首都圏の賃料は1平方メートルあたり2910円(前月比0.2%上昇)となった。
東京都(3537円)、千葉県(1613円)、神奈川(2082円)で落ち込み、埼玉県(1665円)が上昇。
23区では3722円(同0.2%上昇)と再び最高値を更新。
(住宅新報2019/12/13より)
首都圏の賃料は1平方メートルあたり2910円(前月比0.2%上昇)となった。
東京都(3537円)、千葉県(1613円)、神奈川(2082円)で落ち込み、埼玉県(1665円)が上昇。
23区では3722円(同0.2%上昇)と再び最高値を更新。
(住宅新報2019/12/13より)
・品川エリア
:再開発によるさらなる資産価値の上昇が期待できる。
リセールバリュー、収益性は高く、資産価値に最も優れたエリアの1つ。
ただし駅東側(港南口側)は、資産価値は高いものの埋め立て地のために震災リスクはある。
・中野エリア(中野区中野3丁目)
:下町的で独特な解放感的空気感を持っているエリア。
木造住宅密集エリアがあるため注意だが、中央線人気と都心までの交通利便性が高いので賃料は安定している。
・二子玉川エリア(世田谷区瀬田1丁目、玉川1丁目)
:人気があるエリア。
ただし駅周辺は川沿いのため、用賀までの高台に比べ、かなり標高が下がっているので、水害リスクを下げるためにハザードマップなどで相対的な高低差を確認したがいい。
・仙川エリア(調布市仙川町)
:ゆったりしていて街も親しみやすい緑豊かなエリア。
リセールバリューは高いものの、賃料が低い場合があるので、あまり価格が高い物件や立地が悪い物件を購入すると収益性が悪くなる場合がある。
・調布エリア
:利便性が高く生活環境が充実したエリア。
リセールバリューは高く、収益性も高い。
しかし物件によっては賃料が低い場合もあるので、あまり価格が高い物件を購入すると収益性が低くなり資産価値に影響する可能性がある。
・石神井公園エリア(練馬区石神井町6丁目)
:リセールバリュー、収益性ともにくなってきている。
ただし都心から距離があるため賃料がそれほど高くない場合もあるので、価格が高い物件や立地の悪い物件を掴まないよう見極めが大切。
・学芸大学・都立大エリア(目黒区八雲4丁目、柿の木坂2丁目、鷹番1丁目)
:地盤も良好で利便性に優れ、賃料も安定しているので、リセールバリューも収益性も高いことが多いエリア。
・桜新町・用賀エリア(世田谷区新町3丁目、上用賀3丁目)
:安定した人気のエリアで、リセールバリューも収益性もそれなりに期待できる。
・上野毛(世田谷区上野毛3丁目)、等々力(世田谷区等々力1丁目)
:自由が丘と二子玉川の間で、自然環境に優れていることから賃料も比較的安定していて、資産価値は安定している。
・吉祥寺エリア(武蔵野市吉祥寺南町3丁目・1丁目)
:商業施設が充実していて、井の頭線の始発駅で、自然が多い。
人気が高すぎて、意外と価格に見合った賃料ではない場合があるので注意が必要。
・三鷹エリア(三鷹市下連雀1丁目・2丁目)
:吉祥寺と並び、東京市部随一の人気住宅地。
リセールバリューや収益性が高いことが多い。
・砧(きぬた)エリア(世田谷区砧4~6丁目・8丁目)
:物件によりリセールバリューや収益性は高いところが多いものの、賃料はあまり高くない場合があるので物件の見極めが重要。
・自由が丘エリア(目黒区自由が丘3丁目)
:おしゃれなカフェやレストラン、スイーツのお店が多く、住みたい街ランキング常連の人気エリア。
ただし物件により価格が高くなることが多いことに対し、都心部ではないため賃料がそれほど高くない場合があり、収益性が低くなる場合がある。
・成城エリア(世田谷区成城5・6丁目)
:家をなるべく高い塀で囲わず生垣や直裁を多くするようにしているので、高級住宅地でも冷たい感じがせずほっとする光景が多い。
・田園調布エリア(大田区田園調布3丁目)
:各界の著名人の邸宅が並び、宝来公園、多摩川台公園、多摩川と自然環境にも優れている。
都心で坪単価200万円台以上
・山手線北部の台地(大塚・巣鴨・駒込)エリア
:圧倒的な利便性を誇る山手線の中でも比較的手頃な価格の穴場的エリア。
東京の中心部が近いために借りると賃料が高いことに対して、購入する場合の価格が比較的安いため、典型的な借りるより買った方が得なエリア。
都心で坪単価200~300万円以上
・目白エリア(新宿区下落合2丁目・3丁目、豊島区目白3丁目・4丁目)
:住環境や利便性、資産価値、災害だけではなく治安を含めた安全性が高い。
・茗荷谷エリア(文京区小石川4丁目・5丁目、大塚1~3丁目、小日向)
:お茶の水女子大附属、筑波大附属、学芸大附属竹早という国立大学の附属小学校・中学校が3校ある、全国でも珍しい、都内屈指の文教エリア。
教育の森公園、小石川植物園、播磨坂桜並木という3つの緑のゾーンがあることも特徴。
再開発にて街は綺麗で便利になり、リセールバリューも収益性も高いことが多い。
都心で坪単価250~350万円以上
・白金台エリア(港区白金台5丁目・4丁目)
:しばらく未開発であったこともあってか、「白金」という高級感とは裏腹に庶民的な素朴さも残っている。
リセールバリューも収益性も高いことが多い。
・大和郷(やまとむら)エリア(文京区本駒込6丁目)
:坂の多い文京区では珍しく全域が高台のフラットな街並み。
都心で坪単価300~400万円以上
・麻布、広尾エリア(港区南麻布4丁目/5丁目、渋谷区広尾2丁目/4丁目)
:山手内側でありながら自然環境が守られていている高級住宅地。
・青山エリア(港区南青山4丁目)
:ファッション、レストラン・カフェ、アートと最先端のセンスを感じる大人な雰囲気が漂う都会派エリア。
・代官山エリア(渋谷区代官山町、渋谷区猿樂町、目黒区青葉台)
:緑と高台の雰囲気がいいエリア。
・松濤(しょうとう)エリア(渋谷区松濤1丁目)
:日本のビバリーヒルズと呼ばれ、セキュリティが万全の豪華な建物が多い、いわゆる豪邸街。