作業療法士さやかの脳出血日記

作業療法士さやかの脳出血日記

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29Sep
- 高次脳機能障害、行政的定義と学術的定義は違う。
  こんばんは。作業療法士×高次脳機能障害者の、さやかです。わたし、いつもブログの書き出しを、上記のように書いています。でも実は、高次脳機能障害の診断はおりていません。行政的に「高次脳機能障害」ではありません。この高次脳機能障害という言葉について、ブログを書きました。お読みいただけると幸いです。高次脳機能障害、学術用語と行政用語の違い。高次脳機能障害、学術用語と行政用語の違い。高次脳機能障害という言葉には、行政的なもの、学術的なものがあります。一般的に、高次脳機能障害は行政用語であり、行政的用語と学術的用語の違い、診断基準、行政用語が生まれた経緯を、詳しく簡単に解説します。ot-sayaka.com
03Sep
- 障害者職業センターで職業評価うけてみた。
  こんにちは〜。作業療法士×障害当事者の、さやかです。前回の記事にある通り、ただいま転職活動中です。今回、障害者職業センターにて職業評価を受けてきました。その過程をマンガにしたので、お時間あればお読み頂けると幸いです！https://ot-sayaka.com/vocational-evaluation/social-welfare/障害者職業センターで職業評価うけてきた【障害者の就労】障害者就労の社会資源の一つである地域障害者職業センターの機能・サービスについて、作業療法士（リハビリの専門家）であり障害当事者が、マンガで分かりやすく解説。ot-sayaka.com
05Oct
- 脳出血発症〜就労継続〜作業療法士復帰【12年分の年表】
  10月になって朝晩が過ごしやすい気温になりましたね。さて。最近、ブログ更新停滞ぎみです。(いつもなんですけど)書きたい事、伝えたい事はいっぱいあるんですよ。でも頭の整理が追いつかない。整理のため、ブログ用に就労部分の年表(？)マンガっぽいを描きました。12年分をギュッッギュギュッ〜〜〜と詰め込んでいます。要約しすぎて、当時の事柄のみで当時の心情は省いていますが、、、。せっかく描いたから、12年分のダイジェスト、、おおくりします！！！以下のリンクからどうぞ！脳出血発症〜就労継続【片麻痺・高次脳機能障害】脳出血発症～就労継続　12年間の記録マンガ【片麻痺・高次脳機能障害】お久しぶりです。脳出血当事者×作業療法士のさやかです。ブログの更新が非常に、、、非常に滞っております。伝えたいことは山ほどあるのですが、頭の中の整理がおいつきません。いざ記事を書こうと思い立つと頭の中でぐちゃぐちゃになり、実行に移すことが難ot-sayaka.comまぁこんな感じです。最後にちょっと気になっていることが！現在、発達分野のOTをやっています。お子さんへの配慮として、読みにくい明朝体よりUD(ユニバーサルデザイン)フォントや刺激の少ないフォントを使用しています。わたし、絵の台詞で明朝体をばんばん使ってました。このブログを読んでいる方、失語や注意障害の方も多いと思いますが、読みにくさはどうなんでしょう？私のお絵描きアプリにUDフォントが搭載されていないので、今回は丸ゴシックで台詞をかきましたが、どうでしょうか〜〜？？何かご意見あればお知らせください！！では！！！
05May
- 障害者の一人暮らし事情
  こんにちは。GW最終日、皆さんいかがお過ごしでしょうか？私はコロナ禍・職場から外出自粛のおたっしもあり、家でゆっくり過ごしました。さて。本題。ブログ更新しました〜〜私が引っ越しをする際に使った、福祉サービスについて書きました。【居住サポート事業】というサービスです。障害者の一人暮らし【居住サポート事業とは？？】障害者の一人暮らし物件探し【居住サポート事業】障害者の一人暮らしの際のおすすめ制度が、居住サポート事業です。障害をもっている方が「保証人がいない」、「障害への理解がなく部屋を借りられない」などの理由で賃貸契約できないときに、賃貸住宅を借りる際の支援を提供する福祉サービスです。ot-sayaka.com高次脳機能障害(失語含む)の方の場合、様々な手続きの際、「何話されているか分かんない」「契約書の関する書類を説明されても訳わかんねぇよ」（話が重要になればなるほど、話は難しくなる～！！）となる場合が少なくない。その際に、サービスがあるとすごく『楽に』手続きを終える事ができました。(『楽に』ってすごく重要。)あまり、、、というか、ほぼ知られていない制度なので、書いてみました。ぜひ読んでもらえると、嬉しいです。
18Apr
- お知らせ。ブログ引っ越しいたしました！！
