最終日の今日は、午前中一昨日伺ったおばあさんのお家の中を掃除、午後から側溝の掃除をしました。 おばあさんは、私達のためにワカメのお浸しを作ってきてくださいました。 でも 午前の作業後すぐ別の場所に移動しなければならないことを伝えると、とても寂しそうでした。 その姿が私の祖母にそっくりでした。 私の祖母は、遠く離れて独り暮らしをしていました。お盆やお正月に帰省すると、いつも手料理で迎えてくれました。祖母の家から帰るときは、私達の車が見えなくなるまで手を振り続けてくれました。いつも心が痛みました。 今日作業が終わり、バンに乗っておばあさんの家を出発するとき、おばあさんもまたずっと手を振り続けてくれました。 神様は、この一週間で何を教えてくださったのだろうと振り返ってみると、やっぱり みーんな家族なんだということだと思います。その情を学んできなさいと 石巻に連れてきてくださったのかもしれません。 ひとまず今回の作業路程は終わりましたが、復興に向けての道はまだまだ終わりません。 小さな力でも、確実に前進のための助けになります。環境が整うなら、ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思います。 明日、朝一番に石巻を出発します。