講演会のご報告

2019年4月15日(月)、都内文京シビックセンター(=文京区役所)にて、みんとさんの講演会が盛況のうちに無事終了しましたこと、主催者のリラックスさんをはじめ、会場の手配にご尽力いただいたブレンボさん、平日夜にもかかわらず会場まで足を運んで下さった集団ストーカー犯罪被害当事者の皆様に、心より御礼申し上げます。正確な参加者数は確認できませんでしたが、最前列に着席した私が会場を見渡したところ、三人掛けの机が縦に7行、それが3列並んでおり、座席は満席。したがって会場は総勢70名弱の方々で埋められていたと思います。

 

みんとさんは講演の内容をあらかじめ原稿やレジュメにして準備していたわけではなく、話す内容を講演の直前にノートにメモ書きにした程度だったそうです。それでも淀みなく一時間以上話し続けることができたのは、この被害が始まった当初から、みんとさん自身の頭の中で来る日も来る日も反芻し続けてきた考えを、改めて大勢の人の前で口頭で表現したに過ぎなかったからだと思います。ご本人は、すでにブログの中で書いてきたことを話したのだと思っているかもしれませんが、実際に話をする姿や声の調子、間(ま)の雰囲気などから、常識で理解できない状況とどれだけ深刻にたった独りで向き合ってきたのか、みんとさんの人柄と一緒に会場の方々に届いたのではないでしょうか。

 

以下、回想できる限りの内容からかいつまんで、私の考えも少しだけ織り交ぜながらご報告します。ちなみにみんとさんの場合、集団ストーカー被害はとくに何の前触れもなくとつぜん始まったそうです。多くの場合、本格的に被害に気づかされる数年前から不自然な出来事が起こっていたと証言する被害者がほとんどです。 

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↑文京シビックセンターB1学習室。定員数64名。当日満席でした。みんとさんは中央壇上に立って講演。向かって舞台右手のところにはMC役のリラックスさんが座っていました。

 

とにかく、身の回りで信じられないことが急に起こり始めたため警察に相談しますが、病院を勧められたそうです。明らかにこれまでの日常では考えられないことが目の前で起こっているのに、どうして誰もまともに取り合ってくれないのか…。家族にすら理解してもらえない状況の中で、もう自分のことなどどうでもいい、子供たちが独り立ちするまでは御飯を作り続けよう…それだけやればもう自分のことはいい…。そんな役割に徹しようと決めたそうです。家族のために自分の未来をあきらめて犠牲になろうと決心したのでした。またはじめの頃、一人で他の被害者ブログを読んでいたけれど、どれも無視と証拠取りを勧めるものばかりで本当にこのままでいいのだろうかと感じていたことも。

 

その中で、ある集団ストーカー被害者が書いたたった3行のブログ記事が目に留まり、それがきっかけで一人でポスティングを始めたこと。初めてよそのポストにチラシを投函したとき、これまではやられっぱなしだったけれど、やっとこれで反撃ができたという気持ちになったこと。毎回チラシを抱えてポスティングに出かける時、ドアを開けた瞬間から始まる「集団ストーカー」を予想して、自宅を出るとき必死で気持ちをつくったこと。ポスティングを続けるうちに起こった近隣の反応と変化。以前の被害感のレベルを10だとすると現在は3くらいにまで落ち着いたこと。自分のチラシに対するこだわり。周知の仕方についての考え方。現状として、最近警視庁を訪問してみて考えさせられたこと。

 

こんなことを時々手元のノートを見ながら、ゆっくりと一定の調子で話しました。

 

みんとさんはお話の中で、ご自分のチラシのことにも触れました。みんとさんはチラシを手に取って、なぜ自分のチラシで「ハイテク被害」について触れないのかについて話しました。実はこれまでにも、みんとさんのチラシで「ハイテク被害」に触れてほしいという要望があったのを私は知っています。ちなみにみんとさんは(私も)、「ハイテク被害」を少なくとも自覚していません。みんとさんは「ハイテク被害」をチラシに掲載しないのは、それを否定しているのではないのだと述べました。そしてこのように言いました。

 

一般社会には「集団ストーカー」を理解してもらうことさえ難しいと。

 

さらに、「集団ストーカー」は世の中にまだまだ知られていないとも。だからこそ、何も知らない人々にも受け入れられやすい、ハードルの低い内容に留めていること。この問題は「被害者vs加害者」ではなく、「一般社会+被害者vs加害者」で解決していかなければならないとの考えからです。そしてこうした考えをもとに周知していくためには、私たち被害者自身が社会から信用を得ることが重要だということも。

