今日は夜中降った雨の影響で肌寒い朝でした。私たちの泊まっている場所は石巻市専修大学のグランドです。テントや車が置かれ、ボランティアに来た方が過ごしています。

今日の活動場所は、前回7陣で活動したお店のご自宅でした。家の前の道路の溝にたまった土やヘドロを書き出し袋に詰めて運びます。こんなに真っ黒くて、異様な土を見たのは初めてで衝撃的でした。
今回は私たちのチームと他の方とも一緒に活動しました。
同じ目的を持って集まって、被災地の為に活動している場がとても素晴らしいな、と思いました。

全国から集まる方達は、人情深く、常識に囚われず相手を愛そうとする、そんな気持ちがあるのだろうな…と感じました。

一緒に活動したおじさんから、「統一教会の方達って本当に頑張るよね!すごいよ!」と言われとても嬉しかったです。これまで歩んできた兄弟姉妹が証しになっているんだなと実感しました。

午後は公民館に行って写真の復旧と整理をしました。津波や火災で崩れてしまった瓦礫の中から、自衛隊や警察が写真やアルバムを拾ってくれています。それをボランティアで泥を落としたり、吹いたりしてきれいにしていきます。それを掲示して本人が取りに来れるようにしています。

教えてくれた方から「大事なものだから丁寧に扱って下さい」
「持ち主の気持ちを考えてやって下さい」
などアドバイスを頂きました。

写真を見ながら、この方は今どうしているのか…と胸がいっぱいになりました。
被災地の為になる活動は外的なことと、内面的な心のケアも必要なんだと思いました。

毎日他の方から声をかけられ、統一教会として証しながら歩んでいます。最初はちょっと緊張しましたが、ここではそんな心配はいりませんでした。

このような環境で協力し合う場において、そんなことは関係なくなるんだな…感じました。