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うんとこどっこいしょ。
＜本日の気になった芸能ニュース＞
●『NMB48、芸人になって映画デビュー！山本・小笠原・小谷を直撃』
6月にシングル「僕らのユリイカ」をリリースする、NMB48。8月には映画『NMB48 げいにん！THE MOVIE お笑い青春ガールズ！』も公開予定と、のりにのっている。主演の山本彩、小笠原茉由、小谷里歩に見どころなどを聞いた。（写真は筆者撮影） 6月19日に7枚目のシングル「僕らのユリイカ」をリリースする、大阪・難波（なんば）が拠点の元気なガールズ・ユニットNMB48（エヌエムビーフォーティーエイト）。8月にはメンバー出演の初映画『NMB48 げいにん！THE MOVIE お笑い青春ガールズ！』も公開予定と、のりにのっている。主演をつとめた山本彩（やまもと さやか）、小笠原茉由（おがさわら まゆ）、小谷里歩（こたに りほ）に沖縄国際映画祭の会場で見どころなど語ってもらった。（写真は筆者撮影）
――映画見させていただいて、“かわいい女の子は、漫才やってもやっぱりかわいいんだ！”と納得しました。
山本：ホントですか～！？ 出演者はメンバーや芸人さんで、スタッフさんも知ってる方が多かったので、いい意味で普段の私たちという感じで、楽しみながら撮影していました。
小谷：でもちょっと違和感！ 映画が完成して、演技をしている自分をマジマジと見ると、何しちゃってんの～みたいな。ちょっと恥ずかしいです。
小笠原：撮影中いろいろ勉強になりましたが、スクリーンの映像を見て新たに学べることがあったり、気づく点もたくさんありました。もっと演技が上手になりたい、とも思いました。
――女優魂が燃えてきたんですね！ うわさによると、撮影2日前に台本が渡されたそうですが……。
3人：本当です。
小谷：ドッキリだったんです！ 取材だと集められ説明を受けていたら、違う部屋に呼ばれて、実は映画……みたいな。
山本：やるしかない、ですよね。スグ衣装合わせや読み合わせが始まりました。うれしくて、みんなワクワクしてました。台詞を徹夜で覚えましたが、全員同じ状況だったので頑張れました。“こんなにも私たちのことわかってくれてるんや～”と感動する位、スタッフさんたちが私たちのキャラクターをそのまま活かしてくれたんです。撮影期間は1週間位ありましたが、違う仕事をこなしながらやっていたので、数日で撮影しました。
小谷：これから何でもできそうです。恐い物なし！
――撮影時のエピソードを教えてください。
小笠原：まーちゅんって呼ばれている私と、りぽぽと呼ばれているりほちゃんで、普段「ちゅぽぽ」っていうコンビを組んでいるので、同じコンビ名で映画で漫才できると思いきや……
小谷：変わっちゃったんです、コンビ名が！ 立ち位置も逆。
小笠原：そこが、映画ならではかな。「ちゅぽぽ」という名前を使わない、りほちゃんとのやりとりを楽しみました。「ちゅぽぽ」という名前が浸透しているかは、知らないですけどね（笑）。
小谷：2人で漫才できて楽しかった！
山本：タイトな撮影だったので、ストーブの前でうとうとしてしまって……思いっきり頭をぶつけそうになって、スタッフさんに助けられました。顔面ヤケドする寸前！ でもおかげで目が覚めたので、良かった（笑）。
――みるきー（渡辺美優紀）さんは、山本さんにとってどんな相方でしたか？
山本：キャラクターの背景など深い所を知って、やりとりしたり漫才してみると新鮮な感覚でした。コンテスト決勝戦という設定の漫才シーンは、とてもやりやすかった。普段も「さやみるきー」って名前で2人で漫才をやっているんですけど、映画でも漫才できた！
――漫才やコントなどで人を笑わせるのは難しいと思いますが、その点はいかがでしたか？
小谷：「なんでやねん！」の言い方も無限大にある。1本の漫才に5～6個「なんでやねん」が出てきて、全部同じ風に言っても面白くないし、間とかも考えないとあかんし。めっちゃ難しかったです。台本が面白くても、演じる人によって違うんですよね。
小笠原：改めて芸人さんってスゴイな、って痛感しました。私たちもお笑い好きやけど、実際やるってなると思うようにいかないんですよ。モノボケの使い方を後のち理解したりとか。瞬間的にパパって出てくるようになるには、修行や場数が必要かなって思いました（笑）。
――お笑い芸人になりたいと思った事なんて、今までないですよね？
小谷：面白くはなりたい。
山本：普段から笑ってもらえるのが、一番気持ちいいというか（笑）。「かわいい」って言われるのは、すごい違和感。
小笠原：かわいいより、面白いがうれしい。
小谷：NMB48は、かわいいってあまり言われないよね（笑）。
小笠原：今日良かったよ、面白かったよって感じ（笑）。
山本：ひと笑いとったら、さすが～とかですね（笑）。沖縄国際映画祭で「かわいい」って言われて、私たちまだアイドルなんだ～って思いました。
小笠原：「かわいい」って言われるのがうれしかった。
小谷：かわいこぶっちゃう自分がいました（笑）。関西では、面白いこと言えなかったら「調子悪いね」ってことになるので、芸人んさんの感覚と一緒だと思います。
小笠原：芸人さんとはレベルは違うけど、笑いを追求しています！
――映画が完成して活動が広がりましたが、今後個人でやっていきたいことは？
小谷：将来女優さんになりたい。この映画で学んだことを、次のお仕事に活かしたいと思っています。いつもヘタレって言われて弱い役をしているので、強くてかっこいい女性を演じてみたいです。
山本：私の将来の夢は、シンガーソングライターになること。演技は得意じゃないんです。でもこの映画のおかげで、演技に興味を持てたので、出演した映画の主題歌も担当するとかできたら、新しくてカッコいいと思います。NMB48にいる間は、いろんなことをたくさん経験できるといいなと思っています。
小笠原：今年はR－1グランプリとかに出させてもらったので、バラエティ番組にもっと出たいです。NMBの中でのバラエティ班、AKBでいう指原さんみたいな存在になれたらうれしい。面白い事しろって言われてもできる訳ではないですが、好きなジャンルをお仕事にできるのはいいことだと思うので、バラエティなどに出たいと思います。
――最後に映画の思い出や、アピールをお願いします！
小笠原：みんなで豚汁を飲んた時、ほっこりして泣きそうになった。
小谷：撮影が2月の初めで、寒かったんですよ。だからみんなで豚汁飲んであったまって。
小笠原：りほちゃんがおばあちゃんみたいにシワシワで、ストーブの前で「体にしみるね～」って豚汁3杯ぐらい飲んでましたよ～（笑）。
山本：外の撮影の時は寒くて唇が震えたりとか口の色が変わっちゃったりとか、抑えられませんでした。それが伝わらないようにするのに苦労しました。友達や家族、自分の近い人が映画を見るのは恥ずかしい気持ちですが、たくさんの人に見ていただきたいです。家族が漫才シーンを見て、「あんたもう、芸人やん！」って言ったんですよ。それ位、頑張った作品なんです。（取材・文責：饒波貴子）
(この記事はエンタメ総合（サーチナ）から引用させて頂きました)
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