住まいを考える時、一度は 『風水』 の事を気にされた事があるのではないでしょうか?
それってどうなの?とよく聞かれますが、私の結論としては
『気にする必要はない』
と思います。
だって、西の方角にに金色の物置いてもお金貯まらないですよ
基本、風水というのは [統計学] のようなもじゃないかと思います。
昔からの暮らしの知恵の積み重ねなんですよね
[北東の水場は凶]
⇒日が当たらず寒い!
日影はカビやすい!
[南にトイレはNG]
⇒せっかく日当たりのいい空間をトイレにするのはもったいない!
(でも日当たりのよい水場は心地よかったりしますよね)
と、以外と普通に考えれば当たり前、という事が多いんです
昔は問題だった事が現代では、サッシを二重にする、高断熱の外壁にする、などの技術でカバーできる部分が多くなってきています。
なので、あまり風水について考えすぎる必要はなく、自分が住みやすい間取りにされる事の方が重要だと思います。(考えすぎて逆に住みにくい空間になってしまう方がむしろ良くないです)
ただ、風水にも良い側面が2つほどあります。
【1つ目:そう思い込む事は大事】
「願えば叶う」、と言います。
例えば、「お金持ちになりた!」と思って西に金色の物を置いたとします。
毎日それを見て意識します。(置いてるだけでは絶対お金はたまりません)
その想いが強ければ強いほど、お金持ちになる事を考えるようになります。
「どうすればお金もちになれるかな?株でもするかな、起業でもするかな」とか、実際に行動し始めます。
結果、『西に金色の物を置く』、という事が『お金持ちになる』という事につながるケースはあるかと思います。
そういう意味で風水は夢を叶えるきっかけにはなります。
【2つ目:物にも心がある】
「生命」ではないかもしれませんが、物にも心はあります。
人間の体も炭素元素が50%で出来ています。
プラスチックも炭素原子と水素原子の組み合わせで出来ています。
原子核の廻りには電子が回っており常にエネルギーを発しています。
そう考えると、人間も物も同じようなエネルギー体だと思うんです。
「Oリングテスト」というものがあります。下図のように親指と人差し指をくっつけて輪をつくります。それを他の人に引っ張ってもらって指が離れるか、離れないか、というテストです。
例えば、普通の状態でぬいぐるみを反対の手に持ってこのテストを行います。
そうすると、簡単には輪っかは離れません。
次に、ぬいぐるみを床に落としたり、叩いたりした後、同じテストをやります。
そうすると、簡単に輪っかが離れてしまいます。
元々は体の不調の部分を発見する為に考案された診断法なのですが、その物が自分に良い影響を与えているか、そうでないか、などの判断にも使われたりします。
ちょっと、嘘っぽい気もしますが、面白いので試してみてください。
(心理的な要因が大きいのだと思いますが、逆にあまり気にしてないような事でも心理面では影響をうけてる、って事なんじゃないかと思います)
ちょっと話がそれましたが、好き物、好きな空間に囲まれて暮らす方がよっぽど幸せになります。
あくまで風水は参考にとどめ、ご自身が心地よいと思われるお家づくりを大切にしてください。