改めまして、東日本大震災で被災された皆さまにお見舞いを申し上げますと共に、被害に遭われて亡くなられた皆さまのご冥福をお祈り申し上げます。

 武蔵野学院大学・大学院・武蔵野短期大学及び武蔵野中学校では、震災後の19日に卒業式を取りやめ、学位と卒業証書の伝達式のみを行わせていただきました。

 そのような中、沢山の卒業生やご家族・ご関係の皆さまにもご来校いただきまして、誠にありがとうございました。


 武蔵野学院の各学校では、施設の中長期計画で、校舎や施設の耐震工事を7年かけて行って来ました。昭和56年に震度7でも耐えられる建築を命じられる以前の建物は全て耐震工事を行い、昨年箱根芦ノ湖レジデンスの体育館を耐震工事することで、全て終了していました。

 その矢先の震災ということでしたが、おかげさまで施設への被害はありませんでした。

 しかし、現在講堂については、節電の観点と再検査を実施することから、使用を差し控えております。


 つきましては、武蔵野学院の各学校での入学式は予定通り行いますが、規模を大幅に縮小して開催させていただきます。

 新入生及びご家族・ご関係者の皆さまにおかれましては、決してご無理をなさらず参列いただきます様お願い申し上げます。

 また、会場によっては、ご家族・ご関係者の方々にご不便とご面倒をおかけする場合もありますので、その点もどうぞご理解とご協力をお願い申し上げます。


 いずれにいたしましても、まだまだ首都圏も原発問題や電力問題等色々な課題がございますが、学校は予定通り新年度の計画を実施する予定でございます。詳しくは、武蔵野学院の各学校のホームページをご参照くださいませ。

 尚、29日から31日までは、春休みの閉鎖期間となり、電話等の問い合わせは出来ませんので、お含み置きください。


 それでは、新入生の皆さまと4月に笑顔でお会い出来ますことを楽しみにしております。


                 学校法人武蔵野学院 理事長
                 武蔵野学院大学 学長   高橋暢雄