はり灸院 happy*ruana
院長のちかです。
悲しいお知らせです。
長い長い長文となります。
友人の
もりもりちゃんが逝去しました。
2月11日11時。
もりもりちゃんは天国に旅立ちました。
戒名は、常楽妙裕信女。
永遠の安楽(涅槃)でこの上なく満ち足りた様、
という意味だそうです。
この写真は去年の3月に
二人で竹富島に行ったときの写真です。
この写真が彼女の遺影となりました。
全力で人生を楽しむ
太陽のようなキラキラ笑顔の友達です。
お母さんが選んでくださいました。
フェス、太鼓、お笑い、落語、おいしいもの、
本を読む事が大好き。
そしてお仕事のカッサのお手入れが大好きで、
お客様にとても愛されていた
セラピストさんでもありました。
初めての出会いは、
2014年のBNIという朝活で。
二人ともゲストで来てて、
私達アウェーやね~とお話したのが最初。
その時に、
私、乳癌なのでお灸を習いたいんです。
お寺でお灸教室をしませんか?
と言ってくれたのが始まりです。
ビジネスブランディングとプロデュースが得意で、
男のお灸カフェや
Instagramライブカフェ等も合わせると
全20回もお灸教室を主催してくれました。
彼女がいたからこそ、いまの私がいます。
他にも薬膳、薬草、お香、おにぎり、落語など
様々な講師の先生達をお呼びして
お寺カフェを関西で確立したのは彼女です。
会いに行きたい人に会いに行く!
応援したい人を応援する!
行きたいところに行く!楽しいこと大好き!
それが私ともりもりちゃんの共通点でした。
もりもりちゃんの施術をするようになったのは
3年くらい前から。
それまでは友人としてのお付き合いで、
鍼灸の施術は他の先生がされていました。
ですが、急に癌が肺転移して
咳が止まらなくなって
私に施術して欲しいと連絡がありました。
実際は、
乳癌だとは聞いていたけど
当初はOPもしなくてもよい良性で、
まさかそこまで大変になっていたとは
思わなかったのです。
やがて咳も止まり、
転移していた肺や肝臓の癌も乳癌も小さくなり、
経過良好になってきたので、
沖縄旅行に3回。
お腹いっぱい~苦しい~といいながら
胃腸ケアの鍼をしてまた食べる(笑)
出会いもいっぱい、
珍道中もいっぱいの旅でした。
旅行前の検査の結果が悪くて旅行後は入院かも...。
と言った時でも
沖縄の神様の降り立った所で毒だししたら
全く問題ない!と検査結果が出たときは
二人で大喜びしたものです。
そのまま良くなるのではと
私ももりもりちゃんも願っていましたが、
病院側から根治治療の提案があり、
乳癌の摘出OPをし、
まだ体力も回復していないのに
意に反しての抗がん剤治療。
OP後の抗がん剤は体力を奪っていきました。
でも体力復活するために...と、
施術に頑張って来てくれていました。
10月11日に丹波篠山に行ったのが、
私との最後のお出かけでした。
年末年始に一時退院。
大晦日に往診に行ったときも
はりとお灸したら体が楽になるから
私には合ってるねん!と言ってくれました。
1月12日~24日まで一時退院。
再び抗がん剤をする為に
25日に入院の予定だったので、
その間3回、24日に往診に行ったのが、
もりもりちゃんとの
最後の会話になってしまいました。
どんなに体が辛くても
笑顔を絶やさなかった
もりもりちゃんでした。
もりもりちゃんのブログを
読んでいたらわかるように
今まで弱音を聞いた事がありません。
でも24日は、眠くて動けないです。
首が痛い...。
と初めて辛そうな言葉が出てきました。
その後の入院。
3日後、LINEしても既読にならず、
どうしたものかと心配していました。
その時はすでに携帯が操作できなかったようで、
入院してからずっと眠っていたそうです。
だけど1日だけ、
意識がはっきりした日があり、
その時の会話を弟さんが
動画に撮って下さったのが私の宝物になりました。
お母さんの「ちか先生好き?」の問いかけに
目で合図をしてくれています。
最期は本当に眠るように旅立ちました。
いまにも起きてきそうでした。
笑顔しか思い出せません。
3日間
もりもりちゃんの側にいさせて頂きました。
いまだに信じられません。
この世にもりもりちゃんがいなくなったこと。
涙が止まりません。
もりもりちゃんのブログです。
彼女が最期の最後まで病気と戦い、
生き抜いた記録です。
癌に打ち勝って本にすると言ってたんです。
四十九日まではこの世にいてると言います。
きっともりもりちゃんの魂は、
元気な笑顔で仲良しのお友達のところに
お別れの挨拶をしに行ってるように思います。
そして天国ではみんなに
大好きなカッサのお手入れをして
喜んでもらうのではないかと思います。
空の上からフェスを楽しみながら...。
もしかしたら天国カフェを主催するかもです。
そんな気がしてなりません。
向こうに行ったら
また一緒にお灸カフェしようね。
ありがとうもりもりちゃん。
彼女がいなくなった後、
私にできることは何だろう...。
感謝と言う言葉以外、見つかりません。
また会える日まで、
もりもりちゃんの事は絶対に忘れません。
忘れられません。
でもやっぱりさみしいなぁ...。











