どうも、ムク子です
随分前に書いてあったんだけど、気がついたら今日になっていました
今更感あるけど最後のブログUPします。
という訳で14回目の移植も陰性となり、晴れて妊活卒業の運びとなりました。
(ラストだと上手くいくとかいう謎ジンクスにも該当しませんでしたわ…)
もっとこうすれば、あーすれば…っていうのは正直あります。
でも、どれもこれも結果論なんですよね。
ただ1つ、皆さんに妊活ドロップアウト組の私から言えるのは
「35歳までに本気だせ」
…かな
40過ぎてから試した色んなこと、若い時なら何とかなってたかもしれないって思う。
ま、さっきも言ったけど結果論ですけどね
いま、不妊治療が保険適用になって
若いうちから特定不妊治療(体外受精とか顕微授精)に進みやすくなったじゃないですか。
ほんともうこれはね、画期的だと思う。
患者に知識がなくても、先に進めるっていう環境が素晴らしすぎる。
若いうちは妊娠力も高いし、どんどん挑戦して欲しい。
妊活死ぬほど頑張ったBBAだからこそ、後に続く人には少しでも幸せになってもらいたい。
菅元総理、あなたのおかげで不妊に苦しむ若者は相当数救われたと思う。貴方は秋田県民の誇りです。心からありがとう。
(保険適用は高齢者には辛い現実だったけど、少数の高齢者より、大多数の若者だよなって素直に思うもの。)
さてここからは老婆心からくるアドバイス。
これから妊活始める人に、とにかく以下を声を大にして言いたい。
もしかして不妊?って思ったら
・病院に行く前に生命保険(医療保険)に入れ
(日額給付金1万くらいのやつオススメ、1度病院で不妊検査受けるだけで不妊治療関連の補償貰えなくなるからその前に入って!!)
・まず病院に行く(20代なら近所の婦人科でもいいけど、可能なら&30歳以上なら体外受精までやってる病院に行く)
・早いとこ卵管造影検査受ける(通水じゃなくて。初診で受けたいですって伝えても良いくらい)
・タイミングか人工授精を多くても各5回やる(30歳以上なら各3回で良いと思う)
ダメなら1秒でも早く体外受精に進む
今、10年前の自分にアドバイスできるなら、これに尽きる。
※卵管造影検査もせずにタイミングだけを数年続けるようなゴミみたいな医者からは一刻も早く離れてくださいね。それ、妊娠させたくない医者だから。
本当に大事な初手だから心に刻んで欲しい。
ん?35歳以上どうすれば良いって?
わからん現代医学に期待してくれ!(だって私も脱出できなかったから答え持ってないんだもん…)
まぁ…もし今私が35歳だったらこれかな
・両角LCでラパロ受ける
・杉WCで不育症検査受ける
・TRIO検査受ける(またはBCE検査)
・加藤LCでPGT-A
不妊沼を一刻も早く皆さんが抜け出せますように…
さて、大事なことも書き終わったし、以下自分語りのまとめです。
私が妊活をはじめた約10年前(当時34歳)は、35歳が高齢出産って知識はギリギリあったけど
「芸能人とか40代でも普通に産んでるし?(※っつても、よく見るとほぼ経産婦の2人目以降なんだよね)
34歳で結婚して即妊娠発覚、でも子宮外で卵管切除…退院する時に、1年以内に出来なかったら病院来いって先生いったし、まぁ1年は様子見よっと」
って、ほんとこんな程度の意識と知識だった。
様子見してた35歳の1年間を無駄にせず、さっさと不妊治療クリニックに行って、体外受精やれてたら子供のいる人生を歩めたかもしれないなって思う。
結果、36歳になってからノコノコ総合病院(卵管摘出手術した病院)に行って
担当医の言うがまま、ちんたらタイミングなんぞを半年も試して…
36歳で半年だよ!?無知ってやばいよね
受診日に担当医(医長とか課長だったはず、偉い人なら安心だろとか思ってた)が不在で、偶然担当医じゃない女医さんの診察を受けて
「36歳、本当に本当に大事な時期、今すぐ体外受精に進んで」って言われて、本当に驚き&ショックだったけど、はっきり導いて貰えて、その女医さんには今でも感謝しかない。
結果37歳から体外受精を始めるというスピード感のなさは悔やまれるけど、この女医さん居なければさらに一般不妊治療続けてたかと思うとザワザワするよね
ま、結局はそこから不妊沼にどハマりしたけどさー
PGT-A、免疫グロブリン、ヘパリン、バイアスピリン、慢性子宮内膜炎検査、子宮鏡検査、同亜鉛検査、ビタミンD検査、DHEA検査、甲状腺検査(TSH、チラーヂン服用)、TH1/TH2検査、TRIO検査…
フルコースで、現代医学で試せることやったと思う。
やってないのはラパロとピシバニールくらいか?
あ、新鮮胚移植もやってないか。
でも、もう後悔はないし、やりきってスッキリしてる。
10億円当たったら、両角先生のとこでラパロ受けて、加藤LCでPGT-A受けたい気もするけど、もう疲れちゃったもんなー
採卵6回、移植14回目、移植した胚盤胞25個くらい?
うち、繋留流産5回?6回?、胞状奇胎とかもあったな
慢性子宮内膜炎が全然治らなくて、あの痛い検査5回も受けて…大概の人が2回で済んでるのにねぇ。
本当に色んなことフルコースで試したなぁ…
体外受精の病院への通院198回(往復160km)
不育症で神奈川県の杉WCへ2回
不育症で青森県の弘前大学病院への通院10回(往復500km)
ふぅ…
本当に全力だった。
頑張ったね、私。
本当にお疲れ様。
これから先の人生について考えると色々憂鬱だけど(土地家屋残せないしどうしようとか、老後とか…)
先々悩んでも仕方ないかなーって
とりあえず、最後の陰性判定受けた日は、帰ってきてまず仏壇に
「十数代続いた〇〇(夫姓)家を、私の代で終わらせてごめんなさい」って手を合わせたよ
実家の仏壇には「おい先祖、子孫が可哀想じゃねーのかよ、こんなに苦しませやがって!」ってクレーム入れたわ
では皆さん、長い間力になってくれてありがとうございました。
いつか、不妊に悩む人がいなくなる世の中になることを願って。
最後に…
夫との子供、産み育てたかったなぁ
---------余談-----------
判定日で妊活終わるつもりが、先生に勧められるがまま卵管造影検査を受けました
夫婦生活は多いのに全く自然妊娠してないから、一般不妊治療の意味は無いと思うんだけど、まぁ卵管造影検査はして損するもんでもないしな…と。
となると…だ。卵管まわりの癒着を剥がす腹腔鏡手術(ラパロ)も受けたくなるじゃない?どーせならって。
まぁ意味無いだろうけどさぁ…43だし。
両角LCまで行かなくても県内の大学病院でラパロやれるかなぁ?
って大学病院に聞きに行ったら、卵管造影検査で癒着の所見が無いから、腹腔鏡手術は出来ませんって却下された
(ちなみに通院中のクリニックでも、卵管造影の結果癒着は無いから、腹腔鏡しなくて良いと思うって言われてた。)
不妊治療クリニックの先生からは、自費で体外受精か一般不妊治療を勧められたけど、最後に一般不妊治療の証明書をお願いして、治療は終わり。
やりきった感かなぁ?なんだかとっても清々しい気持ちで病院を後にしました。
私、本当にお疲れ様でした!!!!