今年も残すところあと2週間となりました。
今年は特にやり残したこともなく、とても充実した1年だったので心置きなく年越しを迎えられそうです。
この時期になると今年1年を振り返ったり過去の日記を読み返したりするのですが、改めて感じたことは「日々の積み重ねが大事」ということ。
人間いきなり自分を変えることはできないものです。
例えば、「挨拶」です。
新人のころは大抵の人は挨拶ができます。
でもだんだんとしなくなる人が多いです。
できなくなるのではなく、しなくなるのです。
特に後輩ができたり役職に就いたりするとできなくなる人が多いらしいです。
僕は幸いにも初めて役職に就いたころに「挨拶」の重要性を徹底的に教わりました。
役職就いても「決して偉くなるな」「自分から挨拶しろ」ということも教わりました。
当時しっかりと教えてもらったおかげで今でも年下の方や後輩にもしっかりと自分から挨拶できます。
とはいえ、若いころは自分でも気づかないうちに偉くなっていたと思います。
今それがわかるからこそ偉そうにしないように気を付けています。
読書や勉強、トレーニングもいきなりたくさんのことはできません。
本を読んだことのない人が文字だけの本を1冊いきなり読むのって難しいししんどいと思います。
でも少しずつ読んでいけば気づいたら数時間で1冊読めるようになります。
勉強やトレーニングも一緒で最初から数時間は無理でも一日10分、20分とできる範囲でやっていくとだんだんとできるようになります。
僕が最近感じるのは、「人の性格や態度」です。
誰にでも優しく平等に接する人もいれば、逆に横柄な人もいます。
人の性格や態度も日々の積み重ねだと思います。
僕はもともと短気な性格なので普段から言動にはとても気を付けています。
若いころは感情にまかせて大胆な言動をして失敗したことが何度かあります。
その数々の失敗のおかげで自分を見つめ直し改めることができました。
でも失敗したときに反省しないで自分を変えることをしなければ今どうなっていたか。考えると恐ろしいです。
人間は失敗の連続だと思います。
失敗したときに自分を変えようとするかしないかの違いです。
自分の人生だから別に変えなくてもいいのですが、いざ自分を変えたいと思っても人は急には変われません。
年齢を重ねれば重ねるほど過去の成功体験や経験が邪魔をして自分を変えるのは難しいと思います。
何事も「日々の積み重ね」が大事なんだと改めて感じました。