 

私もこの考えに強く共感します。どんなに社会の常識が手ごわいか痛感しているからです。

 

また、ご自分がブログやチラシで、なぜ加害者を特定しないのかについても触れました。他の被害者の多くがそうであるように、みんとさん自身も様々な立場の人たちから集団ストーキングを受けていますから、やろうと思えば特定の立場の人たちや宗教団体などを直接「叩(たた)く」こともできるはずです。しかしそうしないのは、加害者が誰であるかに関係なく、常識で考えて間違っていることは誰にとっても間違ったことなのだという真実をもって攻めていこうというのです。私たち被害者も一般人と被害者という違いに関係なく、同じ世界の住人としての視点で周知を進めていかなければ誰の心も開くことができないのであり、結局は何も変わらないだろうとの考えから、「○○叩き」ではなく、あくまでも「周知」を進めていこうというわけです。

 

また加害者を特定しないのと同様に、被害者である自分たち自身がなにものにも染まらない立場でいることも大切だというようなことも言いました。

 

私たちに手を差し伸べてくれたらいいなと考える有力な協力者として政治家が挙げられますが、特定の政党や、「右」や「左」を連想させる人たちと行動をともにすれば、自分たちにも「その色が着く」という心配があります。有力者に寄り添えば周知は楽に進むかもしれませんが、そこには「恩」の売り買いが発生する可能性があります。けれども純粋に「集団ストーカー」を周知したいと願う被害者は、解決の過程で余計なエネルギーを費やすことを恐れます。私たち「集団ストーカー」被害者は、誰かに「御恩」を感じなければ問題を解決できないのでしょうか。そもそも「集団ストーカー」被害者は自由のために周知活動をしているとすら言っても過言ではありません。これからいろいろな立場の方々にご協力いただく機会が出てくるかもしれませんが、「集団ストーカー」被害者は協力者の“船に乗っかる”のではなく、協力してくださる方に感謝しながら、自律した姿勢で一緒に闘っていければいいなと思っています。

 

みんとさんは、ポスティングは一度や二度やったからといって被害が引くわけではないとお話ししました。敵の反応をうかがいながら、どのタイミングでどこにチラシを投函するかを考えて反復継続していくことが重要だということです。ご参加頂いた方からの質問で、何回くらい同じお宅のポストにチラシを投函したかと訊かれて「10回以上」というケースがあったそうです。

 

さらにポスティングは、自分自身で実行することが重要だとも言いました。被害が重くて外に出られない場合、他の方にご自分の住まいの地域にお出でいただいてチラシを撒いてほしいと思うかもしれません。しかしそれでは加害者側に被害者が行動を振り回されていることになってしまうのではないでしょうか。被害者自身が加害者をコントロールするくらいの姿勢で臨むことで、負けない姿勢を敵に見せることが重要だということです。それには覚悟が必要です。

 

みんとさんが独りでポスティングを始めた当時、まだほんの三年くらい前のことですが、いまのように被害者同士が横のつながりをもつことは困難でした。他の被害者と接触すれば偽被害者だらけ…というイメージが強かったと思います。“まともな”被害者とつながるなんて土台ムリ…という風潮があったと私は記憶しています。疑心暗鬼でガチガチです。身を固くして自宅にこもる被害者の方も少なからずいらっしゃったのではないでしょうか。まだそんな当時、誰も助けてくれない状況で、たった一人で恐ろしい世界へチラシを抱えて出て行くわけです。

 

みんとさんが支持される理由はまさしくこの点にあるのだと思います。

 

最近、みんとさんと数名の被害者の方々で警視庁を訪問しました。担当の方に「集団ストーカー」の周知用のチラシを数種類提出したところ、とくに問題ないと判断されたそうです。各地域の警察署によっては、チラシやポスティング活動を拒絶されるケースがあるようですが、そんなときは警視庁で受理されたことに触れてみてはいかがでしょうか。

 

私は、現状のチラシを使った周知活動によって、「集団ストーカー」とは大人のいじめや嫌がらせであるとは一般の方々に理解してもらえたとしても、その本質を理解してもらえるまでにはまだ時間が掛かるだろうと感じています。私もチラシを作成しましたが、ごく浅い、表面上のことのみ紹介しています。極めて慎重に、順序立てて、着実にことを進めていかなければ、これまで築いてきたものを失いかねません。

 

