地味に強い ! 古代怪獣 「 ゴモラ 」 | オババブログ(名古屋のおばちゃん50代ですが何か)

オババブログ(名古屋のおばちゃん50代ですが何か)

金爆ダルビッシュの「オバマブログ」に対抗して「オババブログ」始めます。
音楽とおばちゃんの昔話をぐだぐだと。  



        ウルトラマンの中で最も強い怪獣と言ったら

        最終回でウルトラマンを倒した 「 ゼットン 」 を思い浮かべる人が多いでしょう。

        でも、ゼットンは 赤色の火球 ・ 白色の光弾 を放ち

        テレポート や バリアー で相手の攻撃から身を守ることが出来ます。

        スペシウム光線を吸収 して撃ち返す能力も持っていては

        ウルトラマンもたまりません。

        でも、腕力だけで強かった怪獣と言えば、何と言っても 

        「 ゴモラ 」 でしょう。





        





        古代怪獣 ゴモラ。

        この怪獣だけ、ウルトラマンの中で唯一 「 前編 」 「 後編 」

        2回に分けて放送されました。

        ウルトラマンが 3分以内に倒すことが出来なかった からです。




        





        ジョンスン島に生息していた1億5000万年前の恐竜ゴモラザウルスの

        生き残りとして発見されたゴモラは、長い眠りで力が弱まっていた為

        日本万国博覧会 に展示しようと生け捕りにされ運ばれます。

        ( いつものムチャぶりですね ^^

          でも、人間のエゴが表現されているように思います )

        しかし、空輸中に麻酔が切れて暴れだし落下。

        本来の力と闘争本能を取り戻したゴモラは町を破壊します。

        当然やって来るウルトラマン ^^

        光線も炎も出すことなく、力だけでウルトラマンと3分間互角に戦い

        ウルトラマンは 仕切り直し を余儀なくされます。




        
      



        ところでこのゴモラ、いい男だと思いません ?

        ( ♀ かもしれませんが ^^ )

        色は最も怪獣らしい茶褐色のみ。

        黒田長政の兜 をモチーフにされている水牛のような頭 ( 角 ? )

        鋭い目付き。鋭い爪。

        胸からお腹にかけての棘と、何と言っても太く強力な尾 !

        最も怪獣らしい、シンプル なカッコ良さがあると思います。




        でも、このパワフルな尻尾

        科特隊に焼き切られてしまうのですね。

        しかもゴモラは尻尾が無くなったことに気付いていないのか、それとも習性なのか

        二度目の戦いに挑んだウルトラマンに向かって

        尻尾を振りかざそうとするんです。

        これがなんとも キュン としてしまう ^^




        




        尻尾が最大の武器であるゴモラは、武器を切られてしまっただけでなく

        黒田長政の角もへし折られ、スペシウム光線でとどめをさされてしまいます。

        1億5000万年も眠っていた怪獣が、孤島にドヤドヤとやって来た人間達によって

        目覚めさせられ、違う場所に連れて行かれ

        挙句の果てに殺されてしまう なんて

        怪獣にとってはなんて理不尽なことでしょうね。

        自分達の エゴ に胸が痛んだのか、亡骸は剥製にして万博会場に飾るという

        提案が出されましたが、ゴモラにとってはどうでもいいことでしょう。




        ところで、この回のタイトルは 「 怪獣殿下  」

        ゴモラのことだと思われがちですが、実はこの少年のあだ名です。




           





        怪獣が大好きなので、お友達から 怪獣殿下 と呼ばれていましたが

        この回ではタイトルにされるだけあって、良い働きをしていましたね。

        拾った ベータカプセル をどうやって届けるのかと思いきや

        パトカーに乗せてもらっちゃうなんてねぇ ^^

        余談ではありますが、私はこの小学2~3年生の男の子って

        可愛らしくてたまりません ^^

        おっさんになっちまった息子も、この頃は可愛いかったなぁ ~

        そしてもっと味があったのが、彼のお父さん !!




        



        ゴモラの出現で奥さんに非難しようと言われても、地中を移動するゴモラに対して

        「 どこへ出るか分からないもの、どこに逃げても無駄でしょ。

          どうせ何とかマンが現れて、やっつけてくれるよ。

          怪獣が出たくらいで騒ぎなさんな 」

        と、悠々と釣竿の手入れをしていましたね。




        空を飛んだり、変な光線を吐いたりしないで

        力のみで戦ったゴモラ。

        自慢の尻尾を焼かれてしまったゴモラ。

        そして、島で眠っていただけなのに見知らぬ世界に連れて行かれたゴモラ。

        私の好きな怪獣ベスト3に入ります。

        博覧会に展示された際には、尻尾はくっ付けてもらえたのでしょうね。