見えました(*☆v☆*) 
私に出来ること…探してみたいと思います。
きょうは15陣のメンバーとこの4日間の歩みで印象的な内容を共有しました。私はいつもの如く素直に思いを言えませんでしたが…(´v`;) 
最後にキャプテンが「この陣は秘めた熱いものがある。でもそれを出しきれてないんじゃないですかね」と話してくれました。確かに…と思わされました。
私は昔から自分の思いを殺して生きて来ました。み旨にきて少しずつ素直な自分の気持ちに耳を傾けられてきましたが、今回ここに来て、心に大きな壁を感じています。
自分が気付かないところでセーブしてる感情があるなと思っていたので、キャプテンの言葉でまさに神様から「優香思う存分やってこい!大丈夫だから、心配するな」と肩をばしんと叩かれた心地です。
神様の願いを知った1日でした。悔いのない残り3日にしたいです。




◆活動4日目です。折り返し地点です。きょうは初日に行った黄金浜の泥はけをしました。午後はメイクセラピーの方が黄金浜会館に来ていたので、街のかたにメイクする姿を見たり、実際メイクもしてもらいました(*^o^*)/笑
初日にも伺った黄金浜は、家族愛を感じる場所です。みんな、とてもあったかいです。
ボランティアという目的で集い合わせましたが、1人1人のかたとの出逢いにとても縁を感じます。
午後に来られたメイクセラピーさんたちは、地元が宮城県で、「自分たちが今、被災地に1番出来ることはメイクセラピーである」と言って、今回メイクしに来られたかたです。
朝、被災にあった魚屋のお母さんと話しました。「3ヶ月くらい水も出なくて、髪や顔を洗えなかった。けれど、そんな所にさえ当時は気がまわらなかった」と言っていました。
でもふと、自分の顔を見た時に「私、こんな顔で生活してたんだ」と驚いたそうで、「最近、髪を切ってもらったんだ~(^-^)」と、ちょっと嬉しそうに話してくれました。
そんな話も聞いていたので、きょうの午後、メイクでキレイになって喜んでいる女の子や、ご婦人やおばあさんを見て私もとても嬉しかったです。いろんな方法で被災地にかかわることが出来、そして自分個人の中でも、被災者のかたを勇気付けることも出来るのかなと思いました。
作業が終わり、黄金浜会館の前で最後、中心の方が、「眉間にしわを寄せてやるのがボランティアではなく、みんなで笑顔で力合わせて楽しくやることがボランティアだと思う!!」みたいなことを言われていて、本当にそうだなと思いました。
大変だからボランティアをする。そういうことではなくて、家族だから支え合う。人は人との繋がりの中で生きているんだ。とその言葉を通して感じました。家や家族や夢を失ったかたたちが、明るく笑顔で前に進んでいる。
きょう話したおばあちゃんも、家を流されたのに、私のことを心配してくれて、笑顔の素敵な優しいおばあちゃんでした。
被災地は、困難な時に力を合わせ、明るく乗りきろうとしています。そんな姿に私自身が力をもらいます。黄金浜は、自分の第ニの故郷と感じる様な、そんな場所です。
きょうの夜は、みんなで初夕飯作りでした!!食事の風景も、車で移動する時の会話も笑いも本当に楽しくて、家族みたいです。ずっと、みんなで笑っていたいと思うような感覚を15陣のメンバーといて感じます。みんなが為に生き合う姿。笑いであふれるキャラバンに幸せを感じます。
人は1人で生きていくことは出来ません。
人は人との関わりの中で生きています。
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