村上春樹ファン
Amebaでブログを始めよう!

ピンポール

雰囲気をもりあげよう!

風の歌を聴け

青春だとか、おそらく意味の無い言葉を誰もが踏襲するだろう時期に、自分は言葉にすら既に戸惑っていました。というかそう思わなければ記憶は物凄い過去に遡るだろうという危惧があります。

あるいは、戦いの雰囲気?士気?を持っていなければ、自分は無くなるのだろうというちょっと変わった意識も持っていました。


しかし、おそらく知人も友人も他人も、そういった言葉は諦められるような大人というかすぐに友達になってくれるようなやさしさを持って見えました。


18の時に本屋で買って読んだこの本は衝撃的だとかなんだとかいうことは全くありません。自分はちょっとした知人が言った言葉に、やっとのことで感激を漏らす程度の人間です。それはでも当たり前とも思えます。


しかし、この文章には確かな感激がありました。完璧な文章などといったものは存在しない、、、。


私は今でもソとシとレで構成された合理的でかなり電気を消費する楽器による和音にしか完璧な稼動を示さないし、それ以外にやることも実はありません。


でも世の中が変わるってことに多少敏感になったってことです。その変化は恐ろしくイデオロギーを含んでいて、

恐怖を感じます。でもそのことを知っていれば、早熟さを逸した成長過程は笑えます。