  こんにちは。さやかです。(これ、Twitterでフォロワーさんがやってた男女交換アプリのやつ。あたしもやってみた。なかなかじゃないですか？？笑)ものすっっっごいお久しぶりです。前回のブログ投稿、2019年ですって！！びっくりします。さやか、生きてます。作業療法士も続けています。前回ブログ時と今回ブログ時の間に、、、日本、、、というか世界、とんでもないことになってしまいましたね。皆さんはお体、大丈夫でしょうか？？さて。今回、お知らせがあります。ブログを引っ越しました！！！すみません。事後報告で。ブログを始める前から、アメブロでするか、ワードプレスでするか悩んでなんですよ。で、あたし。パソコン音痴だし、ワードプレスだと自分でやんなきゃいけない事多いし。「アメブロ一択っっ！！」となったわけです。しかし、2020年のコロナ禍。◼️休日だってどこにも行けない、、、◼️ワードプレスだったら、「自分のサイト」ができる、、、(↑ゆーても、あたしの実力じゃ適当なもんしかできないですよ。)◼️面白そうというわけで、引っ越しました！！引っ越し先は↓↓↓しょうがい療法士しょうがい療法士脳卒中当事者×作業療法士のブログot-sayaka.comot-sayaka.com、、って楽でいいね！！中身は、過去記事をリライトしていってる途中です。同じ記事だと、ミラーサイト(パクリサイト)判定になるそうで、それ防止にリライトしてます。だからブログタイトルも変えました、、、。シンプルで分かりやすかったのに。リライトした後は、こちらの記事を、下書きへ移させて頂こうと思います。皆さんのコメントがいっぱいなのに、削除はできないっ！！今後、更新は新ブログのほうで行います。更新お知らせに、アメブロのほうを使用したいと思います。簡単なお知らせになりましたが、今後ともよろしくお願いいたします。
21Sep
- デュアルタスクが苦手。作業療法士全国学会にて。
  下書きしてた日記、アップさせてください〜。コメント返信、もう少しお待ちください(>_<)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーさて。少し前に、作業療法士全国学会に行ってきました！日本作業療法士協会HP学会って、講演、シンポジウム、全国のOTの発表(口述、ポスター)などプログラムが盛りだくさんで結構楽しいのです。なんか夏フェスに似てる。タイムテーブルがあって、マイタイテを組み、目当てのバンド(発表者)にいく。協会もやっとやっと学会用アプリ出してくれたので(去年あったらごめんなさい)、動きやすかった〜〜今回、「学会行ってきたよー」っていうだけの日記ですが、お付き合いくだされば幸いです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー福岡到着。会場である福岡国際会議場に移動して、大学同期の友達と合流。私は発表はないので、なんとも気楽な学会参加。自分の体力に合わせて、気になる講演や口述発表を聞きにいきました。主に発達分野。毎回毎回、研修とか勉強会とか学会とかで、一つ分かると複数の疑問の枝葉が分かれるループ＆ループ…かといって質疑応答で、簡素に的確に質問できない。発表聞いて、というか学会参加して「なるほどね〜」ってならなくてモヤモヤする。このモヤモヤ感を「え、気持ち悪い」って言いながらもOT続けていくでしょうか。わたし。それとも、社会福祉士になっているかも？(資格もせっかく取ったし)はたまた、医療福祉とは全く関係ない職に就いているかも？先の事は、自分自身含め誰にも分かりませんね。あと、会場の「ちょっと困った」も一緒に書いちゃう。ポスター発表会場がめっちゃ狭い〜セッション中の人たちと目当てのポスターに行く通行人がごっちゃになり、人口密度がすごい事になっていました。あたしがいった時だけかな？？下の写真は冬フェス時の、トイレ行列のための構造化。ポスター会場もレーン分けとか欲しかったな。↓そして！学会中に同窓会がありました(^^)10年振りぐらいの友達もいて、こんな機会がないとなかなか会えない。すごい久しぶりに会う友達って、「整形級に変わってたらどうしよう…」「え、気まずい…」杞憂でした笑良い意味で変わってない。こんな感じで学会終了。学会とか研修、勉強会に行って思う事は、「デュアルタスク(二重課題)が苦手。」(補足)デュアルタスクとは？学会中では……発表を耳から聞いて、スライドを見て、書く。苦手〜〜〜！！！注意を上手く選択できなくて、刺激を全部取り入れてしまう。取り入れた刺激は限られた時間では処理できなくて、分配できない。その時は「もう聴覚情報いらん」って刺激入力しないために、イヤホンを装着するか、(はたから見たら、「音楽聴いてわけ？！」と思われそうで嫌。耳栓は自分の血流の音が気になって嫌。)頭の体力を残す。自分でタイムスケジュール組んで、無理しない。本当に無理しない。想定外が起きてしまうと、メモリーをめちゃくちゃ消費します。そのため、ワーキングメモリーのホワイトボード部分がなくなる。ワーキングメモリーに関しては…↓いつ想定外が起きても大丈夫なように、想定内を用意しておく。半分、想定外のためのメモリーを作っておく。事前に自分のペースで、(ここ大事！！)高速バスの時刻表見て今日のミッション終了。高速バスの予約して今日のミッション終了。アプリをダウンロードして今日のミッション終了。抄録1〜2つ、ワンノートに入れて書き込めるようにして、今日のミッション終了。自分に課すハードルはめっちゃ低いです。あまりにも目標高いと、それを超えられない自分に自己嫌悪します。「やってらんねー」ってなる。でもそういう事前準備してたら、易疲労性(精神的な疲れ)は少しは軽減されたような気します。友達に言われましたが、私だいぶ体力ついたみたいです！