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忍さんのブログ

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先月から今月にかけて、、、花粉症の季節、、、泣きそうや。

 

仕事、プライベートで外出する時は、、、必ずマスク着用!!

 

マスクせな、鼻水が出まくって、、、かなんわ。

 

前回の記事『武道・武術の段級制度の否定 』で書いたように、私自身、段級制度に関して、否定の立場をとっております。

 

沖縄空手の偉人が雑誌の取材で、段級制について、以下の通りに答えとりました。

 

【昔の沖縄では段位制なんて存在しませんでした。許田先生からも「高段位をもらったからといって、これで終わりということではない。昔の沖縄では○○先生に師事して、何年やったかが評価された」と話されました。】※1

 

今、現在の段級制度を必要やと思うとう武道・武術をする人達にとって、「ほんまに段級制度って必要なん?」と考えてほしいと思います。

 

今の私の考えは上記の通りですが、昔は今と少し(?)ちゃいました。

 

学生時代、実戦で有名な「○○流」に憧れ、当時通っとった学校の最寄りの駅から電車で約10分・駅から歩いて約5分で着く

「○○流〇会○○道場」を知りました。

私は、「○○流〇会○○道場」に入門して、強なって黒帯を取りたい言う思いがありました。

 

「○○流〇会○○道場」に入門した言う思いはあったものの、

学業とアルバイトを優先しておったため、そのことを心の中で言い訳にして、見学・入門せんと学生生活を終え、卒業後も長い間後悔しとりました。

 

卒業して、仕事についてから、、、

 

もし、あん時「「○○流〇会○○道場」に入門して、テスト勉強の期間やテスト当日など以外に、毎週欠かさんと稽古に参加しとったら、

 

今の自分より、心も体もはるかに強なっとったかもしれへんし、その当時念願やった黒帯も取得しとったかもしれへんな。

 

今の自分よりも精悍になっとったかもしれへんし、ずっと長いこと修行して、更なる強さを求めとったかもしれへんな。

 
そんで、何より気持ちが充実しとったかもしれへんな。と想像しとりました。
 
5年以上も経ち、その当時の自分を改めて振り返り、じっくり考えてみました。
 
学生時代の私は、「○○流〇会○○道場」と(「○○流〇会○○道場」)の黒帯を「ブランド」そのものやと言うことに気づき、
 
そん時の私は、段級制度に縛れてとったと言うことが分かりました。
 
あん時は、「○○流〇会○○道場」に入門せんかった自分を責めとったんやけど、後々考えてみて、入門せんかったことも正解やったし、
 
良い勉強をさせてもうたと思うとります。
 
おかげで、「段級制度はいらへん」ことに気づきました。
 
今となっては、懐かしい思い出です。

 

※1 『月刊 空手道』 2003年10月号から10頁より一部抜粋

私は、武道・武術の段級制度に関して、否定をしとります。

 

その理由は、

 

①人柄・技術的の優劣に関して、段級制度は、関係あらへんこと。

(人間性・技術的に問題のある高段者がおったり、初段・級位者で人柄・技術的に優れた人がおると言う現実。)

 

②(①と一緒で)流派・会の上層部が、試験を受ける人の性格・技術を判断せんと、範士・師範の資格を与えること。

(人間性・技術的にあかんような人が、所属先の流派・会の「範士・師範」を権威の道具として使い、名乗ることがあるらしい。)

 

③(試験を受ける人が)昇段・昇級試験の時だけ、必死に「(試験用の)型」を覚えようとする。

その試験用の「型」は、実戦の「型」として、全く使えへんようになる。

 

④仕事休みの曜日と(自分がやりたかった)武道・武術の稽古する曜日が一致せえへんこと。

稽古場が遠く、毎週はおろか、月に1回通うのも難儀であること。 

その結果、その武術・流派の昇段はおろか、昇級試験をうける年数が他の人より、相当かかってまう、と言うこと。

 

⑤昇段・昇級審査の費用が高い流派・会がある。

色帯の数が多い流派・会がある。

お金の無駄や!!

 

⑥人格に問題のある段位者に対する降格制度がない。

自分より下の段位者・級位者より上の段のままで、

現在保持しとう段の降格(例:四段から三段~初段に降格)、段から級に降格と言う制度がない。

 

と言うことです。

 

最後に一、二言(?)、、、

 

ほんまもんの武道・武術を学ぶ上で、段級制度なんていりません。

 

段級制度に囚われてまうんやったら、武道・武術をやる意味がない言うことです。

 

武道・武術をする上で、大事なもんは!!

 

初段を取ったり、高段者になることちゃう!!!

 

基本の型をほぼ毎日する、師匠・同門者を敬う、心を養うことが大事やと思います。