この古民家には雅号「夕野火」という俳人が住んであったとのことで、既に故人となった宗像影敏という人であったとのことである。

 

                       (2021.11.20.撮影、下2枚も)


この人は、元中学校の国語教師であり、平成3年に俳誌『松』を創刊主宰したとのことで、平成29年に96歳で亡くなられている。
その故 宗像影敏 氏 こそが、宗像大宮司家の末裔なのである・・・。

 

 



この古民家は、現在リフォームされて、「TARAKIYA」という、ホテルとレストランとなっている。
(球磨郡多良木町大字多良木1057番地2)
https://tarakiya.com/

 

 

 

令和元年9月、宗像大宮司家の末裔が熊本県球磨郡多良木町で隠遁生活を送っていたことがわかった。

 

                      (2021.11.20.撮影)

それは、その宗像家に伝承されていた、豊臣秀吉からの朱印状はじめ複数の古文書により裏付けされている。

 

宗像家は、郷土史の史実として、これまで絶えたとされていた。

 

たまたま、先祖に宗像家の家臣であるとの伝えがある者からすると「滅んだことになっていた、主家が存続していた…」ということである。

しかし、400年以上も前のできごとや、それ以来の時の流れに、思いを馳せること以外なにもできないのが実際である。