ムカイックシンドローム | ニートの極み ~neet-no-kiwami~

ニートの極み ~neet-no-kiwami~

ニートを続けて早26年。

ニートのプロが、にわかニートとの格の違いを見せ付けてやるさね。

アロハオエ^^皆の衆!
ムカエ神ですよ^^^^

最近父親の仕事ばっか手伝いよったおかげでなかなか更新できんやったし…
一日3時間のペンキ塗り…ハードすぎるやろ…

それはさておき、先日俺のファンから「ムカエ様はどんな学生時代を過ごしたんですか?」
っていうメッセージが来とったとけど…

喧嘩売ってんのかこら^^;
13歳から引きこもりだっつっただろーぼけ^^;
中学はもちろん高校にも行ってないし!!!!!

…ふっ。まあ仕方ない事さね。

…そろそろ話そうかね。真実を、な。

本当は、引きこもってたわけじゃないのよね…。

実は俺は、人知れず世界の危機と戦いよったとよ。

そう、あれは13年前の事…。


普通の中学生として地元の中学に通いよった俺の前に、ある日突然女神様が現れたとよ。
そして女神様はこう言った…。

「これからあなたの前に6人の『あなた』が現れます。死にたくなければ…戦いなさい」

そういって女神様は俺の額に手を置いたさね。
そしたら…みるみる体が熱くなっていって…!
俺の身体には、不思議な力がめざめていた…
いや、眠っていた力を引き出されただけ、というべきか。

そして俺は、その日から中学生をやめた。
いや、人間をやめたといってもいいかもしれんな…。

女神様によれば、この世界と似たような「平行世界」が他に6つ存在するらしいさね。
そしてそれぞれに、この世界の人と同じような人間が存在しているわけよ。
ほぼ完全に同じ奴もおれば、ほとんど別人になってるやつもおるし
そもそも他の平行世界では存在できてない奴もおるらしいさね。
しかし! 俺は違ったとよ!
「ムカエ」という存在は全ての世界で存在し、しかも一人一人が強力な力を宿しとるらしい。
そしてそのことは、全ての世界を消滅させる原因になりうるらしい…。
この辺よくわからんけど。
まあとにかく、1つの存在が独占しとるおかげで世界のバランスが崩れてしまうらしいさ。

そこで神々は考えた…
「それじゃあそいつらに直々に潰し合いをさせよう…」と!
毒をもって毒を制す、ってことやろうな。
力が強すぎて神々ですらなかなか手出しできんらしい。

そんなこんなで俺もその戦いに参加させられることになったわけやな。

まあいきなり言われても信じられるはずもなく…
わけもわからんまま立ち尽くす俺の前に、突如6人組が現れたとよ…
ああいうのをワープっていうとやろうな。いきなり目の前に出てきてビビったし。

そしてその6人は俺にこう言った…
「お前がこの世界のムカエか…。名前は確か…。ムカエ・ユージロウだったか?」
どうやら流石に名前ばっかりは違うらしいし。
でもそういったそいつらの顔は間違いなくみんな俺やったな。
微妙に体格違ったりもしたけど。

「今から早速試合を始めるぞ…。初戦は俺とお前だ! いくぞ!」

そういうなりそいつは俺に向かって走ってきたし!
「俺はムカエ・ビッグボディ! 楽しませてくれよ!」

いきなりすぎて焦った俺は勿論何の太刀打ちも出来んかった…
マウントポジションでボコボコにされたし。
しかし…
「お前…なんだそれは!」
そう言われて俺は自分の身体の異変に気付いたし。
なんと俺の右手は青白く光っていたのだよ!!!
無我夢中でその右手を相手に向かってつきだした俺。
すると俺の右手から剣が現れ…  相手を突き刺したし!
「ぐおおおお!」
と無様な声を上げてそいつは俺から離れた。
この時のことは一生忘れれんやろうな…。
「や…やめろ! やめてくれ! 俺は女神にそそのかされただけなんだ!」
よほど痛かったのか急に逃げ腰になった相手。
しかしこのムカエユウジロウ容赦せんぞ?

俺は右手から無数の剣を放ち、相手を倒したし。

戦いが終わって呼吸を荒くする俺の前に他のムカエが立ちはだかった。
「お前が一番強力な力を持つというのは本当みたいだな…。悪いが俺達全員で手を組んでお前をつぶすことにする。俺たちが潰し合うのはお前を消してからだ!」

なんてこったし。わけわからんまま全員と戦う羽目になったっぞって。

そういうわけで、俺は非情な戦いの渦に巻き込まれていくことになるとさね…。

まあ長くなるけん他は割愛するけど
「デッドバスタームカエ」
「ムカエ・ザ・トリックスター」
「ビートブレイカームカエ」
「ブラッドエッジムカエ」
「デスペラードムカエ」
この5人と戦い続けたわけよ。3年間な。
だけん俺は中1の1学期で中学にいけんくなったわけよ…。
本当はみんなと学生生活送りたかったけど…。
俺が戦わんと、この世界が無条件で滅びてしまうけんな…。

友達とかいっぱい作りたかったとに…。悲しい戦いやったし…。
これが自分を犠牲にしてまで戦った一人の男の話さね。

ま、昔の話やけどな…!

俺は今がしやわせならそれでいいさね~!

世界も守れたしな!

今いる友達もな…!

しやわせ^0^

高校の時の話はまた次の記事にするさね!