こんばんは、むさし屋です。


今日のむさし屋的インテリアは、

ボビーワゴンをご紹介。



ボビーワゴン、と聞いて、みなさんはどんなものを想像するでしょう。










・・・ちがいます。彼ではありません。



ボビーワゴンとは、

1960年代を代表するデザイナー

ジョエ・コロンボ氏が作成した、

機能美を追求したワゴンです。



ジョエ・コロンボ氏は、

1971年にこの世を去ったのですが、

没前10年の間に、イタリアデザイン界にその名を刻むほど、

数々の名作を残しました。



その中でも、世界中で大ヒットしたのが、

このボビーワゴン。



先日、私も上の写真と同じ、

黒の3段のボビーワゴンを手に入れましたので、

今日の紹介となりました。




上で黒の3段と書いたのにはワケがあります。

そして、そのワケこそが、ボビーワゴンが大ヒットした理由。

このワゴンは、段数、そしてトレイのサイズや数、色を

非常に多くの仕様から選べるのです。


幅40cmほどの直方体を、

あますとこ無く収納にあて、どの方向にもなにかしらの物を置ける。

一番上の段にあるトレイはワンプッシュで開き、

底板をはずせば大きなものを収納するスペースも出来る。


それでいて、部屋に置いても違和感の無いデザイン。


キッチン等に置いても便利ですし、

医療界や美容関係でも実際に使われているようです。




単なる『収納』として考えれば多少値段も張りますが、

便利でオサレなデザインの収納と考えれば、値段にも納得できるのではないでしょうか。



しかも、このワゴン、

普通にお金払えば誰でも買えるものなのに、

(といういいかたも変ですが)

ニューヨーク近代美術館・MOMAの永久展示品なんです。

美術館に展示されているものが、手頃な値段で買える・・

というのも、あまり無い話なのではないでしょうか。




とりあえず、物が徐々に飽和状態になりつつあるむさし部屋(相撲部屋みたいだな)にあって、

とても有意義な活用をされているインテリアといえます。



今回は展示処分品を安く買えたというのも購入理由にはありますが、

いい収納の購入を考えている方には、是非お勧めしたいアイテムだったりします。





なお、現在、むさし屋のボビーワゴンの

一番手に取りやすい位置にある収納に入っているもの

それは、





駄菓子屋で買ったお菓子群

だったりします。





こんなに情けない使われ方をしたボビーワゴンもそう無いと思いますが、

むさし屋に買われてきた時点で諦めろよ、ボビー。



                むさし屋。