これは私の考えですが、ゆくゆくは、誰が何のために、具体的にどんな仕組みを使って実行してきたのかをジャッジするのは私たちではないような気がします。被害者の多くはいってみれば“つまらない一般庶民”です。そんな私たちにできることはまず、第三者の関心と危機意識を誘い込むことではないでしょうか。そのためには、こんな事実が本当にあることを、何も知らない人々に伝えていかなければなりません。そんな人々の視点に寄り添おうとすれば、被害者にとっては気の遠くなるほどハードルを下げてメッセージを送る必要があるのだと思います。

 

以上、簡単ですがみんとさんの講演会のご報告と致します。

 

ここで、このブログをご覧いただいている「集団ストーカー」当事者以外の方に向けて、少しご説明します。上記で「ハイテク被害」という言葉を使用しました。「テクノロジー犯罪」と呼ばれることもあります。私たちの問題は「集団ストーカー」と総称されてはいますが、主に人を使って盗聴・盗撮、つきまといなどが行われる、いわゆる「ローテク(low technology)」と呼ばれる問題が「集団ストーカー」、もう一方で、現代ならではの技術(それらの技術自体は特許出願が公開されているものも多いようです。本来の目的のためでなく人を傷つけるために利用される場合があるようです。)を利用して人体に危害を加える、いわゆる「ハイテク(high technology)」と呼ばれる問題があります。私自身はこの「ハイテク被害」を自覚してはいませんが、全国に同じ現象を訴える方が大勢いらっしゃるようです。この「ハイテク被害」のある方は、目に見えない、証拠のとりにくい、またおそらく一般にあまり流通していないであろう方法で、肉体的に苦痛を与えられたり健康を害される深刻な状況を、人々に理解されることはもっとも望まれることに違いありません。周囲の理解を貪ろうとすればするほど、精神科を勧められるのが現状だろうと思います。日本国内の報道のありさまを見る限り、この問題を周知することはかなりのハードルの高さを感じます。海外では精神疾患だと決めつけることなく関心をもつ方が散見されますので、海外の方々と連携しながら問題を解決していくのがよいのではないかと考えます。いずれにしても、強固なタブーを突破していかなければならないことに変わりありません。

 

「集団ストーカー」は多数の人員とバラエティに富んだ身分の人々がこの犯罪に関わっているにもかかわらず、なぜまったくばれずに長期間継続可能なのでしょうか。私は「集団ストーカー」は、単なる嫌がらせやいじめなどではなく法律を超えた問題だと実感しています。特定の人の人生を、こっそりと計画的に、台無しにすることができるプロジェクトだと思っています。誰も助けてはくれません。

 

私はたまたまこの問題の受け身側の当事者になったというだけであり、被害者であるということをもって、私が善人であることを担保しているわけではありません。人としてフラットな構えでこの問題と向き合っていこうと考えています。

 

講演会の会場にはこんなプレゼントも届けられました花束

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T-DAYのチラシのポケットティッシュ。有志の方が提供してくださいました。会場においでいただいた皆さんで分け合いました。ありがとうございました赤薔薇

 

講演会には、日本全国からわざわざ交通費をかけてまで大勢のご参加をいただきました。平日の夜でなければゆっくりとお話しをうかがえたかもしれません。会場では、日頃アメブロでおなじみの方々やツイッターで存じ上げていた被害者の方々とじかにお会いしました。すごく嬉しかったです。あと、ネットデビューはしてないけど、この日がほかの被害者の方に会ったのが初めてという方、まだほんの被害数ヶ月という方…。こんな私に話しかけてくださってありがとうございました。かならずまた元気な姿でお会いしましょう。

 

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他にも見逃している方がいらっしゃるかも…

 

<御 礼>
無字右衛門の周知グッズもたくさんお求め頂きまして本当にありがとうございました。会場では行商のおばさんをやらせていただきました(笑)。缶バッヂは完売でした。ほんとに恐縮です。そしてありがとうございます。お買い上げいただいた被害者の皆さん、大事にしまっておかず、身につけてどんどん外へ出かけてみて下さいね!

 

***

 

●被害に気づいたばかりという方へ。もしよろしければお読みください。↓

被害が始まってまもないターゲット被害者の方へ

 

 

ピンク薔薇クローバーピンク薔薇クローバー掲示板クローバーピンク薔薇クローバーピンク薔薇

 

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無字右衛門のチラシNEW !

