年末から、梅男、梅子、梅チュウと新学期をどのように取り組むか相談していたら、2ヶ月過ぎてしまった…。定期テスト、模試、同日模試、英検、文理選択、塾、受験希望校など、勉強の話題だけでもたくさんあったけど、怠慢でした。


しばらくぶりの梅チュウですが、夜の8時の勉強時間に全く勉強しない日があった。ソファでずっと寝ていた。体温を測るも36.2、全く正常。なぜこんな時間に寝る?10時に寝れないだろう?、子供って不思議な生き物だ、と思った。


その分の宿題、明日やるのか?不安になるけど、無理強いさせると、昔、争った時のように泥沼に陥る。不毛な争いは避けたい。宿題なんてしなくても個別指導塾は叱ったりしない、良くも悪くも。


年末から、梅チュウとは色々な話をしてきた。算数は家ではしない、2月からは塾だけでやる。Z会は国理社だけと完全に切り分けたら、これが大当たり。スケジュールを立てれば勉強してくれるし、毎日何を勉強するか聞いてきてくれる、算数の宿題もしてくれる、前向きに取り組めるようになってきた。


そんな好循環な時に、何もせずただ寝てるだけというつまづき。聞いても答えてくれない。体調不良なのか、メンタルなのか、メンタルなら原因は何か、もう勉強しないとか学校行かないとか言いそうで、不安が頭をよぎる。手が掛からなくなったのに何が起こったのか。


10時になって寝る時間になった。起こそうとしたら一人で起きてトイレに行って、戻ってきた。そして、お腹が痛かった、とつぶやいた。


それは大変だったな、もう大丈夫か?明日からまた頑張ろう! と声掛けだけど、一言大丈夫と言って欲しかった。まだまだ子供、親を安心させる技術は持っていない。

3人共穏やかに勉強している。家庭内で争いが起きていない。何という幸せ。


梅子は来年の英検3級受験に向けて、Winpassの英語と数学中心の毎日。英語は解説のページを親と一緒に勉強して問題は1人でやる、数学は中3までの教科書を夏休みに終わらせたので、1人で出来ている。本当に楽になった。


単元にもよるけど、2科目で1日2.5〜3時間位はかかるので、取り掛かりを早くするよういつもお願いするのだけど、中々そこは難しいところ。夜勉強が10時以降にずれ込むと朝起きれず英単語学習が出来なくなる。文法だけで英検3級は無理だから、休憩からの切り替えを頑張っていこう。


梅チュウ、塾の宿題は国語と算数で1日1ページ分、今のところ無理なく進んでいる。Z会も1日1単元で、算数は例題と問題のみ取り組み、ドリルはしない大甘な進め方。無理やりドリルをやらせて嫌いになるよりはいいのだけど、算数の勉強量が少ないのは不安だ。


梅男、塾に行く日は、家で何もしない。いいのだろうか?、いいのだろう、ほっとこう。定期テストが終われば来年は英検だ。何かに追われて勉強するのではなく、じっくりこだわって勉強する時期だ。うまくいけば、かなりのアドバンテージ。


ただし定期テスト後に気の抜けた彼を勉強させるのはかなりの技術がいる。親ではもう無理。塾の先生に頼もう。

梅チュウ、勉強することへの抵抗がかなり強い。嫌なときは嫌と言い張って親を困らせるが、たまに素直にZ会をやってくれる時もあるから、最初のボタンの掛け方がとても重要。


塾に行くのは嫌ではないけど、塾の宿題を家でするのはすごく嫌がる。そして、人に言われて勉強するのを死ぬほど嫌がる。かと言って勉強しろと言わなきゃ勉強するのかと言えば、やっぱりやらないことが多く、始めるまでにグタグタしてたっぷり時間がかかる。


この日も、最初の声掛けをどうしようか考えていた時、梅チュウが言ってきた。


俺って、受験するの?


不意打ちだった。親は何も考えていない。勉強はやらないよりやった方がいいとしか、普段説明していない。冬期講習を受ける時も、えー行くの〜と言われたけど、同じような説明をしてしまっている…。


梅男の時は、色んな学校を見に行って、その中で行きたい学校が見つかり、受験のモチベーションになった。梅子はコロナ禍で見に行くことが出来ず、高ぶるものがないまま試験の適性で学校を選び、残念にも地元の中学校に行ったが、なんだかんだで楽しそう。


学校によって色々と特色はあるが、楽しければいいのだろう。どこの学校でも勉強しない子もいればする子もいる。やることやれる子はどこの大学でも受かるのだ。


ただし梅子の地元中には、小学校で勉強したことがない子も入学してくるので、学力の下のレベルは底がないし、絶対にやってはいけないことをやらかす子はいるし、流されやすい梅子は気を付けて友達を作らないといけない。