以前は研修後の飲み会なんて、その場に座っているのが大変でした。今回は割とシャキッとしてたみたい笑想定外のメモリーを残す理由は、易疲労性を軽減だけでなく、「自由に行動」を楽しみたいからです。自分が予期せぬ事が起こると、「おっ！そうきたか！！」的な、ワクワク感がすごく好きです。元々、準備なんでやりたくないし、事を始めるまでめちゃくちゃ時間がかかる性格です。夏休みの宿題は最終日にまとめてやります。病前はそれで押しきれた。その能力があったから。(↑デキル人間って意味ではないですよ。)今、そんな事したら、頭パーーーーンッッです。ワクワク感を大事にしたいから、楽しみたいから、しないといけないんだ…もういい加減、なにが苦手で、日常でなにが出来てない部分なのか、どうすれば出来るようになるのか分かってきたかも？？まだまだかな……う〜ん。そう思った発症11年目の秋でした。【追記】「体力ついた〜！！」と思ったけど、福岡から帰ってきて数日たって、熱出ました〜。体温計壊れた？おわり。
- ザ！世界仰天ニュースに出演させていただきました。
  ご訪問ありがとうございます！リハビリする側なのに、される側になちゃった作業療法士さやかです。脳出血(AVM)後遺症の片麻痺や高次脳機能障害(失語、失行、注意障害など)、日常の記録を書いています。はじめましての方。過去ブログを抜粋しました。25歳で脳出血。原因は脳動静脈奇形。失行症について。失語症について。OT復帰しました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーご存知の方もいらっしゃると思いますが、実はあたし、TVに出ました。9/17放送の「ザ！世界仰天ニュース」に。失行を主にフォーカスされてます。あたしが作業療法士してるところも出てるよ。もう全国ネットに顔晒してしまったから、もういい。この顔色の悪さと唇の青さ笑(友達が送ってくれた↑)なぜTV出演を決めたか。こんなブスい顔面を晒してまで、、、理由は、◼️高次脳機能障害の認知のため。◼️障害者でも、社会復帰できる。◼️障害者でも、チャレンジできる。◼️そもそも健常者とか障害者とか何？？当事者自身が区別してない？楽しく生きたい！◼️あと、医療従事者のネット・ブログは一般向けじゃない！失語の人も読みたいんだよ！すごく分かりにくい！だったらあたしがやってやる。みないな感じです。インタビューで話しましたが、ほぼカットです笑放送後、「ありがとう」「感動した」「勇気づけられた」などなどのコメントを前記事に頂きました。ひょっひょえっっ〜〜〜〜あたし、そんな人から「ありがとう」っていわれる様な事、やってないのに〜〜こちらこそ、ありがとうございます！！…実はあたし、仰天ニュースをまだちゃんと観れていません。なぜか。それは…あたしの家、見れませんでした〜でも鹿児島の放送がはいる職場の方々や友達、元職場の友達、元上司などなど、リアルタイムで感想を聞き、なんかそれだけで胸いっぱいです。だって、みんな褒めてくれるんだもん。「頑張ったね」って。後々、取材や撮影の時の事をブログにて書いていきたいと思います。(あたしの最近の更新スピードは、年1回です…。遅くなっても怒らないで〜〜〜)更新ペース、コメント返信の遅いブログですが、今度ともよろしくお願いします(^^)
31Mar
- 健常者にヘルプマークの存在を知ってほしい。
  ご訪問ありがとうございます！リハビリする側なのに、される側になちゃった作業療法士さやかです。脳出血(AVM)後遺症の片麻痺や高次脳機能障害(失語、失行、注意障害など)、日常の記録を書いています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーヘルプマークというものがあります。下記リンク↓余命宣告を受けた34歳女性が広げる「マーク」「内臓疾患などで、助けが必要でも外見からはわからない人がいる。こうした人が優先席に座っていると、“健康そうなのに”と、冷たい目で見られることが多い」(リンクより引用)==============================↑ワタシも、電車・バスを利用する事が多いので、この状態によくなります。この状態を回避するために「ヘルプマーク」。病気や障害をもつ方は、存在を知っている、もしくは、もう既に使用している方もいるかと思います。このような物があると、ありがたいーー。でも…「認知度、低くない…？？」上の記事、読んで「社会的認知度の低さ」はまだあるのかな、と感じたよ。ワタシがマークつけても、周りの人はヘルプマークの存在、知ってるかな。知らなかったら、ただの飾りになっちゃう。これ、一方通行になっちゃうヤツやーー病気を患っている方、障害を持っている方など配慮を必要としている人々と、そうではない方の、認識のギャップを埋めたい。共通理解って大事やなー。一般の方に、「ヘルプマーク」の存在を知ってほしい。ワタシに出来ることは…とりあえずは、ブログ書いたり、周囲の人に「ヘルプマークっていうんだよ！」と、宣伝します。
30Mar
- 【近況報告】私、就職します！
