八神姫のブログ
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私、このたび、立候補します、

選挙が近い。

松江市議会議員選挙、市長選挙、そして総選挙。


実は、私は、選挙用の写真を撮ってもらった。別の性同一性障害を選挙の売り物にしようなんて考えてない。

この問題は、国政にでなければ解決しない。私は「性同一性障害者性別取扱特例法」の廃止を考えている。手術した人、しない人にかかわらず、この性同一性障害でなやむ人、みんなが幸せにならなければならない。だから、私が抜本的な議論をして、きちんとした法体系を作りたい。


私は、市議会ではなく、県政か国政の場に出たい。


小さい声で、松江市の声を届けます、なんていうキャッチフレーズの女性新人候補。てめえ、大きな声で言わなければ、ただの賛成・反対要員、立ったり座ったりの屈伸運動だけの、歳費泥棒になってしまいますよ。

「私、立候補します」なんて、気軽に言うな。

岡山の件

先日、岡山の性同一性障害の女性に対して、男性としての賠償基準を認めるとの判決があった。


私は昨年の11月、岡山のDVのシンポジュウムに出席した。性同一性障害者の人権という分科会で講演した。大島教授も同席された。私は、いわゆる中解決論、つまり、戸籍上の性別とは別に社会生活上の性別も認めることが、手術を前提とした特例法より現実的であると考えている。


たとえば、同性愛者を性同一性障害者として誤診してしまうケースはないだろうか?日本精神神経学会が定めた「性同一性障害に関する治療と診断のガイドライン」が遵守されている限り、問題ではない。しかし、そのガイドラインそのものに法的拘束力はなく、あまりにも当事者団体の意向が強く反映している気もしないではない。当事者団体の懇親会に頻繁に講師として顔を出している精神科医たちが中心となって作成されたガイドラインは、私に言わせれば、泥棒に法律を作らせるようなもの。


国が責任をもって、性同一性障害に関する治療と診断に関するガイドラインを作成し、かつ、精神科医の力量を高め、精神療法やカウンセリングに重きをなした治療を進めるげきだと思う。


所詮、手術したところで、生物学的に完全な男性、女性にはなれず、生物学的に中性になるだけである。そのような中性の人のどうして戸籍上の性別の変更を認めることができよう。詭弁である。


さて、岡山・倉敷市川崎医療福祉大学でのDVシンポジュウムで、私が講演し、その場にコメンテーターとして大島俊之氏を招き、岡山での裁判を担当された弁護士が大島氏に相談する機会を私たち、つまり紫の風が演出しなければ、中解決的な意味合いを持つ判決はでなかったのである。


紫の風は隠れた功労者である。













ブログ開始

2009年2月6日、松江市議会に「社会的な性別」の表記を求めた陳情を提出。


心と体の性が一致しない性同一性障害(GID)と診断された松江市の上田地優さんが5日、「社会的に生活している性」を公的な書類に表記できる条例やガイドラインの制定を求める陳情書を、同市議会に提出した。

(2006・2・6 朝日新聞島根版)


現行の「改正性同一性障害者性別取扱特例法」が、政権与党の一角を占める公明党が、その支持母体の創価学会の会員を中心とする当事者団体の意向だけを汲み取った、ある意味党利党略、私利私欲の賜物である。


ただ、手術をすませてしまったものだけを対象とした「改正特例法」はおかしい。まして、こどものいる性同一性障害者が一定の要件を満たせば、戸籍上の性別変更が可能ということをきちんと理解できている国民が果たしているのだろうか?


手術をしない自由のほうが、つまり戸籍上の性別とは別に社会生活上の性別を付与すべき、という主張のほうが一般市民の支持は高いのである。


もし、可能であれば、私は国政の場に出て、いまの「特例法」に変わる法律を制定したいのである。


島根県出雲市議会議員Hさんは比例代表で出馬する手もある、と言われた。


O島先生のブログで、一家離散した国会議員のことが書いてあった。考えものである。