みなさんこんにちは!
足のサイズが30cmでマンホールですらつまづく、CRRA機構長の村木風海です!
今日からたま〜にのんびり、Amebloでも研究の模様をお届けしていきたいと思います✨
遡ること半年前....僕のマネージャーさん(ホリプロ)からAmeblo開設を打診され、喜んでお願いした僕なのですが....天性の筆無精が災いし、このブログを半年間も放置したまま。。。
しかしTwitterではいつも研究のことをお伝えしきれていないと思い、重い筆ならぬパソコンを広げ書き始めてみることにしましたっ!笑
(僕は ”三日坊主は褒め言葉” だと思ってるぐらい続かない人です。今まで続いてきたのは研究だけです。正真正銘の一日坊主。更新頻度は、期待しないでください。)
今日お届けするレポートは...
2021年最後の嬉しかったこと!
実は....
国土交通省から、航空通信士技能証明書を受け取りました!!
航空通信士ナニソレオイシイノ? という方向けにご説明しましょう。
そもそも大昔の飛行機のコックピットには、5人の乗務員が乗っていました。
左席に機長。
右席に副操縦士。
右後ろに航空機関士、左後ろに航空士、その間ぐらいに航空通信士。
それはもう、すごいむさ苦しさです。そもそもコックピットって単語も「闘鶏場」って意味なんです(笑)。
©︎Pan Am Historical Foundation
そして飛行機のハイテク化が進むにつれて、1つ、また1つと職業が消えていきました。
まず最初に消えてしまったのは...航空通信士😭
文字通り、管制塔との通信を担当するのがお仕事です。
1950年代ぐらいまでは普通にいたみたいですが、飛行機が進化してパイロットの負担が減ったことで、パイロットが無線通信を兼ねるようになりました。1960年代頃には絶滅した職業のようです...。(詳しい資料がないので細かくは分かりませんが。。。)
次に消えたのが航空士。
航空図とにらめっこして目的地へのルートを計算したり、六分儀で星を観察して手動で現在地を割り出す凄腕職人です。
ただ、これも今残ってるのは軍用機ぐらいみたいです。
そして最後に消えたのが航空機関士。エンジンの出力調整など、文字通り機関士のお仕事がメインです。
まだ世界の一部の航空会社では残ってるみたいですが、日本では2008年ごろ?になくなってしまいました。悲しい😭
そうやって2人乗りになってしまった飛行機なのですが、なぜか日本のパイロットの免許制度(正確には航空従事者の免状)の中に「航空通信士」が存在するんです。
よくパイロットを目指している方は「航空無線通信士」という資格をまずとりますが、実は別物。
○航空無線通信士......総務省が発行する国家資格。飛行機のパイロット(特に旅客機のパイロットとか)が管制塔と無線でやり取りする時に必要な資格。これだけ持っていても実は他の資格(国交省が発行する技能証明)がないと乗組員にはなれない。
○航空通信士......国土交通省が発行する国家資格。世界でも通用する航空従事者の技能証明で、無線通信士のライセンスと通信士の技能証明をセットで持っていれば、「航空通信士」として旅客機に乗り込んで空を飛ぶことも可能!
ただ、先ほど書いた通り絶滅した職業なので、持っていても飛べる場所がないのですが、、、😭
そんなマイナー資格ですが、パイロットの操縦訓練を再開するにあたりちょっとだけ便利なこととかがあり、日本で400人程度しか持ってないというレアさにも惹かれて取っちゃいました!笑
試験合格したのは2020年の8月、実は1年以上免許申請を忘れていたのですが....やっと霞ヶ関に行って受け取ってきました!それでゲットしたのが先ほどの写真という訳です。
これで(絶滅種とはいえ)パイロットの端くれです。やったぁ!!!
これからCRRAでは、航空宇宙局(S2)傘下に、ウィンドオーシャン航空(WOA)という空の移動革命「スカイタクシー計画」を実行する航空会社を設立する予定です。そのために僕自身が第一号操縦士として、パイロットの訓練も2022年は頑張っていく予定です!
最後までお読み頂きありがとうございました!良いお年を!
Have a nice flight! ✈️