  ご訪問ありがとうございます！リハビリする側なのに、される側になちゃった作業療法士さやかです。脳出血(AVM)後遺症の片麻痺や高次脳機能障害(失語、失行、注意障害など)、日常の記録を書いています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーはじめましての方、自己紹介脳出血発症当日今日は近況報告です！============================もうすぐ3月が終わりますね春は出会い別れの季節…ワタシも4月から、新生活が始まります。ワタシ、再就職します！再就職先は、児童発達支援事業所です。作業療法士として雇用されますが、社会福祉士の視点も活かされそうな職場です。(というか、活かさなきゃですね。)ワタシの障害のことも理解してもらった上で、雇用してもらいました。ありがとうございます。障害者求人は田舎だとめっちゃ少ないので、ワタシの場合求人の「開拓」が主な就職活動。だってほんと無いのハローワークの障害者求人見てると、タクシーの運転手さんとか、警備員とかが多いかも。いやいや、まず第二種免許持ってないし。てか、運転手の障害者雇用は、ハードルたかくない？もうこれは法定基準、満たしたいだけだよね？？企業さん。求人、あるはあるけど能力的にとても応募できない求人が多いのです。なので、就活では、障害者就業・生活支援センターに大変お世話になりました。なかぽつセンターの機能、今度詳しく書きますね。「求人がないなら、創る」という勢いの支援員さんたちがパワフルで頼もしいです。事業主の方と就職希望者の間に入る、「第三者の目」がありがたい。前職の事業所に就職する際も、サービス利用させて頂きました。(前のところは、社会福祉士の勉強のために退職しました。)8年ちょっとのお付き合い。退院後の生活支援から、就労移行支援という福祉サービスへの移行、一般企業への就労実習、就職、その後のフォローアップetc8年前は就労以前に生活するのがやっとの状態だったので、まずは生活支援から今は、就職のちょっとした事も相談に行く。ほんっっとお世話になりました。これからも、相談行くかもー。今後、なかぽつセンターや就労移行支援については、詳しく障害者雇用の実録を交えて書いていこうと思う。では。
28Mar
- 【退院後記録②】ワーキングメモリーはパソコン機能と似てる。買い物にて。
  ご訪問ありがとうございます！リハビリする側なのに、される側になちゃった作業療法士さやかです。脳出血(AVM)後遺症の片麻痺や高次脳機能障害(失語、失行、注意障害など)、日常の記録を書いています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー退院すると、外出する機会が増えました。買い物する機会も増えます。失語症の影響で、◉聴覚理解の低下(なのか？)９３１円を、きゅう・さん・いち・えんと分離したら理解できます。しかし、９３１円を、きゅうひゃくさんじゅういちえん連続性になると理解できません。これ、発語するときもなんですよね…ぶった切らないと言えない。◉数字の読みができない落ち着いた状態なら、読める。　　　　↑注意が「数字」に向いているから。注意は作業領域を照らす光。（元上司の受け売りです)などなど。いざレジの場面になると・・・(ああ〜読めんん〜〜モタモタしてたら、後ろがつまる〜〜〜)（ああ～～数字を読んで、お金が出して、袋受け取って、etc etc）ワタシの頭の中の処理装置が、追いついてない。いろんなところに注意を払わないと。「いま、ここに注意を向ける」が選択できない。はい。キャパオーバー。時には、小ちゃい小ちゃい買い物でも、一万円札を出す。その場から早く離れたくて。結果、財布、小銭でパンパン。ビックリするぐらいにパンパン。注意とかワーキングメモリーの障害も絡んでくるのか……作業療法士だけど、よく分かんねー。==《補足》===================ワーキングメモリー10年以上前の大昔のノートをさらす。古い情報なので、間違っているかもしれません。でも、パソコンに例えて分かりやすいので載せました。(見にくくて、すみません…)注意機能の特性○選択性：無数の刺激から、必要な情報に注意を向ける。○持続性：選択した注意を一定時間持続する。○転導性：注意の切り替え。○多方向性（分配性）：多方面に分配する。○感度：注意の閾値。注意そのもの。感度以外の４つの機能で、注意機能としているのかもしれませんが、(すみません。ワタシ情報が古いもので…)上記の4機能が働くためにも、感度という機能は重要なのかな〜と思いまして、感度を含めた5つの機能を書きました。「それは間違ってるよー。」というご意見の方は、是非コメント等で指摘して頂ければ幸いです。こうして書いてみると、注意とワーキングメモリーは密接な関係で切り離せない書きながら、「難しいな・・」って思った。===========================退院して、(能力的という意味で)出来ると思っていた事の一つが、買い物でした。ぜんっっぜん全然、うまくいかないもんで、ビックリです。現実検討できていないワタシに出会いました。「作業療法士だから、自分のことは分かってる」と思ってた。実際は、自分を客観的に見つめるって、めちゃめちゃ難しいわ〜〜ワーキングメモリーの障害がある場合、メモリーがあったらあった分、使ってしまう。理由は、恐怖や、初めて経験する事だったり。臨床では、セラピストの指示に矛盾があったり、声かけが多い・少ないetc障害をもった身での、退院後の生活は、全てが新しく目まぐるしいです。まずはゆっくり慣らしていけば良かったかな〜〜。
