3歳になって初めてのお教室でした
あまり意識させては可哀相なので
「3歳だから大丈夫よね」などとは言わないで向かいました
先生方がお誕生日だったことを
「おめでとう、ももねちゃん三歳になったのね」などと
おっしゃるたびに私の後ろで恥ずかしそうに顔を隠しました。
本当に恥ずかしいのではなく
「3さいになったらおねえちゃまだから泣かないつもり」でいる
自分自身との葛藤だったのだと母は気が付いてました。
桃音が先生と粘土を探しに棚に向かっている最中に
主任の先生のアイコンタクトで私は退室。
すぐに気が付いた桃音は
「ママーーーー」と泣いています
(泣けないで我慢していたら余計に心の負担が大きくなるのでは?と
心配もしていたので正直少しだけほっとしちゃいました)
5分後くらいしてこっそり戻ってみると
廊下には泣き声は聞こえてきていません
(お教室には待機できる所が一応あるのですが
桃音は泣きながらその部屋まで母を捜しに来ることが
あるので先生のご指導によりなるべく
私は外出して時間まで待つことになっているのです)
50分後にまたこっそりと戻ってみると
今度も泣き声は聞こえていません
別室で待機されているお友達のお母様に
「桃音ちゃん、最初は泣いていたみたいだけど
その後は声が聞こえないわよ」と。
そこでこっそりこっそりお部屋を覗きに行くと
抱っこされているわけでもなく、何かしている姿が
見えました・・・
泣いてないし、抱っこもされていない
たとえ課題に取り組んでいなくても
3歳になったと自分で頑張っている
桃音の心が伝わってきて母は涙が出てしまった。
それからしばらくは別室で待機していました。
「ママのところ行くの」と泣きべそ声が聞こえました
どうやらお手洗いに行った際に
急に不安になったようで、その後はしばらく先生に
抱っこしていただいたようです
でもまた復活しておやつを頂いたみたいです。
これでこのまま同じように次回も
一歩前進でもないことは分かっています
一歩進んでも1歩や2歩後退してきた桃音ですから。
それでも今日はお教室の後
抱きしめてあげました、おもいっきり。
課題もいくつかは挑戦したようです。
桃音は感受性が強いので、とても敏感に反応する傾向が
あります、だからプレッシャーをかけることは
なるべくしてはいけないのですが
(それでもかけちゃう紫乃はいけない母です)
憧れの3歳になったことは自分の中で何かの
ステップアップに繋げようと思っているのでしょうね、
子供って健気なんですよね、本当に。