アメブロで読者を集める誠実な方法を、陶芸の視点|村谷和麻
村谷和麻です。アメブロで読者を増やしたい、という相談を受けることがあります。
フォロワーを増やす方法、いいねをもらうコツ、毎日投稿すべきかどうか。
そうした質問に対して、私はいつも少し考えてしまいます。
なぜなら、陶芸を続けてきた感覚からすると、「集める」という言葉そのものに、少し違和感があるからです。
陶芸は、人を集めようとして成り立つものではありません。
土に向き合い、手を動かし、失敗し、時間をかける。
その積み重ねの先に、結果として人が集まってくる。
私はアメブロも、基本は同じだと思っています。
読者は「説得」ではなく「空気」で増える
陶芸教室をやっていると、強く勧誘しなくても人が来てくれることがあります。
理由を聞くと、「雰囲気が良さそうだった」「無理がなさそうだった」と言われることが多い。
これはブログでも同じです。
どれだけ正しいことを書いていても、どれだけ役立つ情報でも、
書き手が焦っていると、その空気は文章に出ます。
・早く結果を出したい
・読まれなければ意味がない
・評価されたい
そうした気持ちは自然なものですが、前に出すぎると、読む側は少し身構えてしまいます。
陶芸で言えば、形を整えすぎて土が疲れてしまう状態に近い。
アメブロでも、「ちゃんと書こう」「ウケることを書こう」と思いすぎると、文章が硬くなります。
誠実なブログは、説得力ではなく、空気で伝わります。
毎日書かなくてもいい。ただし「触り続ける」
アメブロでは「毎日投稿が大事」と言われがちですが、陶芸目線で見ると、少し違います。
陶芸でも、毎日必ず作品を完成させるわけではありません。
触る日もあれば、見て終わる日もある。
準備だけの日もあれば、何もしない日もあります。
大事なのは、「完全に離れないこと」です。
ブログも同じで、
・短くてもいい
・完成度が高くなくてもいい
・まとまっていなくてもいい
ただ、「今日はこれを感じた」「今日はここで止まった」
その程度の記録でも、十分に意味があります。
読者は、完成された答えよりも、考えている途中の姿勢に安心します。
陶芸の制作過程を見るのが面白いのと同じで、
ブログでも「途中」が見える人に、自然と人は集まります。
専門性は「教えること」ではなく「迷い方」に出る
陶芸講師という立場でブログを書くと、「教えなければ」「役に立たなければ」と考えがちです。
しかし、実際に読まれる記事は、必ずしもノウハウ記事ではありません。
むしろ反応があるのは、
・今日はうまくいかなかった
・なぜ違和感が出たのか分からない
・自分でも答えが出ていない
そうした正直な文章だったりします。
陶芸の専門性は、答えを即座に出すことではなく、
迷いをどう扱ってきたかにあります。
ブログでも同じで、
「正解を教える人」よりも
「考え続けている人」のほうが、長く読まれます。
誠実さとは、立派なことを書くことではなく、
分からないことを分からないまま書ける姿勢だと思っています。
読者は「お客様」ではなく「同じ場にいる人」
アメブロで集客を意識すると、読者を「お客様」として見てしまいがちです。
しかし陶芸教室では、参加者をお客様として扱いすぎると、空気が崩れます。
同じ場にいて、同じ時間を過ごしている人。
その距離感が、一番ちょうどいい。
ブログも同じで、
・買ってもらおう
・申し込ませよう
・次の行動を起こさせよう
そうした意識が前に出ると、文章が急に不自然になります。
結果として、
「この人のブログ、なんとなく好き」
そう思ってもらえた人が、あとから自然に動いてくれる。
陶芸で言えば、器を気に入った人が、後日また来てくれるのと同じです。
アメブロは「育てる場所」だと思っている
私はアメブロを、成果を出すための場所というより、
自分の考えや感覚を育てる場所だと考えています。
土に触れていると、自分の癖や弱さがよく分かります。
ブログも同じで、書き続けることで、
・自分が何を大切にしているか
・何に違和感を覚えるか
・どんな言葉は使いたくないか
そうしたことが、少しずつ見えてきます。
その変化を正直に残していくこと自体が、
結果として「読まれるブログ」になっていく。
誠実な方法とは、遠回りに見えるかもしれません。
でも陶芸と同じで、急がない人のほうが、結果的に長く続きます。
アメブロもまた、土と同じです。
触りすぎず、離れすぎず、
今の状態をそのまま受け止めながら続けていく。
その姿勢が、読者を自然に引き寄せる一番の方法だと、私は思っています。
村谷和麻
Amebaブログ開設方法