弱~いチームです。

でも好き。

できの悪い子ほど、構いたくなるものなのかもしれない。



野球は投手!とかよく言うけれど、やっぱりそこが不足しがちな我が陣営。

今年のキーになりそうな選手を5人挙げると、



<先発>

山口俊 高卒5年目 23歳


この選手に関しては、言わずもがなというところ。

去年は抑えを任され、序盤は無双。

まさに相撲を思わせるガッチリとした体躯から150キロ前半の、伸びのあるストレートをビュンビュン高めに投げ込み、まともに前に飛ばさなかった。

だが中盤からは、不安要素を露呈。

イニング跨ぎや連投、セットポジションによる、球威、制球力の大幅な低下が見られた。

巨人戦で三連発打たれた頃から自信を失い、その後は打たれたり抑えたり。

結局は18セーブを挙げたものの、抑えとしては高すぎる防御率3点台に終わった。


この選手の課題は、体力、その次に変化球。

今年は尾花さんの構想からして先発に回ると言う。

2イニング投げただけで、ハァハァする山口に、先発という重責を背負うポテンシャルがあるのかどうかということになる。


変化球はスライダー…ぐらいしか覚えていない。

スライダーは見極められ、去年の決め球はほぼ高めのストレート。

でも曲がるときは曲がるし、空振りを取るシーンもあった。

先発で球威も落ちるわけで、決め球をどうにかしないと難しいだろう。

スライダーの精度を上げ、いつでもカウントを取れるような変化球を習得することが、活躍の道しるべになるような。


正直加藤武治なんかとダブるが、この策が吉とでるか。

でもせっかく作った抑えを先発にしたんだから、1年間ローテーションを守るぐらいはしてくれないと困る。




意外に長くなっちゃったので、二人目~からはまた次回以降。