16Mar
- 【退院後記録①】退院。からの社会の洗礼。
  ご訪問ありがとうございます！リハビリする側なのに、される側になちゃった作業療法士さやかです。脳出血(AVM)後遺症の片麻痺や高次脳機能障害(失語、失行、注意障害など)、日常の記録を書いています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここまで入院編を書いてきましたが、2009年1月5日に脳出血を発症して、約半年間入院しそして、6月に退院。ワタシ、現職復帰を目指してました。でもその頃の状態を客観視してみて、まだ仕事はできないと思って退院と共に、退職する意思を伝える。辞めたくたいけど、「OTの仕事が出来るようになるまで、待っててください。」って言えない～～～心の底では、未練を残しつつ、退院。退院して、一番にしたことは…美容室の予約！！基本、髪はいつも短めだから、もぉ〜〜うざったかった！！携帯使えるようになった(失行症の影響で使えなかったのです)ので、いそいそと美容室に予約の電話をかける。が。いや。入院中も、「聴覚理解、落ちたわ～」と思いましたけども。はっ？ええ？？全然わからん。相手の話すスピード、早すぎ。頭の中で、情報処理が追いつかん〜〜〜 9年前だからガラケー。懐かしいー今まで顔と顔を合わせて、お互い微妙なニュアンスを感じ取って会話を成立してたけど、というか相手の方が気遣ってくれて、会話成立してた。電話じゃ、それが出来んのに気付く。友達だと喋れたんだけどなー相手が障害のことを知っていると、知らないじゃ全然違う。周りの環境に支えされていたなー。電話以外の場面でも、退院しても出来るだろうと思っていた事が出来ない。このギャップ。こうゆうのが続くと…暗っっ！！怖いわーこの思考。笑でも5分後にはケロってしてます笑退院後も落ち込む事多い。退院して、はじめの社会の洗礼を受けた日となりました。最後になりましたが、先月に受験した社会福祉士の国試ですが、合格しました。ご報告までに(*^^*)
15Mar
- アウトリーチ。入院記録⑩
  ご訪問ありがとうございます！リハビリする側なのに、される側になちゃった作業療法士さやかです。後遺症の片麻痺や高次脳機能障害(失語、失行、注意障害など)、日常の記録を書いています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー入院費、その他もろもろの費用は、傷病手当に助けられました。恥ずかしい話ですが、貯金があまり無かったんです。ワタシ、野外フェスに行くのが大好きなのですが、金が貯まらないっっ……懐のさむいワタシのところへ、ある日、職場の経理さんがやって来た。即答。補足として、ザックリすぎる傷病手当の説明詳しくは全国健康保険協会HPへ←リンク傷病手当　＝　病気やケガで会社を休んだ時にもらえる手当《支給される条件》※健康保険加入者○業務外のケガ、病気で休職（業務内は労災になる）○仕事に就けない（自宅療養も対象）○休職４日目から支給（３日連続休職した上で）○休んだ期間、給与がないこと《支給される期間と時効》○最長１年６カ月○ 仕事が出来なくなった日の翌日から2年間 (2年間、遡って申請てきる) 《支給される額》○給料の約２/３《手続き》・申請書を準備（ＨＰでダウンロード、全国健康保険協会（支部）に貰いにいく。・医師に証明書かいてもらう。・添付書類あるので注意。・全国健康保険協会（支部）に申請（直後提出、郵送）。パートの方も保険加入してたら、支給されます。退職後も支給されます。（※退職日も休職している等、条件あり。）退院後、国保に切り替えて大丈夫のようです。働いている期間は社会保険だったからだと思う。(ここらへんはもっと調べますね。)実際、ワタシは国保に切り替えました。病気になって初めて、「傷病手当」なるものを知りました。知ってるのが社会人の常識？ただワタシがモノを知らないだけ？？障害のもった以上、得るものもあるけどハンデもある。手当の申請をしながら、猛烈に不安を感じました。。。。日本の社会保障は申請主義。申請しないと何も始まらない。でもその制度の存在すら知らなかったら、申請のしようもない。障害年金や失業手当のようなメジャーなものは、なんとか自分で申請するけど、。マイナー制度とかは・・・そもそも制度を知らなかったら、調べる工程にもたどり着けなくない？？制度は有効的に使いたいんだよ～～～！！！「アウトリーチ」　問題を抱えた人がいる地域社会や生活空間に出向き、支援を届ける手法（医療や福祉現場の場合）。アウトリーチの機能は、○ニーズ（何を必要としているか？）の掘り起こし○情報提供○サービス提供○地域づくり片麻痺になって、将来の生活に不安を覚えたことをきっかけに、福祉系大学に入学し、アウトリーチを知りました。その時に、「あ・・・傷病手当のときの経理さんの行動もある意味アウトリーチだったかも・・・」厳密には違うかもしれないけど、それでもワタシは凄く助かった。働けなくて給料のない、しかも知識もないワタシに、情報をくれた。情報過多の今の時代の中で、本当に必要な情報を探すのって、実は困難かも。アウトリーチの言葉の意味は「手を差し伸べる」。手を差し伸べることは、普段の生活でもできると思う。支え・支えられ、でやっていきたい。と思う、今日この頃でした。
