妊娠中のこと | 心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

3人の母です。

次男と三男は心筋緻密化障害(心筋症)をもって生まれてきました。

次男と三男の闘病記録と、亡くなった後の私の日々の気持ちを書いています。


敦希を妊娠中だった頃のことを振り返って書きたいと思います。


2012年の12月、妊娠が判明。


長男の時と同様に初期の頃はつわりがひどくて毎日辛かった。


長男の時につわりで3週間程入院したけど「今は長男がいるから入院なんてできない!」


そんな思いで毎日必死だった。


トイレにこもることもしばしば。


まだその頃はキッチンとリビングの間に柵をつけていて、私がトイレにこもっていると、よく長男が柵のところで泣いてた。


この時に長男が話せるようになった言葉が


「かーちゃん」(笑)


かーちゃん!かーちゃん!とよく泣いてた


私もしんどくて辛くて毎日泣いてた(笑)


でも、つわりがひどいのは赤ちゃんが順調な証拠だという言葉が救いで頑張れた。


つわりがひどく、流産しやすい私は妊娠初期がとてもとても長く感じた。


順調に経過し安定期に入ってからは頻繁に吐くことは減ったけど、それでも出産までずーっと気持ち悪かった気がする。


2013年2月。
家族全員インフルエンザになった。


私は妊娠中にインフルエンザになってしまったことが、ものすごく不安だった。


つわりも悪化して入院を勧められたけど断った。タミフルは妊婦さんは飲んでも大丈夫と言われて服用した。


この時期は夫婦の喧嘩が絶えなかった。
私はしんどくて余裕がなくて、長男はやんちゃな時期。


毎日イライラしてた。ストレスが半端なかった。


妊娠後期に入り、体重もつわりのおかげで増えすぎることなく、敦希は成長曲線の上の方で「少し大きめの赤ちゃん」と言われていた。


でも35週くらいにいきなり尿淡白が++になった。体重も増えていないし、血圧も高くない…先生は不思議がっていた。


血圧が上がったり、尿淡白が下がらなければ入院と言われたが、漢方薬を処方してもらったり食べ物を工夫したりして、何とか2週間以内には+にまで下がって入院は回避できた。


ひどかったむくみも解消した。


後期に入ってからは、時々立っていられないくらいのお腹の張りが出るようになった。お腹の張りはすぐに治まるけど、立ち仕事をしているとよくキューっとなっていたので、張り止めの薬(ウテメリン)を時々飲んでいた。


この薬は副作用がひどく、もともと妊娠中は動悸があってしんどかったのに、ますますひどくなってドキドキがすごかった。


あと、後から気になったのが病院で行われていたマタニティーヨガの後に、助産師さんが胎児の心音を確認するのだけど、その時はなかなか心音が分からなかった。


他にも検診時に一度だけ敦希の体重が増えていなくて、先生に聞いたけど「正確ではないし誤差もある」と言われたことがあった。


そして予定日10日前。
陣痛がきて、スムーズに敦希が誕生。
元気な産声をあげてくれた。


でも検診では3000gを超えていたはずなのに敦希は2725gで生まれてきた。


これも誤差範囲内なんだろうか?
既に心臓に負担がかかっていたのか?


私はお産中に血圧が上がったらしく、産後もなかなか下がらなかった。そういえばお産で息んだ後に助産師さんたちが「呼吸して!」なんて慌ててたな。


インフルエンザにならなければ…


薬を飲まなければ…


イライラしなければ…


変なお腹の張りや尿淡白++は敦希からのサインだったのだろうか?と思ったり…


心音がなかなか分からなかったのも、病気のせいだったからなのかな?と思ったり…


今さら考えても仕方のないことだけど、私と敦希の大切な記録なので残したいと思います。









2013/10/3 ~1年前の今日~

この日の日中は、ウンチの連続で、なかなか寝れなくてよく泣いていた。

敦希、可愛い~♡

大好き♡