コード・スケールなどの本をみるとたいてい
ドリアンはいいけど
フリジアンはあまりよくない
ってことになっている
まあ確かにそれはそうだろう
個人的にもドリアンモードは好きだし
でもあえて
2度マイナーにフリジアンも好きだ
素直に考えると
まず
2度マイナー → ドリアン
3度マイナー → フリジアン
6度マイナー → エオリアン
なんだけど
コードスケールでフレージングする場合
全部ドリアンで
ということもある
これに反して
2度マイナーにフリジアンなんて使い方は
まともなコードスケールの本でみたことがない
かなりよろしくない
でも
個人的には意外と好きだ
例えば調性がCメジャーのとき
Dm には普通に考えると
Dドリアン が妥当だ
これにあえてDフリジアンを用いる
まともに考えればよろしくない
【考え方その1】
Dマイナーペンタトニック
D・F・G・A・C・D
にCに対するブルーノートの
E♭ と B♭ とを加えると
Dフリジアンになる
【考え方その2】
調性Cに対するブルース・スケールとして
Cドリアンを用いると
Cドリアン=Dフリジアン
まあ
考え方としてはそうなんだけど
実際に感覚的にそういう風に聞こえるかというと......
前後のつながりとかいろいろ関係してくる
いずれにしても
基本的にはあまりよろしくないけど
個人的には好きだ