*改良版の完成までには当分お時間をいただくことになりそうです。進捗状況に区切りがつきましたらブログでお知らせ致します。2019年3月30日現在

【お願い】改変等のご使用はご遠慮下さい。このチラシを連想させる形態で内容を差し替えるなどの行為は慎んで下さい。

 

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無字右衛門の従来のチラシ

 

⇒忘れないで!~TI-DAY~

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8月29日は世界中の被害者の日です。日本全国にもたくさんのTI(=Targeted Individuals/被害者)がいます。政治家の皆さん、有識者の皆さん、知ってください!私たちTIは、多くの社会的影響力のある方々に知っていただくことを切望しています!

 

メルカリの出品はしばらくお休み致します。

 

【お詫び】
メールをくださった方へ。先月以来、ご返信が遅かったりご返信自体できなかったことがありましたことをお詫び申し上げます。実は先月、高熱をともなう帯状疱疹(右腕に出た)をやってしまいヘロヘロだったこと、いまだにそのイタだるさと悪魔のような痒みが治まらず、加えて仕事も立て込んでいることもあり、ペースダウンして養生させて頂いております。まだ当分のあいだ愛想がなくなりますが、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

無字右衛門

 

カエルこのブログはリンクフリーです。カエル

 

 
自分用メモ
hiro-sanのブログより。
Cさんのリツイートから知りました。拝借致します(๑˃̵ᴗ˂̵)
おととひの世界様の記事→①RFID, ② そうだったのか!RFIDの基本とは? ⇦当局にとって証拠はいくらでも入手可能だが手続法上使ったことがバレては絶対まずい。
↑春瀬由衣さん執筆。
↑統合失調症(旧・精神分裂病)が客観的に診断される日は来るのでしょうか。私は、まだ精神分裂病と呼ばれていた時代の「この疾患」の症状と、17年前に統合失調症と改名された「これ」の症状は別物なのではないかと感じてしまうのです。「統合失調症」ではなく「精神分裂病」の患者さんを熟知する、臨床経験と研究実績の豊富な精神科医の先生方は、ご自身のセンスからどんな風に感じておられるのでしょうか。精神分裂病(統合失調症)患者に特徴的な症状である「滅裂思考」や「言葉のサラダ」という用語はさっぱり耳にする機会がなくなりました。「言語新作」による言語によるコミュニケーションが困難なケース、人格が崩壊するケースも、統合失調症だと決めつけられがちな「集団ストーカー」被害者で聞いたことがありません。何より「精神分裂病」はもっと人間的で、哲学的な病だったような気がします。私は「精神分裂病」と「統合失調症」の間に連続性を感じません。「精神分裂病」は、患者家族からの要望もあって、その病名のイメージから受ける負のインパクトを和らげるため「統合失調症」と呼称が変更されたそうですが、一方で「精神分裂病」と「タブー」を混在させて(または合流させて)、あたかも一つの疾患であるかのように装わせて、新しい名称の乗り物に移し替える作業が行われたのではないかとも想像してしまうのです。
分裂病の心理 分裂病の心理
 
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※精神分裂病は統合失調症に、2002年8月に呼称が変更されました。
《2019年5月3日追記》
↑Robinさんのエントリです。以下一部抜粋してご紹介します。
"……全ての日本国民が「これまで聞いたことも無いものは信じない」という「正常性バイアス」を捨て、「科学的証拠が無い陰謀論はあり得ない」という「井の中の蛙の唯物論」をやめ、「静かなる国家侵略を最前線で目の当たりにしている者達」、即ち集団ストーカー被害者(targeted individuals)の声にそろそろ真剣に耳を傾ける覚悟を決めていただきたいと強く願っています。

 

最後に、映画『ドクター・ストレンジ』に出てくる魔術師エンシェント・ワン(Ancient One)の台詞で今回の記事を締めたいと思います。

「引用元がたかがエンタメ作品でしかない映画だなんて」と脊椎反射で感じてしまう盲目な人達への、メタ的な皮肉を込めて。

“You're a man looking at the world through a keyhole. You've spent your whole life trying to widen that keyhole... to see more, to know more. And now, on hearing that it can be widened, in ways you can't imagine, you reject the possibility.”

 

貴方は、鍵穴から世界を覗いてきたような人間です。その鍵穴を拡げることに、人生を捧げてきました。より多くを見るため、より多くを知るために。さて今、その鍵穴は拡げられるのだと聞いた貴方は、可能性を拒絶しています。想像できないから、という理由だけで。

《2019年5月4日追記》