私の胸の上に連れてこられたガッツ石松(小)は、

出ない乳の上に置かれ、さっそく無理矢理乳を吸わされていた。


私はあまり動けないので、仰向けで胸に置かれたままの赤ちゃんを二重顎になりながらただただ見ていた

この時の動画、写真は


さながらデブゾンビ親子である


え、これ赤ちゃん息出来てる?wと心配になったが


私も前日入院して夜中も定期的に助産師さんが部屋に来ていたのでほぼ徹夜だった為、寝不足&疲れで目が開かない。


そしてあのパッチリおめめの可愛い娘は

いつの間にか顔がパンパンに浮腫み二重はどこへやら、


え、君顔違くない真顔


って感じにメタモルフォーゼしていたが、



夫婦で可愛い可愛いこの謎の生き物をしばらく、愛でていた

その時、多分今まで生きてきた中で一番幸せな時間だわって思った


子供いらねーとかちょっと思ってたけど、体験してみないとわからない事もあるんだなって。



産まれてきてくれてありがとう、娘ちゃん。


命より大事な物は、旦那や両親、姉、姪くらいだったが、そこにもう1人加わりました。


とにかく、愛おしい。

そしてやはり親に感謝。

こんな1人じゃガチのマジで何もできない謎の生き物をここまで育ててくれていたんだね笑い泣きすげえや…



産まれたての赤ちゃんはみんな

ガッツ石松

朝青龍

ヨーダ

のどれかになると言われていたが

産まれた瞬間の娘は可愛い女の子で、全然違うじゃーん!と思ったのも束の間


ものの30分の間に見事にガッツ石松になっていた


え〜?この一瞬で何があったんだ?w



って感じだったw

きっと、急に無理矢理下界に降り立たされ

一瞬で老けたんだろう真顔


まぁ、可愛いけどねw

というか、新生児が毎日顔違うのはどんな現象なんです??w






無事産まれてきた娘は、体重測定などが終わると私の横に連れてこられた。

助産師さん「性別きいてたよね?可愛い女の子だね〜ウインク

私「ありがとうございます…おねがい

帝王切開は赤ちゃん取り出すより縫ったり後処理の方が時間かかるようなので、
まだ手足を拘束され手術台に寝そべってる私の為に横に赤ちゃんを連れてきてくれた。


ありがとうございます…おねがい
でも眼鏡もなければコンタクトもしてない今、何も見えねえ。

残念ながら目がクッソ悪い私は赤ちゃんのフォルムくらいしか見えなかったが、(あと拘束されてて肩が痛くなり真横を向けなかった笑
そのあとすぐに手術室の外にいた旦那が抱っこをし、助産師さんが動画を撮影してくれていたので
娘の産まれたての顔を後で見ることが出来た。


私より旦那が先に抱っこしてた笑い泣き
産まれたての娘は、めちゃんこ可愛いかった。
私にそっくりの(大声)パッチリ平行二重をパチパチさせて、めっちゃ可愛かった。
私の貧相な顔面で、唯一の自慢出来る部位が遺伝して動画の中で旦那はめっちゃ可愛い可愛い〜と泣きながら喜んでた笑い泣き

そして手術室から出てきた私にすぐ駆け寄り、
大丈夫!?ありがとう!!!めっちゃ可愛いよ!!ありがとう!!と

赤ちゃん産んで泣かなかったけど、

これには泣いた照れふっ…


そして部屋に戻り、足に血栓防止のポンプみたいなのつけたり、色々つけられてから
また娘を連れてきてくれた。


可愛い可愛い娘は、例に漏れず

ガッツ石松になっていた




下半身はビリビリ痺れ、痛みなどが感じなくなる中、先生が横に立ち、じゃ、始めますねー
と腹のあたりにスッとメスを入れる(見えないからわからんけど

なんか切られた感覚ある!!!
痛くは無いけど!!!
でも効いてなくて痛かったらどうしよう!?
と軽くパニックになり(そんなワケはない

ガーンなんか感覚あるんですけどおお!?(震え声)

とつい口にすると、

真顔じゃ、足動かしてみて

と先生。



動くわけない笑


チーンうごき…ません


真顔麻酔効いてますからね

と先生に一刀両断され
助産師さん達にも大丈夫だよ〜と励まされ、そりゃそうだと下半身をゴソゴソされながら
もはや天井を見つめ息を吐くのに集中する事にした私。

そう、手術中につける酸素のアレ。


コホー、コホー!!…く、

苦しいっ…滝汗

めっちゃ酸素送られてくるけど、この風圧の中どこから息吐くねん!!!くるっしい…!!!

