本編は5分30秒後から。

やー、これキングオブコント出たら優勝してしまうのでは。

お前らこれぐらいやれよって声が聞こえてくるよう。

すごいなぁ。

大「ダメだねー、においが取れない。もう木の家つくろっか。」


先日の異臭騒ぎの影響で、
3匹は新しく木の家を作ることにしました。


トンテンカン、トンテンカン、カランコロンカラン、レイコー2ツ。
休憩をはさみながらゴミが家を作り上げました。


そのあいだに、大と中はあまった木でアートをつくり、
またメルカリで売りました。
これがのちのホワイトハウスです。


3匹が庭つき木造平屋建てでくつろいでいると、
また悪いオオカミがマスクをしてやってきました。

 

 

⑤へつづく

オオカミはシャツの袖をまくり上げ、


オ「よっしゃ、こんな段ボールの家なんか俺の大きな息で吹き飛ばしてやる!
  オラァ!ふぅーーーーーーーーーっ!」



オオカミはものすごい息を家に吹きかけました。


すると2,3分して、ガチャ、と3匹がドアをあけました。


大「ちょっと何食べてます…?ダメだこのにおい…。窓も全部あけて!」


中とゴミは鼻をおさえながら、

なかでバタバタと窓をあけたり、換気扇を回しています。


オ「え…。あ、ごめん…。そんなつもりじゃ…。」


オオカミはすぐにマスクをつけました。
それとなぜだか母親の顔が浮かんで、
すこし泣いてしまいました。


オ「ごめん、なんか今日は帰るね…。ごめんなさい。」


中「元気出しなよ。これ。」


オ「…?なにこれ?」


中「しっぽ。さっき取れたからあげるよ。疲れたときとかに飲んで。」


オ「ありがとう…。」


オオカミは肩を落として帰っていきました。



④へつづく

まずは段ボールの家からです。


ゴミはスーパーマーケットに行き、
段ボールをもらってきました。
店員が「今日の特売品…?」と話しかけてきましたが、無視しました。


ゴミはさっそく段ボールで家を作りました。


そのあいだに大・中はあまった段ボールでアートを作り、
メルカリで売りました。
これがのちのダビデ像です。



その夜、3匹が段ボールの家のソファでくつろいでいると、
そこに悪いオオカミがやってきました。


ピンポーン。ピンポーン。ドンドンドン。


オ「おーい、ブタちゃんたち。浄水器はいりませんかー。
  いるだろー。必要だよなー。開けろコラ!!」



ガチャガチャガチャ!ガコン!
オオカミが新聞受けからこちらをのぞいています。


3匹は震えあがっていました。
中はあまりの震えでしっぽが取れてしまいました。

 

 

③へつづく