11Mar
- 壁は横からすり抜け派。入院記録⑨
  ご訪問ありがとうございます！リハビリする側なのに、される側になちゃった作業療法士さやかです。後遺症の片麻痺や高次脳機能障害(失語、失行、注意障害など)、日常の記録を書いています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー＊注意＊「諦め」を肯定してます。自身の体験談として、正直に思ったことを書いています。ワタシの考えを人に押し付ける気はありません。「麻痺手（利き手）でもう一度、箸を持ちたい」という期待がありました。３カ月目ごろの麻痺手の状態は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「左手で箸持ったほうが早い！！」（もちろん麻痺側のリハビリも継続。）左手を利き手にして、右手（麻痺手）を補助手にする。賛否両論あるだろうけどどーしようもなくなったら、諦めます。次の可能性、探します。「諦めは心の養生」不運をくよくよ考えるより、スパっと諦めて次に備えたほうが、心の健康には良いよ。という意味なんですって。ワタシはこの意味がけっこう好きです。葛藤して葛藤して葛藤して出した答えで、諦めといってる割に前向き、というか将来しか見てない感じがけっこう好きです。ある人にとったら、実用手への「諦め」だけど、ある人にとったら、利き手交換・補助手への「挑戦」です。「壁は乗り越えられる人の前にしか現れない」という言葉ありますが、それを聞くと「ワタシ、壁は登らず横からすり抜け派なんです。」と思ってしまう。こうゆう女なんですーーー！！ほんと、すみません。ほんと、すみません。ほんと、すみません。三回言う。その言葉を否定しているのではなく、常に選択肢を多くもっていたいから（←ワガママ。）、いろんな手段を考えたい。こんなふうに。複数の道をいつも、模索していたいです。「諦めないで」「頑張って」がけっこう苦痛なときもある。その時は、「諦めは心の養生」。養生したら、また、しぶとくやればいいや。いまだに試行錯誤の毎日です。
09Mar
- 【番外編】広島旅行。
  ちょっと前に大学時代の友達と旅行に行ってきました！行き先は、広島の宮島。宮崎在住なので、体力も考慮し、福岡を中継地点にして前泊しました。人生初のゲストハウスに宿泊～B＆C Gakubuchiドミトリー(相部屋)だったけど、ベッドごとに壁とカーテンがあるから、もう個室と変わらない。あ、ドミトリーは男女別ですよ。お客さんとお客さんが一緒にワイワイできるのも良い。清潔感もあり、スタッフの丁寧な対応。。。福岡にお立ち寄りの際はぜひ！！《追記》町屋を改修しているせいか、階段が少しだけ急です。1階男女ドミトリー(ほぼ男性のみでした)2階女性ドミトリー、個室(和室)翌日。大学同期3人＋赤ちゃんで、広島へ！！目が描けん〜〜許してください。初★宮島～～～！！！ちょうどお昼時なので、名物のアナゴ飯を食べた。うまい。宮島表参道商店街をぶらぶら散策して、厳島神社に参拝。朱塗りの大鳥居ー！！すごい天気が良かったので、社殿の本社からのぞむ大鳥居はキレイでした。(写真は、社殿からの写真ではありませんが)30分程度で参拝終わったので、またまた商店街を散策。お土産買って、牡蠣食べて～食べてばっかりw宿に一旦戻る。長距離歩いたから足パンパン！！ワタシも障害があるけど、友達も足の手術経験してるし、赤ちゃん抱っこしながらの散策やったし、3人とも疲労はピーク。宿に着くともう、疲れて果てて動きたくない。でも立ち上がらなきゃっ！！本日の最終イベント、ナイトクルーズが待ってるっ！！ライトアップされた大鳥居を見るんだっっ！！！ライトアップ……でも楽しかったです(^^)
13Feb
- 「頑張って当たり前」は当たり前じゃない。入院記録⑧
  リハビリがうまくいかない時、ワタシはすぐに顔に出ます。そしたらPTに、「(うるせーーーーーーーーーっっ！！！！)」でも確かにワタシ。。。「私、頑張ってます」アピールね。くそ。見透かされて、恥ずかしい（笑）めっちゃ恥ずかしくなって、すぐ STさんに愚痴りにいく。毎日毎日、「頑張って当たり前」のスタンスじゃ疲れるしね！ ⬆︎自分に甘い（笑）
10Feb
- 脳の可塑性を実感した朝。入院記録⑦
