スーパーロボットレッドバロン・マッハバロン | 特撮PROP COLLECTION

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特撮ヒーローのマスクや小道具などについて呟いて行きます。


スーパーロボットレッドバロンと
スーパーロボットマッハバロンは言わずと知れた
1973年から1975年にかけて日本テレビ系で放送された
特撮テレビ番組です。
俗にいう"バロンシリーズ三部作"のうちの2つです。

1995年頃 "オブロング・ボックス" というマニアックショップがありました。
その店頭には"ヒルマモデルクラフト"の所有するプロップを展示していました。



こちらはレッドバロンの発進シーンとかに使われていた
1mサイズのミニチュア。



さすがにこのサイズだとかなり細かく作り込まれています。



マッハパロンの頭部のプロップです。



以前ヒルマの社長さんと話す機会がありまして、
このマッハバロンに関してお話を聞いた事があります。



昔は全身のスーツが残っていたらしいのですが、
長い間、ヒルマモデルクラフトの脇に放置して置いたために
次第にパーツが盗まれていって、この頭部だけが残ったという事でした。



多分、頭部だけは初めのうちに確保しておいたのだと思います。


数年前、この頭部からのレプリカがヒルマより販売されました。
こちらがそうです。



目は点灯するようになっています。
目のパーツはクロスマットの積層です。
そのままクロスマットをモールドにしています。



このレプリカとプロップの一番の違いは、目が一段下になっている事。
本来は面位置になっています。



実際は覗き穴が下に開いているのですが、レプリカは
黒の塗装でごまかしています。



歌舞伎の隈取りのようで、違和感があります。



横から見るとかなり平坦な顔をしているのが分かります。



後頭部はこんな感じです。
形が複雑なので、絶対型取りはしたくないマスクです。


今回は "マッハバロン" について書いてみました。