第三段義妹

お兄ちゃんと初めて会ったのは、４年前に私のお父さんがお母さんと結婚した時だったよね。
その時は、お兄ちゃんの事がキライでした。
毎日会うのもイヤでした。
でもお父さんが死んじゃった時、言ってくれたよね。
僕達が家族だよって。
その時からお兄ちゃんの事が好きになったんだ。
でも私たちは家族だから言えなかったんだ。
苦しかったよ。悲しかったよ。
でもガマンした。お兄ちゃんのために、お母さんのために。
でももうダメだよ。この想い・・・伝えたい。
ごめんね。でも私本気だから。
ゼッタイふりむかせてみせるんだから。
だから覚悟してね。お兄ちゃん

第二段幼なじみ

急にこんな手紙書いてごめんね。びっくりしたよね。
私達って昔からずっと一緒だったよね。
小さい頃は、一緒にお風呂も入ってたよね。思い出すとちょっとはずかしいな。
でも中学に入ってなんか変わっちゃったね。
いままで一緒に帰ってたのにバラバラになっちゃって・・・
私は、離れたくないから一緒の高校に入ったんだよ？
えへへ・・・驚いた？
でももうガマンできないよ・・・
好き。
大好き。
ずっと、ずーっと前から大好きだったよ。
これからもずっと一緒にいたいよ・・・


ありがとう。 ごめんね。

第一段ツンデレ

別に、気になってるわけじゃないんだけど書いてあげるわ。
先に言っておくけど私が自分から書いたワケじゃないんだからねっ！
えと・・・そう！友達！友達にバツゲームとして書かされてるだけなんだから勘違いしないでよね。
そんな事はどうでもいいのよ本題よ、本題！
今日の放課後、体育館裏にきてよね。
私より先に来ている事！
守らずに一秒でも遅れたら死刑よ死刑！
それじゃ、別に期待しないでね。