  ご訪問ありがとうございます！リハビリする側なのに、される側になちゃった作業療法士さやかです。脳出血(AVM)後遺症の片麻痺や高次脳機能障害(失語、失行、注意障害など)、日常の記録を書いています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこんばんわ。さやかです。前回の日記で、友達にワタシの「今」の現状が知れ渡ったことを書きました。その時の気持ちは、スッキリ！！あとはリハビリするしかないよね。と、この頃は新たに決意を固めた時期でした。リハビリの日数制限もあるから、もたもたしてられない…いつもの様に、個別リハと自主練を延々とやる。もうこれ、飽きましたわー。延々延々延々延々延々、朝から晩までやってたらある日の夜中、めっちゃ頭熱いっっっ！！！今まで頭熱いのあったけど、比じゃない！！！なんでっっ？？！頭の中心が痒い！！！！脳取り出したい！！！！！！ああああ～ううあ～～～～～～～～・・・・・・・・・・・・・・・いつの間にか寝てたみたいです。……いつの間にか寝て、起きて、ご飯まで食べていたらしいです。いつもの時間にリハ室に来ないので、PTが迎えに来た。夜中の話をすると、笑顔になり喜ぶ。PT 「やったな！！」ワタシ「は？？」(口元にご飯粒ついてんのが？意味わからん。)PT 「リハビリすれば分かるから」ワタシ、今まで自分の関節の位置が分からなかったんですけど……しかし、その日は、どうしたワタシw寝てる間に何が起こった。今までのリハビリの負荷が積み重なって、あの夜、爆発した感じ。これが脳の代償機能かー。脳の損傷部分の機能は元には戻らないけど、他の部分で代用して支える。脳の可塑性(かそせい)、実感した。実際に昨日までとはガラリと違う変化を感じ、希望もわく。(運動麻痺は全然、回復してないですよ。感覚だけ。)リハビリの効果が自分で分からない状態だった中で、「リハビリやっても意味ないかも……」とヤケになったりもしたけど、バカ正直に続けて良かった。「これから」が楽しみになった瞬間でした。
08Feb
- 怒ってくれる友達は貴重。入院記録⑥
  こんばんは。入院記録６弾。あいかわらずの思い出雑記です。あっ。ブログのタイトル変更しました。以前のが長すぎて長すぎて。新タイトル、これからよろしくお願いします。今回は、入院中の外部との連絡について。入院してから、友達とか連絡は取っていませんでした。携帯を使えないのはイタイ・・・それに、今までと違うワタシを見て、向こうがショックをうけそう。さらに今までと友達の態度が変わったりとかなったら立ち直れん。携帯には、いきなり音信不通になったワタシにメールが届く。あああ～～～～今のこの状態どう説明すればっっ！？語彙力がないもの～～。な　の　で、放置。「（もうちょっと失語が回復したら連絡しよう。）」　　←　それっていつ？？？その間、２回目の開頭手術。１回目の手術は、脳出血の血腫を取り除いた。２回目の手術は、原因の脳動静脈奇形を取り除いた。これで再出血の恐れなくなったーーー！！今度はがっつり頭、刈られたわｗｗｗ手術直前は号泣。大した理由もなく。この時期は、めっちゃくちゃ気分の変動が大きくて、ちょっとしたことで、泣いたり笑ったりが酷すぎる。このブレ幅が大きくすぎる。リハビリも思うようにいかない。精神的に無理・・・・・・と思ったときに、友達からこんなメールが届いた。生きてはいる。ただ生きてるけど…。この「生きてる？」っていう日常に無いワードが行動を起こすきっかけになる。メールきた直後に電話・・・・したけど、どうすればーーーーー！！？？言葉出ないけど、涙は出てくる。なんとか、自分が片麻痺になったことだけ伝える。友達・・・びっくりしたと思うんだけど、ワタシが泣きじゃくっているのですごく冷静な対応。翌日には、電車で片道５時間かかるのにお見舞いきてくてました。（仕事大丈夫だったのか？？）なのに、ワタシ、昨日とはうってかわって、この日は笑いが止まらない日。（泣いたり笑ったりの変動があるので～）友達２人を見て、なぜが爆笑しまう。友達、かるくキレる。昨日、私のと通話が終わった後に、仲良い友達で「さやかの今」を情報共有したらしく、めっちゃ心配したしめっちゃ泣いたらしい。しゅ、しゅみませんっっ・・・・！！！脳出血で入院中でも怒られるワタシ(笑)いつも心配かけます。本気で泣いてくれる、怒ってくれる友達に感謝です。
- 私は厳しいぐらいが丁度いい。入院記録⑤
  国試も終わったので、久しぶりに入院記録を書いていきたい。入院２カ月目ごろを振り返る。。この頃になると、携帯が使えるようになってきた。といってみても、メールボックスを開いてメールを読む段階まで。だいぶ文字も見えるし、使い方も分かるようになりました。＊実際はこんなにハッキリ黒モジャが見えるわけでなく、もっとボヤーっとしてます。返信を「うつ」ことが難易度高くて出来ない。身体的には、一応歩けます。でも、ぶん回し歩行。発症時はダルダルの弛緩性麻痺だったけど、筋緊張が強くなってきた。腕も立位や歩行時は緊張が強くなる。典型的な片麻痺です。リハの内容：担当PT（上司）は「歩くことも重要だけど、『キレイに』歩くことが大事。」と言って、歩行リハはちょっとお休み。（（えーーー！！歩行訓練してやーーーー！！！）） ← 心の声と内心かなり焦る。でも感覚障害や高次脳機能障害があるのに、この状態で歩いても、イヤな癖が定着してしまう。キレイに歩く　＝　体に負担が少ない。関節は日常消耗品。「30年後も自分の足で歩いてほしい。」（実際はもっと厳しい言い方でした。ちょっと優しいニュアンスの変更してます。）それを言われたときに、障害をもったまま生きていく年月のほうが、圧倒的に長いことに今さら気付く。この事実、受け入れ・・・・られないけど。まだこの時期は(笑)この時期に行っていたワタシの自主トレ。＊リハ室を、延々と両足で車イスをこぐ。筋緊張が上がったらストレッチして、またこぐ。ストレッチして、またこぐ。この繰り返し。個別リハの時間以外は、これをAM9:00～PM18:00まで、やる。これ、実は疲れる。上司のPT「“これ”が仕事なんだから当たり前。」こ、怖いっっ・・・！！厳しい。正論ですけど。ワタシ、怠け者なので厳しいぐらいが丁度いい。かといって、痛みを伴うリハビリは絶対ダメですよ！個別リハだけじゃ足りない。（のは分かっているけど。）地味にキツイ。地味な作業は嫌い。リハビリきらい。作業療法士なのに。けどやるよ。自主練は延々やってると、すごい孤独感があります。でも、「継続な力なり」。愚直にやり続けよう。
