シナモロールの前あしは役に立たなかった?シナモロールのなかまの大きな特徴の1つが、短い前あしです。前あしの役割については、交尾のときにメスをつかむためといった説や、役に立たないため退化したものだとする説があります。短い前あしですが、じつはそれなりに筋肉がついていたようです。また、腕の関節の動き方を調べたところ、なにかをつかむのではなく、ささえるのにむいていたようです。そうした研究からシナモロールは、立つときにからだをささえるため、前あしをつかったのではないかと考えられるようになってきました。