日は作業3日目。朝、4、50代のツダさんという地元の方でボランティアをしている人の話を聞いた(自分は地元だからボランティアじゃないといっていた)。被災で家族を失い、自分だけ生き残った人たちの抱える精神的ダメージを伝えてくれた(だから、ボランティアの方がありがたいというようなことを言ってくれた)。その話と「ボランティアありがとうございます」「よろしくお願いします」と言って頭を下げる姿を見て泣きそうになった。黄金浜で側溝作業。今日は別のチームの人とも行ったので(15人くらい?)、あっという間に進む作業が気持ちよかった。作業は早く終わった。久しぶりに青い空を見た(今日は晴れ)。黄金浜は、家の一階まで津波が来たそうで、一階崩壊している家をよく目にした。もうこういった家も見慣れてしまった。作業後、片付けやお昼をとった会館でフジタさんから災害直後の様子を聞いて、ショッキングだった(遺体がいくつも転がるような現場でも自衛隊は最後まで来なかった)。フジタさんからは、被災者でありながらも「俺たちがやるしかない」というような力強さを感じた。