久しぶりに筆を執ります、学習塾マリガン塾長 大森です。
来週に迫った千葉県立入試に向けて、学習塾マリガンでは直前対策講座を行っております。
その中で僕は理社講座を担当しているのですが、せっかくなので、こういう場で共有できればと思います。
しかしながら、入試対策については色々な方針があると思います。
また、今回から前期後期試験が一本化されたため、出題傾向に多少の変化が見れるかもしれません。
なので、参考程度に見てもらえたら幸いです。
さて、まずは理科から。
理科は全9問で、各大門10点前後で構成されています。
3点問題が多く、大門ひとつにつき3~4問なので、だいたい9~12点となります。
また、理科は大きく分けて4つの単元、物理・化学・生物・地学に分かれています。
その中で、直前に得点アップを狙うなら、覚えるだけで正解できる知識問題が多い「生物」「地学」がおすすめです。
(物理や化学はグラフ問題や計算問題など、数学力が必要な問題が出題されます。
なので、数学が得意な人はそちらもチェックしておきましょう。)
では、生物・地学の中でも何を対策すればいいのでしょうか。
出題頻度、知識の詰め込みやすさから考えると
「植物」(1年生物)、「遺伝」(3年生物) 「火山」(1年地学)、「天気」(2年地学)
がおすすめです。
植物では、気孔・蒸散の実験、植物の分類、部位の名称、顕微鏡の使い方
遺伝では、減数分裂、分離の法則、発生などの言葉(丸・しわの種子の比率など、計算が苦手な人は飛ばしてOK)
火山では、火山の形とマグマの性質、火成岩と堆積岩の特徴
天気では、風向風力天気記号、前線面、気団、海風陸風
などが覚えやすく頻出な語句になります。
上記の範囲が必ず出題されるわけではありませんが、半分でも出題されれば2~5問程度は正解が増えるのではないでしょうか。
理科が苦手で困っている子、上記単元に苦手な分野がある子は、しっかり確認しておきましょう。
次に社会です。
社会は大きく3つ地理・歴史・公民に分けられ、それぞれが3割ほどの得点比率で出題されます。
出題範囲は全範囲からなので、直前だからと言って勉強範囲を絞るのが難しい科目だと思います。
じゃあどうすればいいのか…
「地図」と「近現代史」です。
公民は、毎年出題される問題が変わるので、少しの知識で得点を上げるのは難しいと考えています。
地図の問題は毎年必ず出題され、1~3問の問題構成になっています。
覚えることは3つ
「地図記号」「標高」「縮尺の計算」です。
地図記号は、水田( ll ←こんなやつ)と果樹園( v ←こんなやつ)と市役所( ◎ ←こんなやつ)
他の地図記号もたくさん書いてありますが、主に上の3つを覚えておけば溶ける問題が多いです。
次に標高。
これは地図中のいたるところに書いてある小さな数字です。(38とか327とか)
この数字がそのまま標高になるので、「AとBの標高差は40m以上である」のような問題ではAとBの周りにある数字を確認すれば答えられます。
最後に縮尺ですが、cmをkmに変換する「単位の換算」は苦手な子がとても多いのが特徴です。
しかし、毎年の問題で縮尺の比率は決まっています。
なので、「1目盛りが250m」これだけ覚えましょう。
「駅から市役所までは1.5km以上である」のような問題では、駅から市役所までだいたい何目盛りくらいかを数えれば答えられます。
縮尺の問題は明らかに遠すぎる距離を指定してくる問題が多いので、正確に何目盛りかわからなくてもだいたいで正解できます。
近現代史についてですが、これは過去問をたくさん解きましょう。
主に「明治維新」「第二次世界大戦」あたりが出題されやすいです。
教科書片手に問題をたくさん解けば「この問題前にも似たものがでていたな」と気づくのではないでしょうか。
以上が直前の理社対策です。
この記事を入試直前に見られた人が1点でも多く得点できたらいいなと思います。
がんばれ受験生!!
ちなみに僕は社会が大嫌いでした!!(苦手とは言っていない)
なんでこんな勉強するんだろうと、中学高校ではとても悩んでいました。
しかしそれは、興味がない・基礎知識がないってだけで、できない理由にはなりません。
一つでも多くの単語を覚えれば点数は上げられます。
これまでも頑張ってきたと思うけど、最後まであきらめずにもうひと頑張りしましょう!
では
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