Aちゃんも連れて病院に行くことに。
おばあちゃんに預けてから行くか迷ったけど、離れるときに嫌がるとかわいそうなので まずは 連れていこうとなり、あらかじめ用意しておいた 出産セットと、破水があったので車のシート用にバスタオルも持って病院に向かいました。
事前に電話してから出て 家からそう遠くない病院に着いたのは21時で、受付はすでに終わっていたのでナースステーションに直接行くと、すぐに診察室に入ることに。
何だかんだあるので、Aちゃんをおばあちゃんの所に連れて行って お風呂を済ませ なんとか寝かせると(疲れてたみたいで寝てくれてよかった)、0時をまわってしまいましたが、パパは病院に戻りました。
すでに 奥さまは病室に移っていて、聞くと 破水はあったけど まだ産まれそうになくて、これは 朝方になるのかねぇなんて話をしてたのよね。
そうしたら 病室に来た看護婦さんに「お母さんは休ませてあげないといけないのでお父さんは一度お帰りください」って言われてしまったわ。
まあ、確かに長丁場になるかもしれないので 落ち着いて休めるなら パパは邪魔しない方がいいかと おばあちゃんの家で待機することになったのでした。
けれどもすぐに、Aちゃんと寝てようかと 着替えて お茶を飲んでいたのに 奥さまから「病院に来て
」と電話があって、帰ったばかりなのに どうしたのかと また 着替え直して 病院に向かったのでした。
ナースステーションに着くと「お父さんお待ちしてました」って言われたけど、内心は「ついさっき帰りなさいってあなたが言ったのよ」と思いながら(笑)
すぐに 分娩待合室に通されたので、陣痛が始まったから付き添いをするのかと思ったら、なんと そのまま分娩室に直行させられ なんとなんと すでに 奥さまは臨戦体制で、「お父さん早くカメラの準備を!」って おいおい 電話でそんなこと言ってなかったし(笑)
2人目は すんなり行くかもって聞いてたけど まさか こんなにすんなりとわビックリしたわ。
お父さんとお母さんと そして 優しいお姉ちゃんがいる この家に来てくれた
あなたへ
パパが子供だったときと違って 今は 色々なことが 目まぐるしく起きています。
絵本がタブレットに代わり、小さいときからスマホを持つようになり、美味しいお菓子やジュースなんかも色とりどり いつでも手に入るようになりました。
楽しい場所はいくらでもあり、小さいときから オシャレな服を着て出かけたり、楽しく遊ぶ場所もいっぱいあります。
そんな なんでも揃う世の中ですが、あなたやあなたのお姉ちゃんが うちに産まれてきてくれたのは、本当に奇跡です。
あなたが ママのお腹の中にいると知ったとき、うれしくてうれしくて、早く会いたくて仕方がありませんでした。
お姉ちゃんは2歳半になり ますます 可愛くなってきているところへ、小さい小さい あなたが産まれてくるなんて 想像しただけでワクワクが止まりませんでした。
大好きだった ママのお腹から出てきてくれた あなたは、これから みんなと一緒に、色々なものを 見て 聞いて 体験して いっぱいいっぱい 楽しんでね。
そして いまのお姉ちゃんのように いっぱいいっぱい パパとママに お話ししてください。パパとママはそれだけで幸せでたまりません。
この先 悩んだり 迷ったり することがあったり 時には 悲しんだりすることがあると思います。そんな時は パパ、ママ、お姉ちゃん 誰かに必ず相談してね。
あなたのまわりには 他にも 素敵な人達がいっぱいいます。パパとママは とても 回りの人に恵まれているんです。困ったときは 必ず 力になってくれるはずです。
どうか あなたを愛する人たちを そして、あなたが愛する人たちを大切にしてくださいね。
あなたのお名前には お姉ちゃんと同じ文字が含まれています。どうか いつまでも お姉ちゃんと仲良く してください。そんな想いが込められています。
毎日 感動を与えてくれる あなた達は
ほんとうに
たからものです
Aちゃん
ママがおうちにいないのに とてもよくがんばりましたね
