タイトルの「仮面ライダー和尚」とは、、。
九州の福岡ではそこそこ有名な方で、
全国区のTVでも取り上げられた事があります。
ご存知の方もいるのではないでしょうか。
仮面ライダーのコスプレで、
交通道徳を説いたりしているお坊さんです。
この和尚さんもかなり面白い方なのですが、
周りにいた人達の人間模様が面白いので
数回に分けてまとめたいと思います。
上の画像はは、そのご本人のライダー姿。
雑誌かなにかで取り上げられた時のものです。
こちらは何故かF-1の応援に駆けつけた?
時の画像です。
コンバーターラングは自作だそうな、、。
さて、これからが本題です!!
1998年の夏頃でしょうか、一枚のハガキが届きました。
差出人は福岡のK口さん。
例のクァントでゼネプロレプリカを出していた頃です。
至急、ライダーマスクのキット(ゼネプロレプリカ)を
譲って欲しいという内容でした。
有るか無いかだけでも連絡が欲しいということだったので、
とりあえず連絡を取ってみました。
(なぜそんなに急ぐのか、理由が知りたかったのです)
実はその和尚さんのお寺で年末にライダーショーをやりたいので、
マスクがどうしても必要だというのです。
福岡のK口さんはそのショーのために色々と作る役割のようでした。
驚いたのは、演者が芸能界復帰間もない「佐々木剛氏」だった事です。
佐々木氏本人が声も当てて、ライダースーツを着てアクション。
終了後、マスクを取ってご本人が挨拶という。
マニアにはたまらないショー構成です。
佐々木氏がライダーマスクを被るのは本当に何十年ぶりでしょう?
そのマスクがゼネプロでは恰好がつかないので、
オリジナルからのマスクキットを安価でK口氏に譲りました。
年末までにライダースーツと怪人が完成し、
ショーは成功に終わったようです。
こちらの旧2号のスーツが佐々木氏の着たものです。
この写真では佐々木氏ではなく、K口氏が着用しています。
下の画像二点が佐々木氏演ずるライダーのショー風景。
そして、次の年の7月。
青年ライダー隊の企画で、「桜島ツアー」なるものを
実現させました。
企画自体は青年ライダー隊のT氏が立てた物です。
ライダー和尚とK口氏も全面協力です!!
藤岡弘氏と佐々木剛氏が桜島での再会というコンセプトです。
他に当時のスタッフ、平山亨氏や岡田勝氏など
錚々たるメンバーです。
自分は遠方のため参加しませんでしたが、
写真のみ送ってもらいました。
当時のイベントの様子を想像していただければと思います。
まず、出来立てホヤホヤのスノーマン!!
何年ぶりでしょう。Wライダーの競演!!
桜島のマスクがオリジナルからでは無いのが残念。
スノーマンと戦うWライダー。
ちなみにこのスノーマンは岡田勝氏が演じています。
メイキング的なヒトコマ。
まだ平山先生もご存命でした。
ゴースターもロケーションが良いと、当時の
写真のようです。
そして、旧2号のスーツ。
こちらは年末のショーに使用した物と同じです。
Cアイの角度に問題有りですが、まあまあの出来でしょう。
少し寄って撮った画像。
この旧2号、後年K口氏は手放してしまいました。
別に彼の物なのでとやかく言うつもりはありませんが、
当時、「大事にします!!一生物です!!」と言ってた気がします。
そんな、ライダー和尚にまつわる人々のお話でした。