ふくのかみです
なるべく詳しく書こうと打ち込む文字が多くなると、逆にアクセス数が落ちるという
なぜなら・・・
酒 が 好 き だ か ら
(`・ω・´)ゞ
さてさて歴史を感じさせる太い梁が目を引く中、直径80センチくらいの巨大な杉玉が飾られています
この杉玉、最近では日本料理屋などインテリア的な扱いで飾られて目にすることも多いのですが、元々は造り酒屋にて「新酒ができましたよ」とお知らせするものであるそうです
宮尾酒造さんでは年に一度、村上市内の取り扱い酒販店さんを対象に杉玉作りを行っています
↓は数年前、YEG通信のため参加させてもらった際の様子
http://ameblo.jp/murakamiyeg/entry-10803853277.html
そしてお待ちかね
ドキドキわくわくの試飲タイムに突入
ちなみに日本酒の試飲は底に藍色の蛇の目模様が描かれている「きき猪口」が使われます
酒の色や透明度などを測るため、全国どこの酒蔵でも共通した仕様で用いられています
試飲する前に、日本酒の種類について確認
各蔵それぞれ製造している酒には独自の名前がありますが、宮尾酒造さんの場合だと〆張鶴 花・月・雪など。そのほか吟醸酒や純米酒、生酒などさまざまなものがありまして・・・
それらの区分は使用原料、精米歩合、火入れの有無、特殊な製法などで分類されています
配られた資料から、名称:使用原料:精米歩合:香味などの要件ごとに書きだしてみました
大吟醸酒: 米、米こうじ、醸造アルコール 50%以下 吟醸造り、固有の香味、色沢が特に良好
吟醸酒: 米、米こうじ、醸造アルコール 60%以下 吟醸造り、固有の香味、色沢が良好
特別本醸造酒: 米、米こうじ、醸造アルコール 60%以下 又は特別な製造方法(用説明表示) 香味、色沢が特に良好
本醸造酒: 米、米こうじ、醸造アルコール 70%以下 香味、色沢が良好
純米酒: 米、米こうじ 特に規定なし 香味、色沢が良好
特別純米酒: 米、米こうじ 60%以下 又は特別な製造方法(要説明表示) 香味、色沢が特に良好
純米吟醸酒: 米、米こうじ 60%以下 吟醸造り、固有の香味、色沢が良好
純米大吟醸酒: 米、米こうじ 50%以下 吟醸造り、固有の香味、色沢が特に良好
これらは裏ラベルに記載してあるので
あちこちの蔵の酒を飲み比べする際に同じ種類で飲み比べてみたり
どういった造りの酒なのかを理解するとまた味わいも変わってくるのでは?
敷地内の井戸から汲みあげる仕込み水とともに、今回試飲させていただいたのは・・・
〆張鶴花の原酒(割り水火入れなし)
〆張鶴 吟撰
〆張鶴 吟醸生酒
〆張鶴 大吟醸金ラベル
味は・・・
(´∀`)さいこー
吟醸酒は上品な味わいとそれぞれ独特のフルーティな香りがたまりません
原酒は火入れをしていないだけにほのかに発泡し、菌が生きている感覚がこれまた
そして仕込み水がとにかくウマいです
酒の重要な成分を占める水ですが、鉄など余計なものが含まれる割合が
醸造用水のその水質基準は水道用水よりもかなり厳しくなっています
そして全員へべれけになりつつ、今回の研修も終了となったのでありました
宮尾酒造さんたいへん勉強になりました。また今後もぜひ研修させてください(懇願)
これにてH25年度スマイル研修委員会の事業も終了です
委員会メンバーのみなさんおつかれさまでした
ここでひとつお知らせ
宮尾酒造さん大洋酒造さんも出展する日本最大の日本酒イベント
新潟淡麗 にいがた酒の陣2014
が朱鷺メッセにて3月15(土)16日(日)に開催されます
http://sakenojin.jp/
日本酒好きなら参加するしかない