1年前 | 心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

3人の母です。

次男と三男は心筋緻密化障害(心筋症)をもって生まれてきました。

次男と三男の闘病記録と、亡くなった後の私の日々の気持ちを書いています。


1年前の今日は、管理入院をした日。


当初は1ヵ月半の管理入院と帝王切開の入院と、あわせて約2ヵ月の入院予定でした。


5日後に大量出血をして母体搬送され、緊急帝王切開になるのですが、この時はまさか自分がそんなことになるなんて思ってもみませんでした。


この時の私は2ヵ月も長男と離れて入院生活を送ることが寂しくて寂しくて…。


でも長男は「元気な赤ちゃんを産むためには仕方がないやろ!我慢して!」なんて私に言って、寂しさもあったはずですが、何より三男の誕生を心待ちにしていました。


結果、早めの管理入院をしていたために、転院、緊急帝王切開までの流れがスムーズに進み、母子ともに命が助かりました。


三男の誕生後、病気が発覚した時には、「早産にならなければ三男に生きて会うことはできなかった」と言われました。


このことを考えると、本当に奇跡の出産だったんたなぁと思います。


前置胎盤も心筋緻密化障害も、ものすごく稀な確率。


何で私はこんなことばっかり…と思うけど、前置胎盤があったから、三男は助かっていたことを思うと、この道しかなかったのかな…とも思います。


とにかく1年前が懐かしいです。





当時は明るい未来だけを描いていました。


ひたすらに前向きでした。


もう一度やり直したいけれど、どこからやり直していれば三男が助かっていたのか…答えはいくら考えても出ません。





私が生きている今日は、敦希や三男が生きられなかった明日。


そう分かっていながらも、10月に入ってからずーっと気持ちが沈んだまま…


この気持ちを実際に口から言葉に出してしまうと、ますます沈んでしまうので、ひとまずブログに吐き出して、しばらく言葉に出すのをやめてみようと思います。


と言っても、話す相手は旦那しかいませんが。


1年。早いなぁ…