あ、自分もう大丈夫ですウインク
とダースベイダー並みに涼しい顔をしてコホー、コホー、と息をしてはいたが、

もはや口元歪めて(手足は拘束されているので)

出来た隙間から息を吐いていた。

シュコオオオと大量に送られてくる酸素をひと吸いし、
口元を歪め、できた隙間からハァァァ!!っと吐く。


もはや毎秒変顔をする怪しい奴と化していた。

あれはどうするのが正解だったのか未だにわからないが、息を吸って吐くのに集中している間に手術は進んでいたのでまぁ良かった…のかな真顔

そして、下の方にいる助産師さんが、そろそろだよー!!と教えてくれた。赤ちゃんにたどり着いたようだった。


てっきり帝王切開はサクッと切ってひょいっと取り出すものかと思っていたが、
小さい切り口から取り出すからかな、

両方の頭の脇にいた助産師さんs
「じゃ、いきめないから、私達が押すねー!」

真顔??押す?


せーの!!

ぎゅうううう!!!!


両方の上から、下に向かってものすごい力で押された。

左の方は、ちょっとアバラに当たっていて、


痛ってえええええポーン


と思ったがこれが普通の分娩ならもっと痛いんだろうなと、なんとか耐えた。

私のアバラが折れそうになった頃、

赤ちゃん頭みえてきたよーーー!!



え、帝王切開で、そのセリフを聞けるとは思わなかったお願いありがたや、ありがたや、

と心の中で拝んでいたら、

ぬくぬくと腹の中で優雅に漂っていた娘が
無理矢理取り出され(笑)

予定日から一週間、

無事産まれてきました。

私はなんもしてないけど。笑

帝王切開がなかった大昔なら2人とも死んでいたのかなあ〜とか考えていたら、


ホンギャア!!ホンギャア〜!!!と産声が聞こえてきて。

こ、これが私の赤ちゃんの声…キョロキョロ


私、赤ちゃん産んだんだ。(ダースベイダーのモノマネしてただけだけど…

と、なんとも、不思議な気分になりました。


ちなみに産声アルバムをもらったので、この時の産声は録音されていていつでも聴けますラブありがたや!





お昼前に、旦那が病室に来ましたニコニコ

助産師さんにあそこの毛を少し剃ってもらいグラサン

そして手術室に移動、



旦那に心配かけたくないので、余裕ぶって手術室に入りましたが


急にガクブルする私((((;゚Д゚)))))))笑



助産師さんに

緊張するえーん震えが止まらないえーんこわいよーw

といい歳したおばさんが震えながら弱音を吐き、

助産師さんは大丈夫大丈夫ーと世間話でリラックスさせてくれました笑い泣き


素っ裸で手足を固定され、まな板の鯉チーン


そして先生がきて、背中に麻酔プンプン

2回目なので流れは分かっていました

最初の局所麻酔でビクッとしないか心配でしたがなんとか耐えましたグラサン

そして2本背中に麻酔を入れ、(痛みはないが脊髄に何かが入るような感じの感覚がきもい)


下半身はビリビリビリビリと痺れ…

痛みがなくなりました真顔

しかしなんとなく感覚はあるので気持ち悪いですよw





入院した日の夜、NSTを見た助産師さんにお腹痛くない?と言われ…キョロキョロ
なんかぎゅうぎゅう張る感じはあるけどそんなに痛くはない…キョロキョロ生理痛程度…

助産師さん10分間隔で陣痛が来てると言っていましたが来ていたのかな笑い泣きわかんなかった…w

張り止めの点滴をして、おさまりました。

そして次の日の昼、緊急帝王切開となりました。

絶食なので昨日串カツが最後の晩餐でしたショボーン

コロナ対策で旦那も産まれてから退院まで赤ちゃんには会えない予定でしたが、
帝王切開は付き添いがいるので特別に赤ちゃんを抱っこ出来るとの事!

帝王切開で良かったかもえーん