医療界にはエビデンスレベルというものがあります。
その頂点に立つのがメタアナリシスと呼ばれるものなのですが、これは安易に信用してはいけないものなのです。
医療の真実を知りたい方だけ、この記事をお読みになってください……。
この記事を書いた私は……
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……という者です。
ちなみにこの記事で以下のようなことがわかります。
●メタアナリシスは不正に使われることがある
これをわかりやすく説明します。
この記事を読むことで1つ上のレベルの知識人になり、周囲に差をつけることができるようになれると思うので、ぜひ最後まで読んでください!
🔼エビデンスレベル🔼
現代医療では、なんらかの治療行為の信憑性や効き目の高さを表す《エビデンスレベル》というものがあります。
エビデンスレベルが低いほど信憑性・効き目が低く、エビデンスレベルが高いほど信憑性・効き目が高いとされています。
🔼メタアナリシス🔼
そのエビデンスレベルで最高位に君臨するのがメタアナリシス(メタ分析、メタ解析とも言う)というもので、複数のランダム化比較試験をまとめて分析するというものです。
よく医者の書いた本にも「メタアナリシスによって有効性が証明されています」といった文を見かけますが、彼らは最高のエビデンスレベルを誇るメタアナリシスを黄門様の印籠のごとく掲げているわけです。
ところが、そのメタアナリシスには恐ろしい罠が潜んでいる場合があるのです……。
🔼不自然な乳がん検診メタアナリシス🔼
一例を紹介します。
スウェーデンでおこなわれた5つの乳がん検診のランダム化比較試験を集め、メタアナリシスをおこなった論文が存在します(【Lancet 2002】)。
まずは5歳刻みで分析したところ、乳がん検診の有効性は見つけられませんでした。次に同じデータを……
・55~64歳
・60~69歳
・65~74歳
……と、分けて分析したところ、この3つの年齢層で乳がん死亡の減少が認められ、「だから乳がん検診は有効だ」と論文は結論付けられています。
しかし、年齢の不自然な刻み幅を見ればわかるように、都合のいい結果が出るまで様々な年齢の組み合わせを繰り返したであろうことは明白です。
🔼岡田正彦教授の批判🔼
新潟大学医学部の岡田正彦教授は
「この論文は統計学的に間違っている」
と断言しており、
「自分が勝つまで続ける徹夜マージャンのようなものだ」
と批判しています。
このように、メタアナリシスには不正が潜んでいる場合があるため、《メタアナリシスのためのメタアナリシス》という揶揄の用語まで存在するそうです。
これでわかってもらえたと思いますが、たとえ最高のエビデンスレベルを誇るメタアナリシスで有効性が証明されていたとしても、それをぜったいに鵜呑みにはしてはいけないのです。
【参考資料】
岡田正彦『医者の私が、がん検診を受けない9つの理由』
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以下の目次に記事をまとめたので、興味がある方は併せて読んでみてください。