梅男のように受験して入学した学校では気にしなくても良いことだ。そのメリットは大きいように思う。


塾の先生とは、オタクっぽい梅チュウの気質は男子校だろうと意見は一致している。時々授業中にどんな学校があるか話をしてくれるそうで、梅チュウの心がどう変化していくのか楽しみだ。

新たな変異株、オミクロン株の出現をテレビを見ていた我が家の子供達が、別の部屋にいても空気感染する凄さを形容すると、


家のWi-Fiより強いらしいぜ〜。


毎日youtube見てスマホゲームをしているだけあって、WiFiの強弱は理解している、ほんとに感心する。



梅チュウ、父と始めた勉強はいつの間にか母と勉強してた。算数ドリルは相変わらず進まないがてんさく問題は終了、添削問題の復習も終了、本日までの塾の宿題終了。


梅子、英数のWinpass1単元ずつがノルマだけど、グダグダして進まず。朝勉でやろうと言ってみる。


梅男、朝勉は好調、夜勉はまぁまぁで1日2時間程度。12月の定期テストに向けた取り組みは科目数が多く、今更ながら何をしてよいやら、の状況。



それぞれ目標の8割程度の進み具合。

梅チュウ、塾に通い始めた時に決めた、塾の宿題は朝の時間にする約束が守れない。


睡眠欲は本能だし、10歳で煩悩に打ち勝てなんて言えないけど、出来る子がいるのは事実。


俺、受験するの?と聞いてくるし、どっちでもいいよ、と答える親子関係なので、朝から勉強を頑張る理由もなく、ギリギリ詰め寄ることもない。朝に塾の宿題が終われば、夜の時間でZ会に使える時間が多くなる、ただそれだけの親のエゴ。


作夜、算数のてんさく問題の前のおさらいで、分数の難しい問題を解いている時、数字がきれいに書けた、分数がうまく書けた、昔やった問題を思い出せた、など褒める度に、顔色が一瞬ほころぶ。


しばらく梅チュウのけげんな顔しか見てなかったので、救われた気がした。気分がよくなれば嫌な勉強も踏みとどまれる。


褒めて伸ばすことは分かっているけど、中々出来ないのは、子供への注意が足りなかったのだろう。些細な成長は山のようにあり、気づいてあげられるかどうかは、親の注意力次第。


ただ3日分の塾の宿題が溜まっているのは、これからの火種確定!



上の2人はというと、梅男は6時に起こす約束だけど起こさなくても6時15分には一人で起きるようなったし、梅子も6時半に起こして勉強する約束が7時前になんとか起きて英単語の勉強に取り組んでいる。今のところ2人に限れば、


親の頑張り〈 子供の頑張り


という不等式が成り立つ。子は成長するのだ。そして親を超えていく。

梅男の学校で三者面談があって、定期テストや模試の結果を見ながら話が進み、担任の先生から、


今回の定期テストはすごく成績が上がり、クラスでも頭角を現しているうちの1人


と、持ち上げられ、驚き戸惑う親子…。


梅男は、今回はこれをやったとか、早めに取り組んだとか、具体的にどう勉強を頑張ったのかの説明をしたけど、ポイントはそこではなく、


夏休み頃から始めた朝勉の影響がとても大きい


と、私が横から口を挟む。すると、


部活生で成績の良い生徒はほとんどが朝起きて勉強しています、


と担任が目を輝かせて返した。


ただ残念なことに、定期テスト後は気が抜けて、さっぱりしてません


と親が言うと、


それでは明日から5時半に起きて頑張ってみたら!


と担任が強く背中を押してくれたので、状況は密かに狙っていた方向に進む。


先生がせっかくそう言うならやってみようか、と梅男にダメ押しすると、流石に観念した様子。


夏は起きれるけど冬は厳しい、誰でもそうだ。でも朝6時に起こしに行くと布団からはみ出している。そうなると寒さは言い訳ではない。


早寝早起きは良いことなので、もう一度頑張ってみよう!



