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マルチニーズシステムのブログ

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ニュースイッチ 10月25日(日)10時19分配信

 iPhone6s/6s Plusが9月に発売されたばかりなのにもかかわらず、早くも次期iPhoneについての噂が出回り始めた。ダウ・ジョーンズの金融専門誌バロンズによれば、米投資会社パイパー・ジェフリーのアナリスト、ジーン・ミュンスター氏は、次の「iPhone7」では外見も寸法も、さらにハードウエアも変わると予測。初代iPhone以来慣れ親しんだホームボタンがなくなるのに加え、ディスプレー部分に強度の高いサファイアガラスが採用されるとみている。一方で、iPhone7に使うかどうかは不明だが、本体を落とした時にカバーガラスを保護するアップルの出願特許も公開された。

 最近のiPhoneは、iPhone5/6で外観デザインや寸法を大きく変更し、5s/6sでは外観はそれほど変えずに内部のハードウエアを進化させるという、2年ごとのアップグレードパターンが見て取れる。この法則にならうのであれば、来年のiPhone7では外観デザインの変更が十分予想される。

 その中でも、目立った改良となりそうなのはホームボタンの排除。根拠は6sで採用された「3Dタッチ」だという。スクリーンを指で押し込むことで選択コマンドが現れる3Dタッチにホームボタンの機能を代替させれば、ホームボタンが不要になるというわけだ。ホームボタンが占めていたスペースがなくなれば、その分、ディスプレーを大きくしたり、本体を小さくしたりできる利点がある。

 ただ、それには技術的な壁もある。持ち主の指紋を読み取り、ロックを解除したりするのに使う「タッチID」の部品が、現状ではホームボタンと一体化しているためだ。そこでホームボタンをなくすため、ソニーのXperiaのように、タッチIDをiPhoneの側面に配置する可能性もあるとしている。

バッテリーの持続時間も改善か

 次にiPhone7で力をいれると見ているのが、バッテリーの持続時間の改善。ここ数年をみると、MacBookでは効率的なプロセッサーやソフトウエアの工夫でバッテリーの持続時間が5時間から10時間へと2倍近く伸びている。消費者にとってもバッテリーの持ちは非常に気になるポイントであるはずなのに、iPhoneでは大型化してバッテリーを多く搭載した6 Plus/6s Plus以外、目立った機能向上が見られない。

 ミュンスター氏の予測ではないが、バッテリー対策として、A9プロセッサーを超省エネ仕様にするか、これまで冷ややかだったシャープのIGZOディスプレーを全面採用するか、あるいは、Apple Watchにも採用されているAMOLED(アクティブマトリックス方式の有機ELディスプレー)にするか…。
 
 最後の予測が、サファイアガラス。これまでも採用を検討したものの見送ってきたが、今年4月に発売されたApple Watchにサファイアガラスが採用されたことから期待が高まってきた。実際、Apple Watch Sportに採用された強度の高い7000系アルミニウム合金は、iPhone 6s/6s Plusにも使われている。

 注意しなくてはならないのは、これまでの例から言って、アップル製品についてのミュンスター氏の予測が当たるとは限らないこと。本人も、iPhone7でホームボタンが消える可能性は50%としている。

 初代iPhoneを開発するにあたってスティーブ・ジョブズは、当時全盛だったブラックベリーのような物理的ボタンを持つデザインを「美しくない」と言って、とことん嫌ったという。それでも操作するのにホームボタンだけは外せなかった。次のiPhoneで、ついに端末正面からボタン類が一切排除され、究極のシンプルデザインが完成することになるのかどうか。

次のiPhone7はホームボタンが消え、サファイアガラス採用?

新しい特許も申請、落下するとツメが飛び出しディスプレーを保護

 一方、米国特許商標庁(USPTO)が10月22日に公開したアップルの出願特許は、「電子機器スクリーンの能動的保護」。2014年4月に出願された。

 これは、iPhoneなどの電子機器を誤って落としてしまった場合、内蔵された加速度計やセンサーが落下していると判断し、スクリーン四隅のすぐ外側に格納されたショックアブソーバー用のタブ(ツメ)がアクチュエーターの動作で飛び出す仕掛け。タブは巻紙のように丸まった形をしていて地面にディスプレーが直接衝突するのを避け、衝撃を和らげる。その素材にはプラスチックやポリマー、薄い金属、複合材などを想定。落下が終わり一定時間がたつと、アクチュエーターが駆動してタブが本体の内部に戻るという。

 実は、アップルは2014年12月に「電子機器の保護機構」という別の特許を取得済み。こちらはiPhoneやiPadなどが落下した場合にそれを感知し、本体が地面などに衝突する部分を計算して、カバーガラスやカメラへのダメージが最小になるよう重心をシフトさせる。内蔵モーターを通常以上に強く振動させて、落下する本体の回転の角運動量を変え、地面に衝突する角度を変更する仕組みだ。

 ただ、アップルの場合、発明した技術を必ずしも実際の製品に採用するわけではないので、どちらの特許(申請)もiPhoneなどに組み込まれて実用化されるかどうかは不明だ。