喫煙と糖尿病の関係について、2007年に詳細な疫学研究の
分析(対象論文25、調査人数1200万人)が発表されました。
その結果によりますと、喫煙者は非喫煙者よりも2型糖尿病の
罹患率が1.6倍高いそうです。
(2型糖尿病とは、血糖値を下げるインシュリンの効果が減少し、
血糖値を正常にコントロールできなくなった病気です)
さらに、喫煙量と罹患率には正の相関があり、特に
ヘビースモーカーでは罹患率がさらに高いと報告されています。
喫煙のストレスが、血糖値のコントロールにまで負担をかけてしまうんですね。