6日目の感想です

今日は訓読のみ言から、お父様がノミやシラミを通して神様から与えられる時があるというみ言に相対させられ、常に神様は何を通して働かれるかわからないから、心情を研ぎ澄ませて様々な事象、現象を捉えていく必要があるのだと思い、今日はそういうところを意識しながら出発していきました。



今日は昨日から引き続きの藤岡さん宅の作業をしていくことになりましたが、他の一般の方々も4人参加されて、総勢10名の作業となりとても刺激を受けました。訪れるやいなや「よく来てくださいました!」と、本当に来てくれることを待ちわびていたんだなという気持ちが伝わってよし!頑張らなければと気合いが入りました。

最初は昨日外に出した家具を30メートル先の回収場所まで移動させる作業を行っていきました。物がとにかく多いのと、移動させる距離も長いので、一緒にコンビを組んでいた仲沼兄弟が「正にフンナムですね、カマスですね」と言ってきたので、確かにその通り!だと思わされました。朝訓読したところがちょうどフンナムのところだったので、やっぱりそういう心情を感じられるような環境を与えられるのだなと思いました。

午後から私と仲沼兄弟が二階のタンス整理を引き受けて作業している時に、藤岡さんご主人のお話しを聞くことができる機会があって、最初は地震当時の話しから仕事場が地震で大変だったというところから、どんどんエスカレートして過去の仕事場であった体験談をマシンガンのように話されていったところがありました。作業を止めて聞いていたのですが、40分近くも話されていたので、そろそろ区切らないと作業が進まないからそろそろ話しを切ろうと思っていた時に、ご主人のお話の中でとても与えられたところがありました。

ご主人は、合板を製造する仕事をしていたのですが、長年取締役をやっていて製造ラインを一手に引き受けていて、そういう話しの中で、会社のポリシーというか理念があったようで、いかに自分達の納得のいく製品を作るかというところに重点をおいていたようなのですが、あるコンサルタントの方との出会いとその方のアドバイスを頂く中で、自分達がこういう製品を作りたいというのではなく、お客さんが何を求めているのか?という、お客さんの立場に立って製品を作っていかなければならないとか、小さな目的のから大きな目的に拡大していくのではなく、大きな目的があって、その目的を達成させるために小さな目的を立てていくとか言われていくなかで、その藤岡さんご主人が転換され、工場も成功していったという話しを聞いて、これは正に侍るということの大切さを言っているし、ビジョンの大切さ、全体目的の重要性を言っていたので、感激してしまい、思わず「あー!あー!あー!あー!」と頷いてしまいました。

そうか!

神様が何を求めているのか?現地の人達が何をしてほしいのか?

大きな展望を持ちながら、それをどう具体的に段階的に達成していったらいいのか?

正にそういうことを神様がご主人を通して教えて頂いたような瞬間でした。

なんの意味があって、ご主人が長話しを聞かなければならないのか、朝の訓読の内容そのままに、意味のあることなのだと思い、さすがに感動させられました。

最後に藤岡さん宅とお別れする時に、藤岡さんお母さんが泣き出してしまい本当に感謝しているんだなという気持ちが心から伝わって、為に生きることに素晴らしさを心から実感させられました。

今日を体験を本当に生かしていきたいと思いました。