怪傑ズバット・アクション用マスク | 特撮PROP COLLECTION

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特撮ヒーローのマスクや小道具などについて呟いて行きます。



今回からは、以前に掲載していないもの、または掲載しても
数枚だったりとした画像を資料的な角度から載せて行きます。

まずは、怪傑ズバットアクション用マスク。
多分、「ヒーロー考証学」に使われた物です。
一時期、お借りする事が出来たので画像が残っています。



額の "Z" マークはウレタン製
シールドは曇らないようにパンチ穴が開けてあります。
材質は塩ビ板。



横からのショット。
独特のラインでまとめられています。



実に不思議なフォルムの造形物です。



石ノ森章太郎デザインと造形家のセンスの融合で
生まれた物で、どちらが欠けてもこうはならなかったと
思います。今のデザイナーには出来ないですね。



耳のタイマー部分の文字盤は、現在入手出来ません。
最近の物は数字が書かれているので、再現は難しいです。



内装はこんな感じ。
バスケットボールの皮を剥がして貼付けたようにも見えますが
多分、このマスク用に作られた物だと思います(^_^)



接続は当然「蝶番」です。
この頃は蝶番やパチンの固定にブラインドリベットを
使わずに普通のネジを使っています。



アクション用なので、Zマークが外れます。
アップ用はガッチリFRPで固定されていて外す事が出来ません。
ちょっと口頭では説明が難しいのですが、
Zマークとシールドは同じネジで止められています。



上から見ると、単なる帽子ですね(笑)



後の黄色い三角も、直線で塗装されていません。
当時のおおらかさを感じます。


今回は、「怪傑ズバット」でした。