梅子は塾の話が本格化する。集団塾に電話をして、通塾開始時期をいつにするか、どこの校舎にするか、クラス分けテスト、など聴き取り、資料が届くのを待つ。


早めに塾の普通コースに入ってからコースを上げるか、Winpassをある程度仕上げて最難関コースに入るかで迷う。ある程度仕上げても最難関コースに入れないことは考えないのだ。


結局、英検3級を1月に受けたいので、自宅でWinpassを続けることを主張したが、母親は不安になる。今まで長期休暇の度に一切勉強をしない子供達を見続け、今回も同じ轍を踏むに違いないから。


普通コースに入ってから最難関コースに移籍出来るのか?みんなと同じ勉強してたら差をつけるのが難しいだろう、というのが素朴な根拠だが、梅子は人との競争で必ず引いてしまうくせがある。争いごとは嫌いなのだ。見えないところで実力をつけておくのが性にあっている。



梅チュウは母親と勉強を始めた。母が付きっ切りで寄り添う、すごくいい環境。


基本的に梅チュウは真面目にやれば一人でZ会に取り組めるし、難しいクローバー問題は飛ばしても問題はない。


それが出来ないのは、今まで父親が寄り添ってたから。しかし最近は親子喧嘩が減って梅チュウは素直に勉強がができている。


子供の勉強って、動機付け次第だ。

あー言えばこー言う、毒吐く梅チュウ

何かにつけて、ウルッサイ、をぶち込む梅子

その2人に悪い習慣を伝染させる梅男

の3人に対して、私が爆発してみた。

 

帰宅して、いつも言う「勉強してた?」の会話は封印、ひたすら家事をこなし、3人を観察。

 

夜8時からの勉強時間、いつもすぐには始まらないけど、8時20分に梅チュウが塾の宿題に取り掛かる。

梅子も追いかけるようにテレビを消して勉強を始め、梅男はスマホ片手にそれを見ている。

  

塾の宿題は終わったがZ会に取り組まず、帰宅したママとリラックスする梅チュウに対して、9時に宣戦布告。

 

今日のZ会やった?と聞くと、ウウン、と首を横に振るので、Z会やめる?とぶっこんでみる。

今度は黙る梅チュウに、勉強嫌いならやめてもいいよ、塾も遊ぶ時間がなくなるから嫌だと言ってたよね。

すると、

 

Z会は難しい、けど塾は続けたい。と、こわばった顔で話してくれた。

 

おっ、て感じ。

理由は分からないけど、一切勉強をしないのは抵抗があるようで、これは収穫。

大人のずるいやり方で反応を試してしまったことは反省だけど。

 

次に梅男、最近まともに勉強しておらず、Z会も9月号が終わっていない。

大体、添削問題の振り返りなんて中1からしたことがない。

成績は多少の上下はあるけど上がるわけがない。そこで聞いてみた。

 

Z会やめるか?

 

こちらはカマを掛けたわけではなく、単に学力のレベルが合ってないようだから本音を聞きたかった。

それに小学生から続けていたので、親の私がやめる決断を先延ばししてきただけだ。

 

今まで、梅男からやめたいと言ったことはなかったが、高1になってから唯一目標にしてきた締切が守れず、勉強のパフォーマンスが悪くなっていたのは明らか。

 

うん、やめる。

 

親に遠慮して言えなかったかもしれない。

親の期待に応えないと、と思っていたかもしれない。

ただ、今は塾との相性がよいので、そこから宿題をたくさん出してもらった方が、梅男は納得する。

 

Z会をやめる分、通塾日を1日増やす?

 

いや、週2が丁度いい。宿題をしっかり消化出来ない。

 

さすがきちんと説明出来る。それから家庭の事情を伝えた。

国公立大しか受験出来ないかも、私立大の場合、奨学金を申し込まないとかも。

 

今まで何度か話してはいるけど、ママのいる御前会議で始めて話す内容に、さすがに無反応だけど、理解している時は必ず無反応。

やってくれるはず、後がなくなってから強いのが梅男だ。朝勉の復活も約束。

 

そして梅子、今一番の困ったちゃん。

何をするにも無気力、そういう時期が来るのは分かるけど、中1女子だからそうなんだろうけど、成績の順位が大きく下がるのは頑張れていない。

 

人の成績と比べるのもどうかと思うけど、下がった分を上げるのは本当に大変、梅男で懲りている。

親の言葉が耳に入るならやっぱり言い続けたい。

 

塾の話は前からしているけど、やる気がない態度を取られるとカチンと来る。

だけど、行かない、行きたくないとは言わない。そこでもう一度言ってみる。

 

塾に行ったから成績が上がるわけではないし、家庭学習がしっかり出来なければ塾を往復するだけ。

家での学習がしっかり出来てからにするか、何か新しいことを始めて夢中になった方がいいのでは?

 

今は、何がしたいのかよく分からないし、うまく言えない、考えるのも面倒くさい…。

 

と泣いてしまった。

行きたいとは言わないが、行きたくないとも言わない。

塾に行くという新しいことを始めて、気分転換するのもいいのかもしれない。

 

3人共修羅場だったけど、夏過ぎてからのモヤモヤは整理された。ママからは、

 

今日のパパは黒いオーラが出ている、よくない!と怒られた。

 

結局、

梅男は、高1末でZ会退会

梅子は、定期テスト後に集団塾へ

梅チュウは、小4末でZ会算数を退会、算数は塾、国理社はZ会継続

 

今までブログの原動力になっていたZ会、梅子が抜け、梅男も抜け、梅チュウも3教科のみに。

親の意地で続けたけれど、うちの子なら出来ると思っていたけどやっぱり難しかった。

続けている人、本当にすごい!

