目指せライトノベル作家むらちゃん～むらちゃんの執筆日記～-ピクチャ(jpg)208.jpg

アサウラ
スーパーダッシュ文庫
感想
昨日読み終わりました。
少し文章が読みにくかったものの、アイディアは斬新です。
スーパーで半額になったお弁当を買うために戦う話です。
普通に考えて喧嘩をしてて、「スーパーは放置かよって」、ツッコミを入れるのもヤボなわけで、そこはスルーします。
読んでいくとスポーツや、アクション系のライトノベルのような感覚を受けました。
最初は全然半額弁当を買えずに、でも他の人達がどんなふうに戦うかを見たりしていき、半額弁当を買えるようになっていくプロセスは、「ジャンプ漫画かよ」と思わされました。
間に入るギャグもブッ飛んでいて、これに関しては好みが別れると思います。
下品なネタも多いので。
個人的には嫌いじゃないけど、最初に書いた通り読みにくさのせいで、ギャグは笑えませんでした。
キャラもアレな方向に立ってますし、壊れたギャグが好きな方にはオススメです。
こういう作品だと、相棒の女の子の白粉が、萌えキャラになるのが普通だと思うんですが、ＢＬ小説を書くためのネタを仕入れに来てます。
先輩の槍水もクラスメイトの白梅も、ツンツンしているので、そういうのが好きな方にはオススメです。
槍水からお弁当を食べさせてもらうシーンは少し萌えました。
あとお弁当の知識や、美味しいお弁当の描写は上手いと思いました。
全体として普通な感じはなく、好きな部分と苦手な部分がはっきり別れた作品です。
地雷を覚悟すれば読む価値はあると思います。

ベン・トー サハの味噌煮290円

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