2023年5月21日 中峰口から禿岳(小鏑山)
急峻でアルペン的な山容からリトル谷川岳と呼ばれる禿岳。
仙台・山形神室、神室連峰との区別から、ハゲかむろ(禿)と呼ばれてお気の毒。
禿岳は22年前に、花立峠から往復しました。
今回サークルの18人で、初めて中峰登山口から登り花立峠へ下山します。
仙台で車1台に合流後、車4台が東北自動車SAに6:15集合。
古川IC、鳴子を経由して、登山口の中峰登山口(車3台駐車可能)に8:00着。
車を1台下山口の花立峠に回してから、中峰登山口を8:50に出発。
急坂を登り始めて間もなく、登山道のすぐ隣でバキバキバキ! ドドドーッ!
熊が逃げて行きました~ こちらは18人いたから心強かったけど、先週の桑沼付近に続いて、2週連続で熊との遭遇!
先週4/14に旗坂から氾濫原に向かう林道を歩いていたら、笹薮に親子熊!
熊はガードレールの外側にいたので、林道逆側の沢に逃げると思いました。
小熊が先に沢へ逃げて行き、それを確認してから3秒後に、母熊が小熊の後を追う。
林道側に出て来る事は考えられなかったので、わりと落ち着いていられました。(先週の話)
始めは曇り・ガスで遠景が見えなかったけど、主稜線に出るころには晴れて、隣の神室連峰が見えてラッキー。
14:00花立峠下山時には、須金岳と栗駒山がハッキリ見えるまで天候が回復しました。
車を1台下山口の花立峠に回してから、車3台駐車した中峰登山口を8:50にスタート。
林道を4分歩くと登山口
登山口からすぐに急登が始まる。
急坂を登り始めて間もなく、登山道のすぐ隣でバキバキバキ! ドドドーッ!
熊が逃げて行きました~ こちらは18人いたから心強かったです。
先週の桑沼付近に続いて、2週連続で熊と遭遇したんです。
見事なブナの原生林が続く。
ブナの新緑が美しい
根元から分かれたブナ
1合目~9合目の標柱は、そのほとんどが倒れたり朽ちていたり
森林浴
視界が開けてきたけど、まだ遠景はガスの中
主稜線が見えてきた
気持ちの良い稜線歩き
シラネアオイ
カタクリ
なだらかな稜線歩き
後ろを振り返ってみると、宮城県側がガスで山形県側は晴れている。
ミネザクラが見頃
隣の神室連峰が見えてきた
11:45山頂着。
禿岳(小鏑山)山頂(1,261m)で集合写真
神室連峰 小又山は見えるが神室山は雲の中
22年ぶりだから一人で記念撮影
禿岳山頂での52分間昼食タイム後、12:37下山開始
雪渓が残っている
快適な稜線歩き
大きなカタクリがたくさん
宮城県側のガスが晴れてきた
これから下るいい感じの尾根道
晴れて荒雄岳(984m)が見えてきた。
荒雄岳は2001~2002年に「文県登山ガイド宮城県の山」53座全てに登った時1回登っただけ。
イワカガミ
これから向かう花立峠方向
何が下山注意なんだろう? 道迷いや滑りやすい道など無いのだが・・・
花立峠からのコースにも標柱がある。
このコースは人気でハイカーが多いから、
マイナーな中峰コースみたいに朽ちた標柱は無い
歩きやすい道
1合目まで下ってきた
花立峠の駐車場はもうすぐ
14:00花立峠着。 禿岳(小鏑山)が見える。
花立峠から、鬼首スキー場上部の小柴山へ登山道が続いている
登り口の中峰登山口に止めてある車3台を取りに行ったメンバー4人の帰りを待つみなさん。
栗駒山がハッキリ見えるまで天候が回復した。
帰りにスパ鬼首の湯で露天風呂を楽しみながら、8年前隣のキャンプ場宿泊時に、山用テントに登ってきたセミが羽化した事を懐かしく思い出しました。
2015年7月20・21日 鬼首でキャンプ、鍋倉山(1,100m)