梅子の定期テストの出題範囲が出た。前回、順位を落としているので、今回巻き返したいところだが、なかなか調子が出なさそう。


ボ~っとしてる時間、長し。結局、Winpassも今日の分終わったと言うのに、半分手つかずで終了している。中身を見ればやってないことは明らかなのに、終わった!という娘。


半分出来て、すごい!と褒めるべきか?中学受験の小学生なら言えるけど、中学生に言うか??何を言っても駄目な状態なので、あまり言わないことにする。


梅男も、定期テストがおわってから、全く勉強していない。塾には行くけど、行ったから勉強したでしょう、と言わんばかり。寝るまでスマホは手放さない。


そんな2人を見て、梅チュウの動きもすこぶる悪い。勉強する?と聞くと、嫌だというし、勉強しないの?と聞くと、そんな言い方嫌だと言う。


こういう時、この3人に怒ると絶対ダメらしい。らちがあかないそうだ。上へ上へと言い争いが続いて、決して終わることがない。


解決策もなく、追い詰められる、、、

梅子、夏以降のモヤモヤからせっかくいい感じで勉強に復帰出来たと思ったら、


全っ然、やる気ない!


って宣言して、スマホしてたけど、ノルマの半分は何とか終わらせた(^_^;)


やる気のなさに磨きがかかり、ふてぶてしくなってきた。


しかも梅男の中学時代と同じくスマホを足の下に隠し、LINEしながらの勉強。


誰もが通る道かもしれないけど、反抗期到来です。勉強させるのに一々理由が必要で、なんでなんでと聞きまくる。ここは粘り強く対応。


ところが、受検当日まですっかり忘れていた英検4級が合格していて、少しやる気が出てきました。


今までにしている勉強をやれば、対策しなくても合格出来ることが分かって、小躍りしてました。


次は3級、中3WinPassまで終わらせれば、落ちることはないと思いますけど、終わるかどうかだ。


梅チュウ、到達度テストが帰ってきて、国算理が60点代、社が90点代。時間をかけてゆっくり解き直しです。


梅男、中間テストが終わって気が抜けてます。成績は教えてくれませんが、もう出てるはず。良かったのか悪かったのか、気になるな〜。

梅チュウですが、10月から行き始めた塾の影響で、夜8時開始の勉強がとてもスムーズになりました。


といっても算数はグズグズと時間がかかり、寄り添っていないとポケモン達と遊び始めます。


それでも以前の梅チュウからは大躍進です。


入塾前面談では、どうせ体験授業は優しい先生で、通い始めたら厳しい先生にするんでしょ、と言って苦笑いさせたり、


体験授業の次の週、入塾してないのに通塾して驚かせたり、


武勇伝を作ってしまいましたが…。


塾では国語と算数の授業をして、軽めの宿題をもらい、朝勉で消化してます。


Z会はそのままなので、勉強量は増えましたが、なぜか夜勉が集中出来るようになって勉強時間は短くなりました。


やらなきゃ終わらないという意識が今のところプラスに働いてます。



梅男も、塾に通い始めてからようやく成績とやる気の下げ止まり感が出てきました。直前に受けた模試で、強化をしていた古典が高得点、


よほど嬉しかったのか、本人から模試の成績表やら、中間テストの答案用紙やら、どんどん出てきました。


中間テスト前もイッテQの時間なのに1人で勉強したり、ようやく覚悟が出てきたようです。そして〇〇大学に行くとモテるとか、欲も出てペラペラよく喋るようになりました。男子にとっては大きなモチベーションです。


来年には文系理系の選択があります。いい状態でいい判断をしてもらいたいな〜。



梅子が夏休みからずっとダラダラして、勉強が手に付かなかった理由は、友達とのトラブルでした。


最近、自分の中で1つの決断をして、ようやく一歩進めるようになりました。


それでも基本問題だけは取り組んでいたので、滞っていた1ヶ月分の標準や応用問題をさかのぼって終わらせ、今週からまた、2週間で英数を各7単元、国理社を計15単元、まあまあ負荷のあるWinPassの再開です。



親としてモヤモヤしていた時期でしたが、3人共ようやく長いトンネルを抜けたように思います。


粘り強くしていれば、何か好転します。本当に素直に嬉しいです。