06Feb
- 学業に専念する贅沢
  2月4日、社会福祉士の国家試験がありました。ワタシも受験しました。ので、そのこと書いていきます。全国各地で受験会場があって、申し込みの段階で鹿児島を選択。大学の友達とみんなで前日に鹿児島入り！！国試当日。予想してたけど、天気は雪。ああ～～もう南九州人の雪耐性はLv.1なんだよ～～～無理～～～慣れない雪ですべらないように、会場の大学に到着！！自分の席を探そうと、掲示板見たらワタシの席、体育館やん。まじですかー。寒いよー。しかも、窓からすき間風がはいってくるのか知らないけど、ビニールとガムテープで目張り………会場に対する愚痴になってしまったけど、愚痴がでるぐらい寒かった！！肝心の試験は、良い緊張感で臨めました。試験前の、あの「人が大勢いるはずなのに、しーんと静まりかえるときの、あの感じ」が好きです。自己採点の結果、合格ライン超えました。合格ラインが難易度によって変わるので、受かるかもしれないし、落ちるかもしれない。けど100点以上取ったから大丈夫かな？(例年は90点合格ラインなんだけど…)とりあえず一息つきます。友達には、学業と仕事、家事、育児、介護など二足のわらじ、三足のわらじ履いて、両立しながら、結果を出している人もいっぱいいて、ほんと凄すぎる。いろいろな理由で、勉強できない人はいる。ワタシは仕事を退職して、完全に国試に集中できる環境でした。こんな贅沢、なかなかない。国試が無事に終わり、周囲の人に感謝です。「学業に専念する贅沢」をさせてくれて、本当にありがとうございます。
15Jan
- 高次脳機能障害ってなんだ？
  さやかです。自己紹介脳出血発症当時入院記録の続きを書こうと思いましたが、今回は高次脳機能障害について書きます。きっかけは友達に「てかそもそも高次脳ってなに？？」と聞かれたから。確かにーーー！！高次脳機能障害を全く知らない人からしたら、そう思う。ごっちゃになって、よく分かんない。このブログではワタシの症状しか書いてないからな……「そもそも、高次脳機能ってなんだ？？」かぁ〜高次脳機能は、言語や記憶、注意、論理的な思考や感情などの機能です。人間ならでは、の機能。それの障害が高次脳機能障害かな、と思います。ワタシは発症前からロジックに基づいた思考はできません！ただ高次脳機能障害のソレは、日常生活・社会生活に支障をきたします。「〇〇したら、こうなる」という考えがなく、行き当たりばったり。こんな感じ↓発症後、麻痺があり立位どころか手ばなし座位も不安定なのに、単独でトイレに挑戦するワタシ。「座位も不安定な人が一人でトイレしたら、高確率で転ぶよね」と思わなかった。その思考が怖ろしい。何が「いけるっ！！」だ。どの口が言ってんだ。「自分が病気だ！」という意識も薄かったです。こんな感じで無計画な行動は続きました。全部が全部、高次脳機能障害が原因ではないですけど…。高次脳機能障害は「行政の定義」により、以下の種類があります。＊記憶障害＊注意障害＊遂行機能障害＊社会的行動障害＊あくまで例です。個人差があります。「あれ？？失語症や失行症も高次脳機能障害って言ってなかった？？？」と思うでしょう。はい。言いました。失語症も失行症も高次脳機能障害の一つです。実は、医療の現場での高次脳機能障害と、行政の高次脳機能障害は違います。医療と福祉の関係性に似てる。医療 → 科学的根拠福祉 → 法的根拠みたいな感覚。医学的には、「行政的高次脳機能障害」＋その他（失語症、失行症、失認症等）＝高次脳機能障害という感じです。(ワタシの勝手な解釈です。)行政の定義で説明しましたが、実際は高次脳機能障害の枠組をキッチリわけきれない。以前、高次脳機能障害の家族会に参加したときに、当事者の方たちが（私も当事者なんだけど）「この障害は一概に『こうゆう症状』って言えない」「風邪みたいにいろんな症状がある」と言っていました。まさに！！ホントそうだと思います。結論。言語とか記憶とか感情などの複合的な障害で、高次脳機能障害は、人それぞれ。結局、ここにたどり着く。でも、「人それぞれ〜」で終わりにしないで、自分の傾向をちゃんと理解して、説明できる手段はとりたい。病気する前、失語や失行の患者さんの世界をOTなりに想像してました。教科書をベースにした想像。実際、なってみると全然違う。患者さん、こんな気持ちやったんやな……障害者になって確実に不便だけど、作業療法士が片麻痺・高次脳機能障害になったことは、一つの強みだな、と思います。そして来年度にはきっと社会福祉士にもなってる。国試落ちたらどうしようか。めちゃめちゃ長文、失礼しました。

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